沖縄レンタカーPROブログ

「ドライブ」のネタ一覧

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INAC神戸レオネッサ 沖縄キャンプ 【ドライブ】

2012年03月27日






2011年は東日本大震災で日本中が悲痛なダメージを受けましたが、そんな中で精神的に大きな希望を与えてくれたのが女子サッカーの「なでしこジャパン」でしたね。
以来なでしこリーグの観客動員も飛躍的に伸び、日本だけではなく東アジアで注目されるスポーツカテゴリーになりました。


その翌年になでしこリーグのチャンピオンチームである「INAC神戸レオネッサ」が当地沖縄県でキャンプを行うのですから、否が応でも沖縄県民はフィーバーしちゃいます♪
初日から2日間ほどは曇天になっちゃいましたが、それ以降お陽さまがふりそそぐお天気が続いています。
空気は少々冷たいものの、本土からやってきた選手たちには暖かいのかもしれません。


そんな訳で、サッカー狂でもない私までキャンプを見学して、TVニュース等でお馴染みの人気選手でもストーカーしてみようとメイン競技場のある読谷村までやって来ました。

場所の「読谷村陸上競技場」はけっこう新しい施設のようで、同じ中部の私も詳しい場所を知りません。googleで検索してみるとどうやら座喜味にあった旧米軍読谷飛行場跡地を開発している場所にあるようで、近くには新しくなった「読谷村役場」や「平和の森球場」、JAおきなわが運営する「ファーマーズマーケット ゆんた市場」等、だだっ広い土地に少しずついろいろな施設が出来はじめています。

たしかに地面は飛行場跡らしき粗いアスファルトの名残りが見られますが、ゆくゆくはこの辺りにいろいろなものができて読谷村の中心地にある気配を見せています。
つくづく基地がある事でガラパゴスのように経済と隔絶されていたんだなぁ... と感じました。


そんな話はさておき、いざ陸上競技場にやって来たのですが、駐車場、道行く人々、周りの喧騒からぜーんぜんそんな雰囲気を感じません。
駐車場から競技場までのしらけた道をてくてく歩いていくと、がーーーーーん!
“本日予定されておりましたINAC神戸レオネッサの午前中の練習は、急きょ「沖縄県総合運動公園 陸上競技場」に場所が変更になりました。云々”の貼り紙が...。

しばし(5秒くらいw)虚脱感に打ちひしがれましたが、そこは自営業の強み♪ 時間の使い方はどうにでもなる沖縄レンタカーPRO(以下、PROと呼ぶことにしますw)はきびすを返して泡瀬(総合運動公園があるところ)に向かう事にしました。(ガッツ!)


   




そんな訳で約35分ほどの延長ドライブ乗り切って、やって来ました「沖縄県総合運動公園 陸上競技場」。
するする。何やら人が集まっている匂いがプンプンします。


満車の駐車場。一般車両から“わ”ナンバーの沖縄レンタカー、選手が移動に利用する貸切バスから報道車両まで。
間違いありません。PROが追っていた獲物はここにいます~。


いそいそと競技場にやって来ましたが、どうやら競技場内は一部メディア以外は立ち入り禁止のようです。
本土から追っかけしてきたサポーターから、サッカーなんて一度も観た事がなさそうな地元のオバちゃんまでフェンスに“かぶりつき”状態。
最近、お肌のハリがなくなってきたPROは、顔にフェンスの跡がつくとなかなか元に戻らないのでさすがに“かぶりつき”はしませんでしたが、望遠もないチャチなデジカメでなんとかかんとか写真を撮りました。


誰が誰だか全然識別できませんでしたが、ゴールキーパーだけはW杯でPKをスーパーセーブ連発した海堀選手だと分かりました。(ホントにどうにか...w)
こりゃ練習終了後のバス乗り込みタイミングしかいい写真は撮れそうもない感じですね。


   




という事で、練習終了後のバス乗り込みの時に沿道にスタンバってお写真タイム。
そりゃぁもう大騒ぎで、川澄選手だとか、大野選手だとか、高瀬選手だとか、田中選手等々は周りからガンガン手とか頭が出てきて全然いい写真が撮れませんでした(悔)

