2014年09月03日
月初なのでまぁまぁ忙しいのだが、月末の下ごしらえが良かったのかお昼頃から時間に余裕ができてしまった。
2年ほど前に琉球の古民家を再生したスパの見学以来、“ハナリ”の島々にやってくるのは久しぶりだ。
“ハナリ”とは、勝連半島から“海中道路”で渡る・平安座島、・宮城島、・伊計島 の与勝諸島の島々の総称でもあり、平安座島も同じく“ハナリ”、宮城島は“タカハナリ”、伊計島は“イチハナリ”と呼ばれている。
1972年に海中道路ができるまでは、勝連半島と平安座島(ハナリ)は浅瀬が広がっており、徒歩、又は米軍払い下げの水陸両用トラックで行き来ができたそうです。
宮城島は標高の高い陵丘が多い事から“タカハナリ”と呼ばれ、平安座島と(桃原)橋で繋がったのは1974年。
伊計島の“イチハナリ”は、“一番離れている”からという説が最も一般的ですが、伊計の沖縄の発音が“イチェー”だから“イチェーぬハナリ”というレア説もあります。
宮城島と伊計大橋で繋がったのは1982年。
上の写真は海中道路を平安座島(左手)に向かっているところです。
近年「海の駅あやはし館」を中心として「あやはしロードパーク」が整備され、お食事やお土産物の販売、マリンレジャーを楽しめるようになりました。
夏休みや休日にはウィンドサーフィンの帆がたくさん走っていて、見ているだけでも気持ちいいですよ d(^ ^
今日は事前に知人からランチスポットの情報をゲットしていて、平安座島に入るとまっすぐそこに向かいました。
お店の名前は「Cafe いっぷく屋」。
お目当ては“イカ墨おにぎり”と“浜比嘉島を望むロケーション”です♪
私は平安座島に入ってすぐ左折する山道で向かうコースをチョイスしましたが、一番大きな幹線道路からでも簡単にたどり着けるみたいですよ。
至るところに下の写真のような案内プレートがありました。
無事到着。
ランチのピークは終わったみたいですね。ゲストはPROだけです。
人気の「上等テラス」に座る事ができました。
手作り感満載のテラスですが、いい眺望ですねぇ。
正面には浜比嘉大橋がいいアングルです。
山(丘?)の中腹で少し高い位置にあるせいでしょうか、気持ちの良い風が流れ込んできて快適でした。
時間が止まった感じでとても贅沢な空間ですよ。
もちろんテラス席だけではなく、屋内のテーブル席もありますよ。
窓ガラス全開でクーラーかかってないんじゃないかなぁ...?
ご主人の趣味でしょうか? なかなかクラッシックなオーディオセットからゆったりとしたジャズがBGMで流れていて、エスニックな木製の風鈴の音がとてもリラックスさせてくれます。
冷麺が一番人気のようですが、PROは“温麺”と“イカ墨おにぎり”をいただきました。
“温麺”はスープがPROの大好きな沖縄の中味汁(豚の臓物の汁物)とコラボしているので迷わずオーダー。
“温麺(並)@950円” + “イカ墨おにぎり(2個)@300円” で計1,250円とまぁ安くはないランチでした。
麺が沖縄ではあまり見る事がない盛岡冷麺の半生タイプに似た半透明なツルシコなやつ。
小麦粉だけではなくジャガイモのでんぷんも配合して練られているそうです。
“イカ墨おにぎり”はまさに沖縄の味。
イカ墨よりもどちらかというとお肉(豚)の出汁の味の方がしっかりしています。
歯も黒くならないしw、女性陣にも抵抗ないと思いますよ。
食事後は“イチハナリ”までドライブ。
学生時代によくビーチーパーティーをした“伊計ビーチ”や、東海岸では比較的大型リゾートだったホテルが閉館して新しいオーナーがリニューアルしたというので見学してきました。
以前は、この大型リゾートホテルくらいしか観光スポットがなく、今のようにカフェ等の食事施設やショッピング施設も乏しかったので“わ”ナンバーの沖縄レンタカー は少なかった気がします。
見学した大型リゾートの賑わいから察するに、今日はそれほど宿泊のお客様はいらっしゃらないような気がするのですが、道中はたくさんの沖縄レンタカー とすれ違いました。
宿泊施設ほど金額は大きくならないかもしれませんが、飲食施設やショッピング施設のおかげで来域人数は良い調子で稼いでいるのではないでしょうか。
“点”が“線”になって、さらに“面”になっていく。
頑張れうるま市観光人!
おまけ。
“タカハナリ(宮城島)”の高台から望む津堅島。海水浴とニンジンが有名な船で渡る離島です。
右手には石油備蓄基地の貯蔵タンクが林立し、夜はライトアップされてなかなか幻想的です。
クルマの免許を取ると女の子と“萌え~”に来たなぁ。
あれ。嫁さんだったっけ?w
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