沖縄レンタカーPROブログ

「2015年03月」のネタ一覧

全11件中 (1件 ~ 10件を表示中)

Cafe Romani(カフェ・ルマーニ)-浦添店 【グルメ】

2015年03月29日

 




今日はPROがよく利用しているランチスポットを紹介しましょう。

浦添パイプラインにある「Cafe Romani(カフェ・ルマーニ)」というイタリアン・カフェ。
お勧めはランチタイム・ビュッフェです。

浦添という場所にそれほど馴染みも思い入れもないのですが、PROのオフィスがある宜野湾市と、取引先が集中している那覇市の中間点にあり、那覇に商談で移動する際にお昼時になるとけっこう浦添で食事を摂る事が多いですね。


その中でもPROが大好きな炭水化物の宝庫、ピザとパスタが中心のランチ・ビュッフェです♪






ただでさえ特徴のない浦添の道。土地勘のない方にはなかなか説明しづらいのですが、国道58号線からのアプローチであれば、「琉球日産」の建物から通称「学園通り」と呼ばれる通りに入り、“浦添パイプライン” と交差する角にあります。


駐車場はそれほど充実しておらず、お店から約10mほど離れた場所にある「JAおきなわ 伊祖支店」の建物裏手に4台ほど確保している程度です。

沖縄レンタカー の観光客の皆様にはちょっとご不便をおかけするかもしれません。



  



店内は約30~35席くらいかなぁ...?
喫茶店とレストランの中間くらいの装いです。

ランチ・ビュッフェのピークになるととても写真なんか撮ってる場合じゃなくなるので、今日は早めの11:30頃にお邪魔しました。

PROがお邪魔した時には、既にお持ち帰りピザを頼んで待っているオバちゃんが新聞読んでましたw



  



下の写真はランチ・ビュッフェの料理台の一部です。

一般的に“ピザのランチ・ビュッフェ” といえば、某「◯ェーキーズ」が有名ですが、個人的には絶対に、いや圧倒的にこの「Cafe Romani(カフェ・ルマーニ)」の方がお得だと思いますね。


まず、お値段。
・某◯ェーキーズ = 大人 1,080円(税込み)
・Cafe Romani(カフェ・ルマーニ) = 大人950円(税込み)

続いて内容。
・某◯ェーキーズ
ピザ、ポテト、パスタ、カレー、シナモンロール、スープ、ソフトドリンクバー

・Cafe Romani(カフェ・ルマーニ)
ピザ、ポテト、パスタ、カレー、グラタン、ドリア、コロッケ、白身魚フライ、デザート(日替わり)、
そしてなんと! サラダまで (@_@;

最後に味。
ポテト以外は「Cafe Romani(カフェ・ルマーニ)」の圧勝です!


何処をどう比較しても某「◯ェーキーズ」に勝ち目はありませんね。申し訳ないけど。






PROは炭水化物が大好きだからこそ、一緒にサラダをしっかりと食べます。

このお店のサラダは、一般的な千切りキャベツの他に、レタスやいろいろな葉野菜をオリーブオイルで和えたイタリアンサラダ、玉ねぎとトゥーナーのマリネとサラダだけでもバリエーション豊富です♪

この野菜が高いこのご時世で、マジでこのサラダが食べ放題というのはウレシイですね。






そして、PROにとってはピザよりも魅かれるパスタ。

今日はオープニングでペパロンチーノ、続いてボロネーゼ、最後に鮭とイクラのクリーム。

3種類のそれぞれ違う味わいのパスタを堪能しました♪


パスタは他にも、バジリコ、カルボナーラ、ボンゴレ、和風きのこ 等々、本当にバリエーション豊富ですよ d(^^






ピザの種類も充実しています。

マルゲリータ、ツナコーン、シーフード系、クリーム系 等々、某「◯ェーキーズ」もさすがに種類は多いですが、ぜんぜん見劣りしませんね。

あと、グラタンやドリアも炭水化物好きにはたまりませんなぁ♪






今日のデザートは“フルーツポンチ” でした。

PROはあまり好んでいただきませんが、ケーキの時にはしっかり食べてます。


欲を言えば“ドリンクバー” があればさらに嬉しいのです。特にデーザートと一緒にコーヒーなんて飲めると天国ですね。

まぁしかし、これだけお食事が充実していれば個人的にはぜんぜん文句ありません。


歳ですので健康に気を遣いながら、今後もタイミングを見計らって楽しみたいと思います。








〒901-2132 沖縄県浦添市伊祖2-25-9
TEL 098-875-5500 不定休(11:30~22:00)