なんとか見栄えがいいのが上の2枚。GKの海堀選手とDFの近賀選手。
けっして二人が不人気選手w というワケではなくて、ホントにたまたまタイミングよくレンズに邪魔が入りませんでした♪


しかし、それにしてもこういうフィーバーを整理するスタッフの姉ちゃんのウルセー事。
“もっと前に詰めてくださいっ!”、“あんな事しちゃダメですっ!”、“こんな事しちゃダメですっ!”ってそんなに怒った口調でいう事ねぇのに。


まぁ、そんなお姉ちゃんも普段はきっといい人なんだと信じて、来年もINAC神戸が沖縄キャンプにやって来ることをPROは祈っちょります。



散策♪ 港川の外人住宅街 【ドライブ】

2012年03月12日






前々から嫁に「ここ面白いお店がいっぱいあるよ。行ってみたら?」と勧められていました。
港川の外人住宅街。今日初めて知ったのですが、正式には「港川ステイツサイドタウン」というそうです。


空気は冷たいのですが、久しぶりの晴れ。車中で窓を閉めればジワァ~っと汗ばむお天気。
外観を撮る機会が多くなりそうだったのでお天気が良くなる日を待ってました。
計画してから2週間ほどお預け喰らっていたような気がします。


嫁は今流行の“女子会”でとあるカフェを利用したそうですが、そのお店が気に入ったというよりも街づくりにいたく興味を引かれたようです。
中部で育った私にはさほど珍しくもない外人住宅ですが、那覇育ちの嫁にとっては見慣れない建築物と、それをお洒落に再利用しているのがかなり新鮮だったのではないでしょうか。


そんな訳で私も仕事柄、観光客に紹介でいるようなスポットであれば是非にも実地見聞をしなくては ...といざやってまいりました。
ひじょ~に分かりにくい“す~じぐゎ~”から入って、さらに「車はどこに停めればいいの?」ってな感じの街のつくり。
仕方がないのでちょいとニュートラルというかグレーゾーンというか、はたまたホントにここに停めていいのか分からない場所に駐車して散策開始です。


案内板を見ると飲食店だけではなく、ネイルサロンや美容室、タトゥーショップに学童園、一般企業の事務所まで多様な品揃え(店揃え?w)
かなりひしめき合った状態で各店舗近い場所に駐車スペースを割り当てられているようです。
とりあえず昼食でお世話になるお店を決めてあらためて車を移動する事にしました。


何店舗かまわる中で、ある反省が...。
そう、今日は月曜日。定休日のお店がけっこうな数あります。そうですよね。週末が稼ぎ時で今日はみなさん休みたいよねぇw
私が好きなエスニック系のお店もお休みでしたし、嫁にお土産買っていこうと思っていたパン屋さんも...。

そうなると逆にそんな月曜日に営業しているお店はまぁまぁの人の入りです。
おしゃべりの聞こえる店を覗くと見事に満席でした。


奥の方まで行って引き返し、もうすぐ案内板のところまで戻ろうかというポイント。
「あれ、カフェって書いてるけど車1台も停まってないゾ」。珍しくまだお客さんがいないカフェがありました。


お店の名前は「MERCI CAFE(メルシー・カフェ)」。メニューボードには“今日のランチ 自家製ソーセージプレート”。
いいじゃないですか! そもそもカフェなんてお洒落な食事処が似合わない風貌の私。他にお客さんがいないのはどちらかというとウェルカムですw



MERCI CAFE

自家製ソーセージと玄米のプレート 




オーダーしてまずはハーブティーが。
ハーブによっては苦手なものもあるんですが、お味の方はなかなかイケます。むか~し、町や~ぐゎで売っていた赤いアメリカ製のガムの味がしました。懐かしい♪
お姉さんがこのハーブティーを持って来てくれた時、ハーブの説明をさえぎって私が質問しちゃったもんだから何のハーブかわかんなくなっちゃったw


