2015年01月06日
先日、金城町の石畳に行った時にちょっと覗いてみました。
寒川線の坂道を登り始めてすぐの場所に「泡盛館」があります。
お店の前には3~4台ほどの駐車スペースがありますので、沖縄レンタカー をご利用の観光客でも気軽に立ち寄りできますね。
店内に入るとほのかな泡盛、いえ古酒(くーす)の匂いを感じます。
若い泡盛のそれとは明らかに違う甘い香りです。
ここは酒造所ではないのですが、たくさんの古酒甕を展示しているので、この香りは甕から漂っていると思います。
1階の限られたスペースだけでもかなりの数の展示ですが、入口にいらした宮城館長に勧められて地下1階に降りると、これまた迫力のラインナップでした。
お酒だけではなく、お勉強もできますよ♪
PROは“仕次ぎ”という古酒のブレンドの方法や、14~16世紀の琉球国が中国や韓国、そして東南アジアの各国と交易し、泡盛をはじめとする物資や文化が行き交い繁栄していった様子が興味深かったですね。
その他、館内には沖縄の著名人が「泡盛の日(11月1日)」に仕込んだ泡盛や、1本25~30万円するような古酒も見られます。
館長のこだわりは何といっても30年クラスの本格的古酒。
巷の居酒屋等でも古酒が氾濫していますが、それらは3年モノが専ら。
一応、3年モノから古酒を名乗れるのですが、30年モノを横綱に例えると前頭の最下位どころか十両に成りたてのホヤホヤ、いわゆるやっと関取といったところでしょうねw
この泡盛館では玄人好みの横綱級が揃い踏みしていますので、ご興味のある方は是非一度お立ち寄りください。
〒903-0826 沖縄県那覇市首里寒川町1-81
TEL 098-885-5681 営業時間 10:00~18:30(火曜定休)