 

砂辺馬場公園 【ドライブ】

2015年03月27日

 




とても気持ちの良いお天気でした。
“別りびぃーさ(冬の最後の寒さ)” でこのところ冷え込んでいた沖縄でしたので、陽気に誘われて北谷までおでかけドライブ。

北谷町砂辺にある「砂辺馬場公園」でのほほんタイムです。


まず、沖縄本島中部の北谷町がどんな所かというと、町のど真ん中に米海兵隊基地「キャンプフォスター」と、米軍施設「キャンプ桑江」を抱え込み、それを取り巻くように丘陵部と海浜部でウチナーンチュが生活しています。

海浜部はハンビー飛行場が返還されて目覚ましい発展を遂げており、北谷町経済を牽引するエリアです。


砂辺地区は砂浜よりも護岸が多く、PROの青春時代は夕暮れ時からクルマで乗り付けて、ビールをあおりながら友人や恋人と時間を過ごすスポットでした。(※砂辺海岸といっても実際の番地は宮城)
ウチナーンチュと米軍人がここでは良い交流が生まれていたと思います。(もちろん諍いもありましたが...)

ただ、酒が入ってウチナーンチュ、米軍人問わず“馬鹿騒ぎ” に興じていた面もありましたので、近隣住民の苦情により駐車制限などが設けられ、青春時代の憩いの場はその後人の集いが少なくなっていきました。


どちらかというとPROも騒いでいたクチですので、砂辺住民の皆様にはご迷惑をお掛けしたと反省しております m(_ _)m


現在では、駐車制限はやや緩和され、節度のある憩いの場が形成されているみたいです。

馬鹿騒ぎする事なく、ダイビングやサーフィンなどをマナーをもって楽しんでいますね。



  



さて、今回のメインスポットである「砂辺馬場公園」ですが...。

なぜ“馬場” 公園と呼ばれているのか調べてみました。

結論から言うと...   分かりませんでした ┐('~`;)┌


今時、ネットで検索すれば真偽は別にしてそれっぽい薀蓄が出てきそうなものですが、この「砂辺馬場公園」の名前の由来についてはまったくヒットしませんでした。

北谷町のそれらしき部署に問い合わせてみようかと思いましたが、なんとなく“そこまでするかっ?” という心の声が聞こえましたのでやめましたw (リトルPROの声?)


場所は前述の砂辺海岸の北端を国道58号線方向に右折して少し進むと左手に見えてきます。

駐車場がどうなんでしょう? 約15~18台くらいかなぁ?
人気の割にスペースが少ないので上の写真のように(違法)路上駐車が常態化しています。

これでお隣の野球場で少年野球でもやろうものなら、応援の父兄のクルマで大変らしいですよ。


近隣住民からも苦情が出ているようなので、ご利用はマナーをもってお願いいたします。
(※ネタ帳で紹介しておきながら解決策をご案内できないのは心苦しいのですが...)


お子様連れの観光客にもお勧めしたいのですが、沖縄レンタカー でお越しになる方には不向きなのかなぁ...。






このロケーション。実は“良くも悪くも...” ってところがありまして...。

何時の頃からか、近くに米軍人、軍属専用の住宅街が形成されてしまっているんです。
さながら「リトルアメリカ」ってところかな?


ですので、周りはアメリカ軍人らしき方々、そのご家族らしき方々がワンサカ闊歩しています。
もちろんこの「馬場公園」の利用者も軍人、軍属で溢れ返っています。


この「馬場公園」を利用するウチナーンチュの方々は、“地元の地元” っちゅう訳ではなく、砂辺や北谷の人間はそれほど多くないんです。
ですから、アメリカ人(軍人)が溢れ返っている光景は非日常で、ある特定の日時に2~3時間遭遇するくらいなら別に怖い訳でもなく、逆に物珍しい光景をエンジョイしている温度。


しかし、昔からここに済むまさに“地元の地元” の方々は、自分たちのシマ(地区)にいつの間にか現れた異邦人がどんどん居住エリアを拡大している訳で、さらには群れて我もの顔で歩いている。

夕暮れ時になるとまさにアメリカで良く見られる風景で、ベランダや玄関前でバーベキューセットを持ち出してホームパーティーを夜な夜な繰り広げる。

大人数の体の大きい外国人がビールをあおって大声で談笑しているのを、アナタだったら“ウルサイっ!!” って文句言えますか?