ほどなく沖縄レンタカーでやって来た赤ちゃん連れの若いご夫婦が来店。
どうやら奥に個室があるらしく、テーブル席ではツラい赤ちゃんがいるのでお姉さんの方からオススメしていました。
こういう気配りのできるお店ってなんかウレシイですよね。


さぁ、メインのプレートが登場。う~ん、バジルのいい香りです。
早速自家製のソーセージから賞味。あら、腸詰めの燻製ではなくアメリカンブレックファストのような成型のみのタイプですね。
ジューシーな脂がほとばしるわけではありませんが、こういう野趣あふれる舌触りとシンプルな味も大好きです♪
バジルはソーセージではなくミートソースから強く香っています。

お米も白米と玄米、フォカッチャから選べるのですが、白米のように甘みがあるよりも、玄米みたいに単純な方がお肉とソースの味と香りを愉しめるような気がします。

他意はありませんが実は一番インパクトがあったのが付け合せのザワークラフト(キャベツの酢漬け)。
浅く漬けてあって日本人にはこのくらいが良いかと。ビールを我慢するのが酷でしたw


この「MERCI CAFE」。帰ってからインターネットで検索すると今年の1月にこの外人住宅街にあらたに仲間入りした新装開店店舗のようです。
まだ宣伝も浸透していないのでしょうが、このお料理と接遇サービスがあれば直にファンが根付いてくると思われます。
駐車場も他のお店よりも多く確保しているようですし、レンタカーのお客さんにはお勧めですね b
このネタ帳を見た観光客が行った時に、地元のOLさん達に場所を取られていると嫌だなぁw




オハコルテ??? ...と読むのかな


タルトの大群w 苺の旬なんですねぇ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆


 自家製のパン屋さん 残念ながら今日は定休日でした




帰りしな、甘い匂いに釣られてタルト屋さんにも立ち寄りました。
こちらは一般的なケーキ屋さんでは見ないような縦型の小さなショーケースにタルトがいっぱい。
時期的に苺のシーズンなんですね。6~7割は苺を使ったものでした。


こちらのお店もこだわりがあるんでしょう。
同じ苺のタルトでも “あまおう” とか “とよのか” とか “さがほのか” といった品種ごとに違ったタルトに仕上げていて、女性がとても喜びそうなお店でした。


店先のお庭にはパラソル付きのテーブルと小屋になったカウンターがあって屋外でタルトを愉しむことができます。
今日みたいにお天気が良ければ甘いものとコーヒーをしながら読書なんておしゃれかも。
まぁ、私には似合いませんがw




島すぱ たぁば~家 【ドライブ】

2012年03月11日






勝連半島から伸びる海中道路。海中とは名ばかりと評する観光客の方々も多いが平面上の“中”という事でご勘弁をw
その海中道路の先には、平安座島、宮城島、伊計島、そして浜比嘉島の各離島が車で渡れるようになっています。


現在はうるま市という2005年に4市町が合併した市名で呼ばれていますが、平安座、宮城、伊計の3島は与那城町、浜比嘉島は勝連町に属していました。
私達が高校生だった頃、遠浅で干潮時にはとても泳げない西海岸の著名ビーチよりも、水量豊富で突然水深が深くなる伊計ビーチの方が人気で、原付バイクの2人乗り数台でテクテクとビーチパーティーにいった想い出があります。


今回やってきたのは海中道路を渡ると最初に足を踏み入れる平安座島。
こちらに沖縄の伝統的な古民家を再生したスパがあるというので見学のためやってきました。


経営はPHGというスパ事業を運営する会社。
南洋リゾートをイメージするスパではなく、敢えてこの沖縄風古民家のコンセプトでやっているようです。



  



近年、この沖縄風古民家の再生事業はけっこう活発になっているらしく、先日ネタ帳で紹介した本部町のちゃんやーさんも宿泊施設として再生されてますね。
私も個人的には近代的なリゾート建築物よりもこちらの方が好きです。


