2015年09月27日
久しぶりに美味いラーメンに出会いました。
与那原町の「支那そば かでかる」。
教えてくれたKIYOMIさんに感謝です m(^ ^)m
敢えて“支那そば” を名乗るこのお店。
たしか“中華そば” という呼び方もあるし、これらはラーメンとは違うのでしょうか?
「新横浜ラーメン博物館」をググってみると...
結論としては同じものを指すようです。
中国の麺料理が“ラーメン” へと変化していったのは大体イメージできると思うのですが、明治初期の頃は“南京そば” と呼ばれていたそうです。(← “南京そば” というのは初耳)
“南京”、“支那”、“中華” というのは全て中国を意味するそうで、いわゆる中国の麺という意味。
その後、明治中期頃は“支那そば” や“柳麺”、“老麺” 等と呼ばれるようになり、戦後“支那” という言葉から“中華” へと変化していったとの事。
地名による区別ではなく味で区別すると、“味噌”、“醤油”、“塩”、“とんこつ”、あと最近では“とんこつ醤油” というのも耳にしますね。
PROがはじめて“中華そば” を名乗るお店で食べたのは神戸の三宮で、細麺に醤油ベース、チャーシュー、メンマ、きざみネギといった非常にシンプルなモノだったのを覚えています。
これによってPROがイメージする“中華そば” は、イコール“醤油ラーメン” で刷り込まれた感じですね。
※これは間違った定義かもしれませんが...
場所は与那原小学校の斜向かい。
西原方面からだと小学校の少し手前の左側です。
建物は平屋でさほど大きくありません。
また看板の字もけっこうくずして書かれていますので「支那そば」や「かでかる」という文字はクルマを運転しながらだと眼に入りにくいかもしれません。
「わんたんめん」という文字が認識しやすいと思います。
駐車場はお店の前に3台、となりのスペースに2台ありますので、お店のキャパシティから考えると十分でしょう。
沖縄 レンタカー でお越しになる観光客の方にも備え万全です。
店内はさっぱり、カウンター約5席、2名掛けのテーブルが4つ? 5つ?
とにかく空間が広々としていてゆったりと座れます。
傍らには自家製麺を打つ「製麺室」があり、それほど大きくない建物なのに、スペースを惜しまず必要な機能、必要な空間を大切にしている感じでした d(^^
びっくりしたのは麺です。
フツー細麺というとあまり味はなく、濃いめのスープを絡めてズルズルッとすする感触を楽しむイメージなのですが、「かでかる」さんの麺はモチモチしていて味がある。すするのがもったいなくて噛んで味わいたい麺でした。
麺の主張があるので、あっさりめの醤油スープがちょうどいい感じでハモっています。
ただ、にんにくや長ネギといったくんち系(=馬力、エネルギーの意)の出汁もしっかり感じられるバランスの良いスープに仕上がっています。
メニューは写真のとおり。
主力ラインナップは、・支那そば、・わんたんめん、・焼豚めん、焼豚わんたんめん のカルテット。
その他、トッピングや小皿モノが準備されていました。
次回は夜に行って、“わんたん皿” や“焼豚皿” を肴にビールを楽しんで、ラストの〆に支那そばっていうのもいい感じかなぁ ...って想像しています。
ハンドルキーパーは誰にしようかなぁw
〒901-1303 沖縄県島尻郡与那原町字与那原839
TEL 098-946-1775 営業 11:00~15:00/18:00~22:00(月曜定休)