公園での2~3時間ではなく、毎日の生活の中で接する環境としてはフツーのウチナーンチュだったら“怖い” ですよね?

実際にこの生まれシマを捨てて、他所に移って行ってしまった地元の方も多いそうです。






公園に入ってさっそくお馬さんの絵が施された遊具がありました。

結局理由は分からなかったけど、やっぱり“馬” となにかしらの縁があった場所なんでしょうね。





  



遊具はそれほど物珍しいラインナップではありませんが、他の公園にはあまり見かけないなぁ ...と思うのが、

・かなり充実したバスケットコート   と、
・スケボーやローラーブレード、自転車向けのフィールド   がある事です。


このあたりも、やはりアメリカの子供たちを意識した機能を導入しているんですかね?



  



公園内には、「第二次世界大戦 米軍上陸地モニュメント」というものがありました。

ここ北谷町と読谷村との13㎞の海岸線は、1945年4/1の米軍の上陸ポイントです。
北谷町と読谷村には同様の米軍上陸モニュメントが建っています。

13㎞の海岸線に183,000人の米軍兵が上陸し、3日間で中部東西線を遮断したそうです。











てぃーだブログ10周年 てぃーだ大感謝祭2015 @うみんちゅワーフ 【ドライブ】

2015年03月23日

 




2015年3月22日(日)。
嫁は当番出勤、娘は友達と映画を観に出掛けて、やっと二日酔いが治まってきたオッサンは一人でぶら~りドライブに出掛けました。

ま、中部の人間ならこんな時は北谷の砂辺方面なんでしょうね。


ハンビーの中道を通って北に進むと、美浜のちょっと手前あたりから軽い渋滞。
なにかイベントでもやっているのかもしれませんね。

急いでいる訳でもないのでのんびり行きましょう。



美浜も過ぎてほどなく、昨年7月に開業した「ヒルトン沖縄北谷リゾート」が見えきました。
隣接する「北谷フィッシャリーナ地区」になにやら人だかりができています。

ちょっと覗いてみましょうか。






駐車場に入ると何のイベントか分かりました。
『てぃーだブログ10周年 てぃーだ大感謝祭2015』です。


「てぃーだブログ」は、沖縄県民向けの訴求ではナンバーワンのブログサイト。
本土でいうところの、「アメーバブログ」や「Seesaaブログ」と例えれば分かり易いでしょうか?

PROのように観光客に訴求したいサイトではなく、ターゲットを沖縄の地元客に絞ったマーケティングであれば、本土のメガブログよりもこちらの方が間違いなく効果的でしょう。

カスタマイズなどの機能も本土ブログに全然負けていないので、“ホームページを作りたいけど予算があまりない” というオーナーさんであれば、「てぃーだブログ」のブログソースでも十分良いサイトが作れると思います。


その「てぃーだブログ」が開設10周年の感謝祭という事でイベントを催しているようです。






PROが到着した時はちょうどライブが最高潮で、お客さんはお食事やビールを楽しみながら心地よさそうに寛いでいます。

バンドのオニイサン達もノリノリ。“お客さんも楽しんでるけど歌ってる俺らも楽しんじゃうよ~” って感じかな。


出店店舗もブログオーナーであったり、お客様はブログ愛読者であったりと、両方向に“日頃のご愛顧に応えて” って雰囲気が出ていてとても良いイベントだなぁと思いました d(^^



  




出店の目玉はどうやら沖縄初開催! という触れ込みの“からあげ祭” のようです。

只今全国でブームになっているから揚げを、・愛媛、・大分、・広島、・東京、・宮崎、・京都 からの有名全8店舗が、わざわざ沖縄にやってきて自慢の逸品を紹介していました。


もちろんPROもうさがたんどー!!(いただきました)
デカくてちょっと苦労したけどw


それにしてもなんですね。
沖縄では本土ほどからあげブームじゃないと思うんだけど、ちゃんと列ができる店とそうじゃない店があるんですね。
PROなんか情報が乏しいから違いが判らないんですよ。

他のお客さんはどうやってお店を決めるんだろう?
