技術が発達するに従って、鉄筋コンクリートの住宅に変遷していく中、沖縄風の古民家の数はどんどん減ってきています。
文明の利器がそこにあればその方向に進んでしまうのは致し方のないことかもしれません。
沖縄風古民家の所有者もこれを残したいという希望を持ちながらも実際の居住空間は新しい様式に移ってしまい、古民家のほとんどは壊さないまでも空き家化している現状です。


家というのは人が住まないとどんどん老朽化してしまうもの。そういう事情の中では宿泊施設、食事施設、またスパ施設等で人間が常時使用している方が維持の面でも有効かと思います。
古民家の中には“とーとーめー(仏壇)”をそのまま残しているところも多く、催事の時には休業して所有者にご利用いただいてしっかり共存を図っているようですよ。

このように古民家の所有者の都合と事業者の思惑がうまくマッチングできている事例として広がりを見せてほしいですね。


私が訪れたこの日は沖縄レンタカーはほとんど停まっておらず、予約も入っていないとの事でした。
これからこういう観光素材がもっと注目されて、駐車場が足りないほど観光レンタカーがやってくるといいと思います。




世界遺産 中城城跡 【ドライブ】

2012年03月09日






太平洋と東シナ海を同時に望むことができる中城城跡。
わった~しま宜野湾市のお隣り中城村にある自慢の世界遺産です♪


小・中・高校で必ず遠足の目的地にあがるこの場所は、慣れ親しんでいるもののその歴史は小学校3~4年の社会の時間に習ったくらい。
実際の歴史そっちのけでこの界隈の人間に浸透している母親のような景勝地です。


という事でちょっとだけ歴史の講釈ですw

14世紀中頃、やまとの世では室町時代に、先中城按司の初代が台城に居城を構え中城城を築き始め、その後一族が数世代にわたり南の郭、西の郭、一の郭、二の郭を築造したと言われています。
1440年、護佐丸が王命により座喜味城から移封、勝連の攻撃に備えて三の郭と北の郭を増築し完成させました。
1458年旧暦8月15日、勝連按司阿麻和利が首里王府軍の総大将として中城城を急襲。護佐丸滅亡後、中城城は王府の直轄地となり、王族又は1469年まで代理者が管理したようです。
1879年、明治政府が「琉球処分」を強行。廃藩置県により琉球は沖縄県となり、1700年代前半に設置された中城間切番所はそのまま一の郭に存続。
その後、1800年代後半に中城小学校や中城村役場の前身である中城間切役場が開設されましたが、1900年代前半に小学校は屋宜に移設、中城村役場は第二次世界大戦において焼失し、城郭内は無人地域となりました。
終戦後すぐに、民政府(琉球側)と中城村自治体を中心とした“中城村協議会”によって城跡の公園計画が進められ、1950年に売店・遊技場・闘牛場・レストランを備えた中城公園として復活。経営は民間企業に移譲されたり、再び中城村(加えて北中城村)に移管されたり、決して安定しているとは言えませんでした。
そうもしながらも2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録。2006年に日本城郭協会より「日本100名城」に選ばれ今に至ります。





上の写真は南の郭の下に広がる“ガンジャーガマ”から望む中城湾。
南は知念、北は勝連の両半島に抱かれ、西海岸のエメラルドグリーンの海と異なり空と同化したスカイブルーの海色です。


こうしてみると南部のグスクロードと勝連城跡とアーチ状になっていて、なにか悠久の歴史を感じさせますね。
残念ながら観光地としてはやんばるの今帰仁城跡、読谷の座喜味城跡ほど名が売れておらず、訪れる観光客も他の世界遺産グスク群の中では少ない方ではないでしょうか(泣)

私が訪れたこの日も大きな駐車場に沖縄レンタカーはほとんど停まっていませんでした。というより駐車場に車がほとんどありませんでした(泣×2)







帰りに中城若松の墓にも立ち寄りました。
中城若松は、安谷屋の若松ともいい、玉城朝薫作の組踊「執心鐘入」(1719年)の主人公のモデルとなった人物。
また、中城若松は尚円王(金丸)と安谷屋ノロとの間に生まれた子どもともいわれた安谷屋城主。のち首里に上り、上間村(現在の那覇市上間)の地頭職に就き「章氏」の始祖となったといわれています。


