沖縄レンタカーPROブログ

初観戦 糸満ハーレー 【観光】

2012年06月25日






6月23日は沖縄では「慰霊の日」といって沖縄戦の戦没者の御霊を悼む日になっています。
今年はたまたま旧暦の5月4日にあたり、海の恵みに感謝し、よりいっそうの大漁と航海安全を祈願する「糸満ハーレー」の日と重なりました。


「那覇ハーリー」は何度か行った事があるのですが、40年以上生きてきていまだ「糸満ハーレー」はないんです。
常々観戦したいなと思っていたのですが、糸満の地理がよく分からないし、クルマを何処に停めるとか、諸々二の足踏んでいました。

今年は一念発起、初見学です!


今回は事前に糸満市の公式HP、それから新聞のイベント広告を調べ上げ、駐車場、送迎バス、タイムスケジュール、近隣飲食施設等をインプットしました。
おかげさまで、会場に到着したのイベント開始を20分ほど過ぎた程度で、「職域ハーレー」が始まってたところでしたb


糸満ハーレーは、・御願バーレー、・アガイスーブ、・クンヌカセー、・中学生バーレー、・青年団バーレー、・職域ハーレー 等のカテゴリーに分かれており、職域バーレーは地域の会社、学校、グループ等、気の合う仲間たちと参加できる前座的なレースです。
ですので、目がギラついた真剣勝負ではなく(それなりに真剣ですがw)、比較的和やかな雰囲気の中で行われます。
PROが到着したのもそんなユルイ時間帯だったので、応援も和気あいあいでした。




青年団ハーレーは三村の次代を担う若人のプライドが激突!
 
 
職域で早目のレースが終わったチームは早速BBQ♪


どうです? なかなかやってくれそうな雰囲気でしょ


イカスミ汁 ライス付きで @500円




青年団ハーレーはなかなか迫力のある写真が撮れました。
やはり職域ハーレーと違って真剣です。
三村(西村、中村、新島)のサテライト的な位置づけなんですが、あと数年すれば彼らも順次一軍に上がってく訳です。
一軍選手達も自分たちの次代を担う彼らには期待をこめて厳しく指導をしている事でしょう。


糸満ハーレーを見学して“へぇ、こういうのいいなぁ♪” と思ったのは、職域ハーレーに参加した各グループが、レースの前後を気の合う仲間や家族も参加してバーベキューを愉しんでいる事です。
写真のチームは既にレースが済んで、完全に戦闘状態オフ。オリオンビール片手においしそうなお肉を焼き始めています。
写真を撮らせてほしいとお願いしたら快くOK。ところが、“あ、待ってよ。まだ焼き鳥しか焼いてないからひんすー(貧相)ふーじやっさー(恥)。今牛肉焼くからもう一枚撮って!!” って。
思わず笑っちゃいましたw


さてさて、ちょっと休憩してPROもそろそろお昼ご飯にします。
糸満漁港のすぐそばに「中央市場」というエリアがあるので予めそこに行こうと狙ってました。

漁港の南側に出るとすぐに見つかりました。
「あんまー魚市場」。和訳すると「お袋の魚市場」。“中で食事できます。” なんてそそるキャッチコピーじゃないですか。
いかにも魚屋さんが定食もやってます的でこりゃ旨いに違いない♪

お店に入ると元気のいい長靴履いたにぃせぇ(兄さん)が対応。
メニューは、・刺身単品(500円~1,000円)、・ネギトロ丼(300円)、・イカスミ汁(500円) の3品。
お刺身は500円~1,000円といっても大量なのでムリそう。ちょっと熱いものをお腹に入れたかったでもあるのでイカスミ汁にしました。

新鮮なプリプリのイカ、口に入れるとホロっと崩れる豚肉、イカの出汁、豚肉の出汁がしっかり浸み込んだしぶい(冬瓜)。
あぁ、市場の近くで食べるとどうしてこんなに美味しんだろう...。思わず恍惚としてしまいます。



さて、糸満ハーレーを総括すると、「糸満市民の」、「糸満市民による」、「糸満市民のため」イベントというのがにじみ出ていてすごく地域の情緒が感じられました。
比較するのは申し訳ないのですが、那覇ハーリーは県都という事もあって全県的で“那覇らしさ” というものが見えてこないんですね。
出店の数も多く、著名なタレントが出演し、大掛かりな花火もドンドコドン。しかしそこに「那覇ならではの○○」があまり感じられないという事を、糸満ハーレーを見学して初めて思いました。
※そういえば「那覇らしさ」ってどんな感じなんですかね? 首里らしさって何となくわかるけど、那覇ってもしかしたら沖縄県で一番ヤマト化しているエリアかもしれませんね。

もちろん、糸満ハーレーもいとまんちゅ以外も会場にいるし、それこそ観光客もそこそこウロウロしています。
でも会場も、人間も、空気も糸満らしさが感じられるんですよねぇ。だから、たしまんちゅ(よそ者)も糸満のこの文化に敬意を払っているというか。


なんかとても心地の良いイベントに触れる事が出来て充実した気分です。

駐車場も第1(市役所)と第2(北漁港)の広大なスペースが二つ準備されていて十分でした。
そこからの送迎も5分以内で、停車場からも歩いて5分以内です。
沖縄レンタカーの観光客にもご不便はかけないと思いますのでこの時期に沖縄旅行にいらっしゃるなら是非体験してほしいですね。


多分来年も来ちゃいますわ、きっと、いやまぢでw





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