その他、食べ物に限らず、雑貨や陶器、アクセサリー等、オリジナリティあふれるお店がたくさん出店してましたよ。

とにかく売る方も買う方も皆さん笑顔が絶えません。
とてもイキイキしていました。


蛇足ですが、紅茶好きの嫁さんに“誤発注紅茶” を買ってあげましたw



さて、二日酔いといいながら、からあげ以外にもホットドッグみたいなヤツも喰っちゃいました f(^^;
PROが大好きなラテン系の食べ物です。


“チョリパン” というネーミングでしたが、どうやら“チョリソー” + “パン” との事。
アルゼンチン料理の「あまんかい」というお店が提供していました。

パンパンに太った迫力のソーセージを炭火で焼いて、ちょっと小さめのフランスパンっぽいヤツに挟んで食べます。

赤いソースと緑のソースをお好みでどうぞ。

赤いヤツが辛そうに見えますが、実は緑の方が辛いソース。
赤いのはサワー(酸っぱい)系ですね。

PROは両方たっぷり入れてもらいました。
いっぺー ま~さいびーたん♪





  



あくまでPROの想像なんですが、まずお客さんはあまり観光客はいない模様。
というのは、駐車場に沖縄レンタカー があまり停まっていなかったから。

ただし、出店している方は移住者でしょうか? 本土の方も多かったような気がします。
なぜかって? だって日本語上手なんですもん。
沖縄人にあのキレイなイントネーションは無理でしょうw


その他、地域柄、軍人さんもたくさんいらっしゃいました。





国営沖縄記念公園を探検 ~その3~ 【ドライブ】

2015年03月21日

 




さて、国営沖縄記念公園の隠れた穴場スポットをご紹介するのも3回目ですね。
今回がいよいよ最終回です。


皆さんは「バンコの森」と、「みどりの相談所 植物管理センター」という施設をご存知ですか?
恥ずかしながらPROはまったく知りませんでした。


有名な「美ら海水族館」や「海洋文化館」等は中央ゲートからが最寄りで一番賑わいのあるエリアなのですが、この「バンコの森」と「みどりの相談所 植物管理センター」は公園敷地内のずーっと南端、港側口ゲートに近い場所にあります。

正直、PROがお邪魔したこの日もお客様は人っ子一人いませんでした f(^^;
それだけ、公園内では隠れた(隠れすぎっ!)スポットなので、知っている人は相当の“海洋博公園ツウ” ですな。



沖縄レンタカー 等、お車を来られる場合には、中央ゲートに車を停めると相当歩きますので、「バンコの森」や「みどりの相談所植物管理センター」だけが目的であれば【P1(1番駐車場)】に停めると良いでしょう。

「美ら海水族館」などの有名どころに加えて ...という場合には、通常通り中央ゲート近くの【P3(3番駐車場)】、【P5(5番駐車場)】に停めて、ウォーキングを楽しむつもりで移動してください。
国営沖縄記念公園 駐車場情報






それでは、まず最初に「バンコの森」。

“バンコ” というのは八重山(石垣島など)の鳩間島の言葉で、“(夏などに)風通しの良い木陰や木の上に板場を作り、昼寝や情報交換をして憩うた場所” を指す単語。

この「バンコの森」も文字通り木々がほどよく茂り、子供達が夏でも涼しく遊べるスポットになっています。(まぁ、子供はどうせ走り回るから汗をかくのでしょうけれど...w)


森(広場?)の中心には小さな小屋があり、そこを中心に木製の工夫に富んだ歩道が展開されており、さながら“ぷち” フィールドアスレチック的な要素も魅力的でした。


また、小屋の中は昔ながらの玩具や工作も楽しめ、活動的な遊びよりもちょっと文化的なエッセンスも施されていましたよ。



  



下の写真。これなんでしょう?

PROの浅はかな知識からの検索で恐縮ですが、インドネシアとかマレーシアあたりの竹製の木琴のような楽器だと思いますが...。

とか言って、単なる水鉄砲とかだったりして... f(^^;


フィールドアスレチック的なコースも、傾斜は緩やかだし、大きくバランスを失う事もなさそうな簡易なヤツなので、小さなお子さんでも安心して利用できそうですね♪





  



続いては、「みどりの相談所 植物管理センター」です。
名称から“植物を管理する” のは分かるのですが、一般ピーポーには“植物を管理する” ということ自体が想像できませんよね。

いったい何をするところなんでしょう?