宜野湾市民としては世界遺産の中城城跡、近接する護佐丸の墓、そしてこの中城若松の墓がセットで観光名所として発展するといいですね。




は~るばる~来たよ♪ ウッパマビーチ 【ドライブ】

2012年02月12日






今帰仁村はウッパマビーチまでやって来ました。
青く輝く東シナ海の絨毯の上に古宇利大橋がくっきりと横たわっています。


この今帰仁の長閑な海沿いに、以前同じ会社で働いていた同僚がお宿を開業したというので訪ねてみました。
お宿の名前は「沖縄のひとつ宿 tinto*tinto」。おやじさんが営む「オルッサの宿 マチャン・マチャン」と同じ敷地内に親子で別棟運営という面白いスタイルでやっています。



この日はとても良いお天気でドライブ日和。
とはいうものの観光シーズンとしてはまだ閑散期なのでここまでの道のりは渋滞にあう事もなく、また途中途中の観光施設もすこぶる賑わっているという風でもありませんでした。


  


到着すると駐車場らしきスペースに沖縄レンタカーが2台停まっています。
敷地内に入って最初の建物は「マチャン・マチャン」のようで、中庭の敷石を目で辿ると奥にもう1軒。
どうやらこれが「tinto*tinto」だな。


「tinto*tinto」の門をくぐるとなにやらトントンとまな板を叩く調理の音が...。
覗いてみると元同僚が晩ごはんの下ごしらえをしていました。


この後、今日チェックインのお客様がいらっしゃるようでその準備との事。
邪魔しちゃって申し訳ないが無理やり休憩させちゃいましたw


この「tinto*tinto」、客室数はなんと1室。
夫婦二人で切り盛りしているので当然といえば当然だが、なによりも二人のホスピタリティをすべてこの1組に注ぎたいというのが最大の理由だそうだ。
お部屋の詳細はコチラ


確かに彼(オーナーの江本さん)、サラリーマン時代から仕事がきめ細やかでした。
企画書しかり、営業トークも理路整然、アフターケアも“そこまでやるかっ?”ってな感じ。
ノリで営業やってる私にはまずムリですなw


そんなご夫婦がやっているオンリーワンのこのお宿。
是非一度泊まってみたいものだが、この贅沢は私のような沖縄産のんべぇではなく観光客にしっかりと味わってもらい、沖縄ファンとなって二度三度とご来沖いただきたいさぁ。


 





帰りしな、ちかくにあるウッパマビーチにも立ち寄りしました。

隣接する「リゾートホテルベルパライソ」さんのフロントにご了解を得て写真を数枚パチリ。
この日は少々風が強かったのですが空気はとてもクリア。
右手には古宇利島と古宇利大橋。やや左に目を移すと彼方に伊是名島と伊平屋島まで望む事が出来ました。


今回、久しぶりに名護、瀬底島、備瀬、八重岳、今帰仁とやんばるをぐるっと周りましたが、中南部にはない止まった時間を満喫する事が出来ました。
やんばるがどんどん好きになっていきます♪






よんな~ドライブ 瀬底島 【ドライブ】

2012年02月08日






沖縄本島周辺にはたくさんの離島がありますが、その中には橋が架けられてクルマで行ける島がいくつかあります。
ざっと思いつくところで北から...
・古宇利島(古宇利大橋)
・屋我地島(屋我地大橋、ワルミ大橋)
・瀬底島(瀬底大橋)
・平安座島(海中道路)
・宮城島(桃原橋)
・伊計島(伊計大橋)
・奥武島(奥武橋)     ...といった感じですかね。


サクっと調べてみると一番古いのは現南城市の奥武橋。
1936年に木造の橋が架けられたのを最初に現在は6代目になるそうです。

続いて屋我地大橋の1953年、海中道路の1961年、桃原橋1974年、伊計大橋1982年、今回お邪魔した瀬底島の瀬底大橋は1985年、古宇利大橋2005年、ワルミ大橋2010年の順になっています。(あくまでサクっとですので間違っていたらゴメンナサイ)