公式HPによると...
『熱帯・亜熱帯植物を活用した都市緑化技術の普及啓発を図るための中核施設として、また、都市緑化に関する様々な情報サービスを行う場等として整備されています。

また、みどりの相談所(館内)にはラン類の培養増殖の過程が見られる無菌操作室、緑に関する講演、講習会等が行われる視聴覚室及びどなたでも気軽に利用できる図書室等があります。

その他、グリーンショック60、ワープドーム等遊びながら植物の学習ができる設備や、植物を身近に感じて触れて、体験できる植物のクラフト作りも毎日開催しています。』

...と紹介されています。


ま、とにかく入ってみましょう!








入ってまず最初の感想は、“うゎ、メチャきれい!” 。
公式HPにあるとおり、一発目の印象は図書館ですね。


図書館は当然静かなんでしょうけど、こちらはそもそもお客さんがいなくて静かですw

でも、PROが恐る恐る階段を下りていくと、目があったスタッフさん皆さんとても気さくに“こんにちわ~” と声をかけてくれました。

静寂過ぎてとてもキンチョーしていたところに、フレンドリーに声を掛けていただいたので、かなりリラックスできました。
ありがとうございます♪






階段を下りてすぐに美しいランがお出迎え。

昔は花を愛でる感性もありませんでしたが、最近は美しいと思えるようになった自分にちょっと驚きです。
嬉しくもあり、(歳とったのかと)哀しくもありw






このランの鑑賞ケースの後ろになにやら“お堅い” 名前のガラス張りの部屋が...。

なになに、「無菌操作室」?

案内板をそのまま読むと、
『植物から組織の一部(生長点など)を摘出したり、あるいは培養して肥大した組織を分割し、移植するなどの作業を行う』お部屋との事。


ようするに植物の研究には非常にデリケートな環境が必要だという事ですね。



  



下の写真でご覧いただけるように、施術の前後、経過段階でもかなり厳重な管理が必要みたいですね。

たくさんのサンプルと、来場者のために分かりやすい展示もなされていました。


文系のPROには理科的な事はさっぱり分かりませんが、拝見させていただいた展示のスケールの大きさだけでも誰も知らないこの場所で、日々尊い研究に携わっている方達がいるんだなぁ ...と感心しちゃいました。



  



一般ピーポーの私達は、世界各地でいろいろな動物が絶滅の危機に瀕しているというニュースをTVや新聞などで目にしますが、実は植物も深刻な状況で、特に美しいながらもとてもデリケートな環境でしか生育しないラン類は、とても厳しい状況にあるそうです。(※一方で新しい品種も改良により誕生しているとの事)


この「みどりの相談所 植物管理センター」では絶滅の危機に直面しているランをはじめとする南西諸島特有の植物の種の保存に取り組んでいる他、強い体質に改善する研究に向かい合っているそうです。


観光客の皆さんは日頃のルーティンから離れてリフレッシュしに来沖いただいているので無理にとは言いませんが、PROはできれば地元のウチナーンチュだけでも南西諸島の大事な種の保全のために頑張っている人達に意識を向ける、こういう施設が存在している事に目を向けて欲しいなと思いました。


ま、あまり騒がしくなって研究に支障が出ては本末転倒ですが、生まれ島の風土を知る、動植物を知る、それを守る人たちがいる、そういうのをちょっとだけ覗きに来ませんか?

そうやってこそ沖縄に愛情が持てるんじゃないかなぁ。









国営沖縄記念公園を探検 ~その2~ 【ドライブ】

2015年03月19日

 




“国営沖縄記念公園を探検” の続編です。

「大石原アンモナイト化石」のすぐ近くにある「アクアタウン」をご紹介します。


ところで皆さん、「アクアポリス」ってご存知ですか?
「EXPO'75 沖縄国際海洋博覧会」のシンボル的なパビリオンの事です。

海中都市をイメージしたパビリオンで、人間が海の中で生活できる世界が広がってました。
昔の人なら“竜宮城”、PROの世代で“海のトリトン(古っ!!)” ってところで、一番人気で長蛇の列だったのを覚えています。


海洋博終了後もこの公園のシンボルとして海上にそびえ立っていましたが、老朽化で管理維持費が莫大になり、2000年頃に中国の上海で解体され、漁礁として海に沈められたと聞いています。


ちょっとセンチメンタルな話になっちゃいましたが、今日ご紹介する「アクアタウン」はこの「アクアポリス」を模して造られた子供用の遊具施設なんですよ。






「熱帯ドリームセンター」の下に位置しており、割と簡単に行く事が出来ます。
しかし、メインの遊歩道からはちょっと死角になっており、気付かない人も多いのではないでしょうか?


PROがお邪魔したこの日のこの時間は利用者は“0”。
空も曇っていたので遊具もちょっぴり悲しげです。


PROの個人的な感想ですが、旅程を駆け足で組んでいる観光客にはなかなか時間を割けないと思うので、どちらかというと地元のウチナーンチュで小さなお子様がいらっしゃるファミリーの方々にはとてもナイスなポイントだと感じます。
沖縄レンタカー のお客様も少しゆっくり沖縄を楽しんでみてはいかがですか?


沖縄記念公園の知人によると、ウチナーンチュにもあまり知られていないのに、あるカテゴリーのお客様には大人気なんだそうですよ。

そのカテゴリーとは...
なんと、米軍の軍人、軍属がお子さんたちを連れてよく利用しているそうです。

米軍には関係者の余暇を充実させるためのリクリエーション機関があり、県内のバスツアーなどを企画しているらしく、この「アクアタウン」は米軍ファミリーには情報が周知されているようです。


たしかに、アメリカ人が好きそうな感じがしますね。



  



横に大型なPROには通れないセクションもありますが、子供達がものすごいスピードで遊ぶ姿が目に浮かびます。


屋上(?)には、無料の双眼鏡が1機設置されています。

かなり遠くまで見る事ができ、左に見える瀬底島ではパラグライダーを楽しむ人たちが見えましたよ。
今日はかなり風が強いけど大丈夫かな?





  



下の写真は「熱帯ドリームセンター」のある高さまで階段を上ったところです。

この“展望ブリッジ(と呼べばいいのでしょうか?)” 。
この高さからこの方向に「アクアポリス」への架橋が繋がっていたそうで、当時を知る人にとっては偲ぶべき面影とも言えるかもしれませんね。


1975年...。 今から40年前の出来事です。






国営沖縄記念公園を探検 ~その1~ 【ドライブ】

2015年03月17日

 




「美ら海水族館」だけが「国営沖縄記念公園」の魅力なないですよ。

もちろん、イルカラグーンの「オキちゃん劇場」や「熱帯ドリームセンター」、「海洋文化館/プラネタリウム」等、名の知れた施設が他にもたくさんありますが、今回はあまり耳慣れない隠れた迷?スポットをPROがご紹介いたしましょう。

それにしてもアレですね。
あまり気にする事ではないのですが、まさにピンポイントで“EXPO'75 沖縄国際海洋博覧会(略して 海洋博)” の時代を育ったPROにとっては、「海洋博記念公園」が「国営沖縄記念公園」と呼ばれるようになってもなかなか馴染まないですね f(^^;


さて、今回の地元ならではのスポットは、「沖縄県指定天然記念物 本部町大石原(おおいしばる)アンモナイト化石」です。
この「国営沖縄記念公園」の園内でアンモナイトの化石が見られるのをご存知でしたか?

特に沖縄レンタカー の観光客の皆さんの場合、限られた時間の中で効率的に旅程をこなさなければならない訳ですから、「美ら海水族館」のある中央ゲート周辺しかご覧になれない。

「大石原アンモナイト化石」は中央ゲートから南に約13~15分くらい移動したところにあります。
位置的には「熱帯ドリームセンター」から少し海岸に下りたところなんですが、坂道の傾斜を緩和するために導線がうねっていてちょっと時間のロスを感じるかもしれません。

アンモナイト化石のある海岸の方から見上げて撮った「熱帯ドリームセンター」が下の写真です。






「熱帯ドリームセンター」下の海岸線に沿った遊歩道を歩いていると、地味~な案内板が現れました。
これですね。「大石原アンモナイト化石」のある場所に到着です。


天然記念物に指定されたのは1974年との事ですのでけっこう古い話ですね。
“海洋博” が開催される前年に指定されたようです。

“本部町が沖縄本島内でもっとも古い地層が分布するエリア” というのも初めてPROは知りました。

以前にも触れましたが、こういう薀蓄もこの歳になってやっと受け入れられる落ち着きが出てきましたw



  