写真は瀬底大橋。
先日の晴れ間にこの橋を通って瀬底島に渡りました。



渡って最初の目的地は島のほぼ中央やや南側地点にある「FOUR ROOMS」というプチホテル。
その名のとおり客室は4室のみ。
“緩やかな時間を自分達(&若干の隣人と)だけで静かに愉しみたい”というお客様のための大人の小さなホテルです。

基本2名1組でカップルか女性同士のお客様限定でお受けしているようです。
(最近からオフシーズンは3名1組も受け付けているみたいですね)
旅行代理店や宿泊サイトとも契約していないのですが、むこう半年先くらいまで予約でいっぱいとの事。
すごいですね。





個人的にはこの「FOUR ROOMS」や先日紹介した古民家宿泊移設のような趣は大好きで、こちらの方が超豪華なリゾートホテルよりも沖縄らしさを体感できるのかな... と思っています。

我が家は既に二人子供がいますが、子供達も独り立ちして嫁と二人になったら是非1泊してみたいですねぇ。




「FOUR ROOMS」を後にして次は瀬底ビーチに。
暖かいとはいえ冬の海。夏の大混雑とはうってかわってのんびり静か~な駐車場。
悪評嘖々の係員もいないので夏場は入っちゃいけないビーチ手前まで車を進めました。


停まっているのは中型バイクが1台と一般乗用車が2台。
一般乗用車の方は2台とも沖縄レンタカーですが、ビーチの西側に有閑マダム3人組がお散歩しているのでどちらか1台はこちらのマダム達のかな?

東側にも年齢不詳の2人組と、それから1人遠くを見つめている学生さん風の男子。
皆さんのんびりと止まった時間を愉しんでいます。


  
 
 

帰りしなクルマを一旦停めて、例の途中で建設中断となった大型リゾートもパチリ。
まだ再開の噂もありますが、現状では“兵どもの夢のあと”状態です。
当時は55平米/1室 × 100室 の開発という事でかなり注目を集めていましたが、今では島の負の遺産的な象徴になりつつあり、このまま放置されるのは何とも心が痛みます。


開発計画を聞いた時は正直反対でしたけど、このように一旦はじめてから途中で投げ出されるのが一番島のためになりません。
ダウンサイズしてもいいので(いや、どちらかというとダウンサイズするべき)、なにか有効利用できる形で進めてほしいものです。







さて、そろそろこの“夢のあと”に別れを告げ本島に戻りましょうか。

今、沖縄の周辺離島で注目された島は必ず開発の波が押し寄せてきます。
この瀬底島もこのように傷つけられたし、人気の古宇利島ももしかしたら第2の瀬底島になるかもしれません。
古宇利島がこうならないようにする、そして叶う事なら瀬底島ももう一度再生できるよう、アイディア提起や情報発信をしていきます。
今年の夏にまた素晴らしい写真をお届けいたしますのでご期待ください。






第34回 本部八重岳桜まつり 【ドライブ】

2012年02月06日






年が明けて早1ヶ月が過ぎました。
ここ沖縄はプロ野球キャンプと(寒緋)桜で既に春を感じられる日も。


1週間ほど前になりますが、晴れ間の覗いた一瞬の隙をついて本部町の八重岳に桜を見に行きました。
沖縄の桜は本島、宮古、石垣を問わず咲きますが、この梅の色合いに似た濃いピンクの桜はやはり本島北部の名護岳、八重岳、今帰仁城跡のプロモーションが比較的浸透していて県民も桜を見に行くとなればやんばる(北部)に足を運びます。


私自身は名護岳には何度か家族と一緒に見学に来た事はありますが、本部町の八重岳は初めてです。
沖縄自動車道で許田ICを降りてから一般道を本部半島海沿いに北上してきましたが、平日、且つお昼前という時間もあり道は空き空きで予定よりも順調に到着しました。


八重岳手前から少しづつ交通量が増えてきて、やっと沖縄レンタカーを見かけるようになりましたが、それでもまだ地元客の方が多いように感じます。
ときおり見かける大型バスには中国語で団体名が書かれていたので大陸(中華人民共和国)か台湾(中華民国)の外国人観光客もいらっしゃるようです。


車を停めたメインの広~い駐車場は八重岳の中腹5合目にあるらしく、はじめての私はあとで車が停められなくなるのが嫌だったので安全策をとってここに駐車。
立て看板によると「中腹6分咲き、頂上7分咲き」と書かれているので、それからてくてくと頂上に向けて登り始めました。


少しづつ山道はピンク色の花びらをまとい、ほどなくさながらトンネルのような様相。
山を望んでいたのをふと振り向くと青い空に桃色がとてもよく映えています。






残り5合の道のりはあとどのくらいないんでしょう? しばらく歩きますが道はなかなか絶えません。
だんだんと汗ばんできた私をクルマがどんどん抜き去って上に向かっていきます。
どうやら頂上付近にも駐車場があるようですね。
次回からはもっと上までクルマで行く事にします。


8合目まできたところでタイムアップ。体力はまだ少しだけ残っていますが、ここで引き返さないと次の見学地がこなせなくなりそうです。
引き返すことになったポイントで撮った最後の1枚は伊江島たっちゅーを背景になかなかお気に入りになりました。






 

本島内には八重岳以外にも緩やかな登山コースが整備された名護岳、ライトアップが幻想的な今帰仁城跡、最近では南部の八重瀬町なども桜鑑賞のスポットがあります。
2月5日で“お祭りモード”はほぼ終了しましたが一番の見頃はもしかしたら今週末かも。
最近外出をおっくうがっている婆さんを孫をだしに連れ出そうと嫁と画策しています。


美味しいものも食べながらやんばる路を愉しみたいと思います。




備瀬散策 古民家・ちゃんやー 【ドライブ】

2012年01月30日






本部町備瀬にあるフクギ並木。行った事ありますか?
夏は涼風、冬は木漏れ陽で暑さ寒さを和らげる私のお気に入りの散策道です。


冬の沖縄は厳寒ならずともお陽さまが顔を出す日が少なく、風が強いとそれなりに寒さを感じるのですが、1月も下旬になりやっと陽が差す日もみられるようになりました。
今日は久しぶりにやんばる路をドライブしています♪


海洋博記念公園(正式名称は「国営沖縄記念公園」?)の北側にある、その昔は遊園地だった旧「エキスポランド」をフェンス沿いに進むと少し拓けた場所が「フクギ並木」のスタート地点。
ここに無料駐車場もありますので沖縄レンタカーをご利用の方はこちらに停めると便利でしょう。
しかし全長1kmもあるのでそのままクルマで車窓見学で済ます方もいらっしゃいますが、時間のある方は水牛車でゆっくりと観光なさるのもいいんじゃないでしょうか。


散策していると潮の香りに気づくはず。
時折交差する横道に目をやると穏やかな海と閑かなビーチが並木の隙間から輝いています。






今日備瀬にやってきたのは目的がありまして、「ちゃんやー」という古民家で宿泊と食事を提供する施設を見学したくてやってきました。
先程の無料駐車場からはけっこう歩き、まもなくフクギ並木も終盤か? と思い始めたところで看板を発見。
看板の傍には5~6台停められる専用駐車場。さらに施設にも2台ほど駐車スペースがあり、今日もレンタカーがしっかり停まっています。


敷地内に入るとまず最初に陽あたりの良い小庭があり、ブーゲンビリア等のあかばな~(赤い花)が質素な情景に彩りを添えています。
奥の方から人の話し声と何か食事の匂いがするので行ってみると食事用の古民家があり、どうやらここが施設の母屋的な役割を果たしているようです。


ちょっとランチには遅めの時間だったのですが、中にはお客様が2組。
宿泊客なのかお食事のみなのかはわかりませんが和気あいあいとお食事を愉しんでらっしゃいました。


スタッフは男性一人と女性一人。もしかしたらどちらかはオーナーだったのかもしれません。
「やんばるのドライブコースを作っているので写真を撮らせていただけないでしょうか?」とお願いすると快くお許しいただき、施設の気さくさを感じる事も出来ました。




  





ここ数年沖縄のホテルは外資、本土を問わず多くのホテルが進出しています。
贅を極めた高級リゾートホテルは次々と外資へ経営権譲渡。那覇市内のシティホテルは諸々省いたビジネスホテルに客を奪われ、そして安値限界が近づくと新たにシティとビジネスの中間レンジのホテルが登場し始めました。

選択肢が増える事はお客様にとって良い事なのかもしれませんが、私の目には心の通わない洋風のハコ物だけが増えているように映ります。


観光1,000万人時代は到来してくれなくていいので、私はこの「ちゃんやー」のようなお客様全員の顔を憶えられるような宿泊施設をお客様には味わってほしいなと思います。

また再び、沖縄に来ていただくためにも。




奥武島(おーじま)のてんぷら 【ドライブ】

2011年12月27日






12月にはいってずーっとぐずついた天気が続いていましたが、先週あたりから少しお陽さまが顔を出すようになっています♪
それでもすっかり空気は冷たくなって沖縄も冬らしく? なりました。


そんな時はドライブにかぎりますね。
車の中は冷たい空気を遮断して太陽の熱だけをとりこんでくれるので家に閉じこもっているより暖かいです。


今日の針路は南。
最近の沖縄関係のBlogネタはやんばる(北部)の古宇利島の話題がとても多く、南部がちょっと寂しい感じがします。
私自身もあまり行く機会がないので久しぶりに奥武島(おーじま)に行く事にしました。


奥武島は旧玉城村の東海岸に接する島で、100mにも満たない橋によって沖縄本島と繋がっています。
現在は南城市という ・佐敷町、・知念村、・玉城村、・大里村 という2006年に4町村が合併してできた市に属していて、非常にのどかな島です。


島の産業は漁業が中心ですが、獲れたての魚介類やもずくで揚げる沖縄風てんぷらがクチコミで有名になり、約10年ほど前から観光客も沖縄レンタカーを利用してやって来るようになりました。
今ではその観光客を目あてにしたマリンスポーツ業者がショップを開店したり、本土からの移住者のためのマンション等の開発でちょっと“らしさ”が損なわれている感も...。

土・日・祝日には県内、県外のドライブ客が大挙して島にやってきててんぷら屋の前に行列を作り、揚げたてのてんぷらを港や浜辺でほおばる姿でいっぱいです。


国道330号線沿いに住んでいる私は中城村の山を越えて国道329号線にわたり、与那原から国道331号線で知念半島に沿って南下します。
約1時間くらいの道のりでしょうか。玉城城跡にさしかかったあたりでようやく奥武島が見えてきます。
※上の写真はそのポイントでパチリ♪


以前は奥武島に渡る橋を越えるとすぐ右側にある「中本鮮魚店」でてんぷらを買っていましたが、最近いろいろとBlogを見ていると島の反対側にある「大城てんぷら店」が旨いと評判なので今回はその店のてんぷらに挑戦する事にしました。
※下の2枚は国道331号線から島に曲がる標識と橋の写真。「中本鮮魚店」はこの橋の右にあります。


  



島の反対側は太平洋を望み、どこまでも続く海原は頭の中をニュートラルにしてくれます。
橋のあたりほど賑いはなく、民家と民宿と「大城てんぷら店」くらいしかありませんw


早速てんぷらを注文。 ・魚、・イカ、・野菜(かきあげ)、・アーサ の4つで240円なり。
たったこれだけ? と思うかもしれませんが、けっこうお腹いっぱいになるんですよ。




たしかに「中本鮮魚店」のてんぷらと違いますね。
「中本」は昔ながらの沖縄風でふっくら、しっとり系ですが、「大城」はクリスプ系でパリパリしています。
好みは人によって違うので優劣つけるのではなく、どちらも美味しいと思いますよ。


さて、お腹もいっぱいになったしそろそろ出発しますか。
帰りにひめゆりの塔のドライブインで「カボチャのサーターアンダギー(さとうてんぷら)」をお土産に買って帰ろう♪ (揚げ物ばっかりw)





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