舗装された遊歩道からアンモナイトがある海岸までは約20mくらいの距離でしょうか? ホントに近くです。
遊歩道のところから砂浜が覗けます。

広報には瀬底島も見えますね。



  



藪をくぐって砂浜に出るとなかなか迫力のある景色が広がっていました。
天気は曇り空という程度だったのですが、今日は風が強く波が荒れていて沖縄の海というよりも“冬の日本海” という感じかな?
この程度で荒れていると言ったら日本海沿岸の方に怒られるかもしれませんが...。

左手には瀬底島(せそこじま)、正面に水納島(みんなじま)、右手に伊江島(いえじま)をすべて見る事が出来ました。


砂浜にはあまり沖縄の海岸線では見かけない無骨な重い色の岩がたくさん切り立っています。
薄くスライスされた岩が斜めに突き刺さるように拡がっており、さながら巨人がヒョイヒョイと砂浜にばら撒いたような雰囲気でした。

これも自然の波の浸食によってできたとおもうと不思議ですねぇ。



  



お目当てのアンモナイト探し開始です。

正直に言います。メチャ大変でした(疲)


岩とアンモナイトがまったく同じ色で保護色になってます。
でもって、どんぶり位の大きさをイメージしていたのですが、ここに残っているのは大体ヤドカリの殻くらいがせいぜい。

たしかにどんぶり位大きかったらこんなところに残ってなくて博物館行でしょうねw

“砂漠で針を探す” とはまさにこの事で、“ウォーリー探せ!” なんて子供の遊びだわ。(いや、子供の遊びでしたw)


だんだん岩のひっかき傷やフジツボまでアンモナイトに見えてきました...(焦)






約40分ほどウォーリーを、 いやもとい、アンモナイトを探しましたが、それらしきもの2個見つけたところでギブアップでした。

これは邪推なのですが、管理人もいないのでこのくらいの大きさの化石なら割と気軽にほじくって持って帰っちゃう人もいるんじゃないでしょうか?
もしそうだとしたら、そのあたりはモラルを考えなおさなきゃいけないでしょうね。


たぶん女性陣はこのカテゴリーは苦手かも。
地理好きお父さんや男の子は何時間いても楽しいかもしれません。

ちょっと岩が気になりますが、大人の方がしっかり見張っていれば、砂浜で小さい子を遊ばせてても楽しいと思いますよ。
とにかくヤドカリがいっぱいでした。



  








前田食堂 【グルメ】

2015年03月15日

 




今日は久しぶりの遠出。
本部町の知人を訪ねる前に、常々お邪魔したいなと考えていた大宜味村のローカルな食堂まで足をのばしてみました。


取引先のレンタカー会社さんがすべて那覇に集中しているので、PROのランチは那覇市内が多いのですが、その中でも以前紹介した小禄の「お食事の店 でいご」の“牛肉もやしそば” はお気に入りでけっこう頻繁に食べています。

ところが別の知人から、“あれは大宜見の前田食堂がオリジナルじゃないかな? やっぱり本家本元が旨いよ!” と挑発を受けたので、今回初めてその“本家本元” とやらに突入です!


さぁ、楽しみだ。



  



名護市内も通り過ぎ、国道58号線を更に北進。
羽地内海を通過、そして人気の古宇利島へと向かう入口の島 屋我地も通過。
間もなく塩谷湾にさしかかろうかという少し手前から大宜味村に入ります。


今日は生憎のお天気で、空も海と重い色になっています。

それでも海岸線にはところどころ岩礁の切れ目でエメラルドグリーンが見られるので、南の海らしさを感じますね。

右上の写真は屋我地島と古宇利島をつなぐ“古宇利大橋” が見えますね♪






さ、目的の「前田食堂」に到着です。

ホントに小さな食堂で危うく見逃すところでした。


席数がそれほど多くありませんが、席数以上の駐車場の充実度ですw
ラインも引かれていないので整然とししている訳ではありませんが、“事由に停めてくださいな” 的なゆとりのスペースでした。


今日はそれほど沖縄レンタカー は停まっていませんでしたが、知人によると小さな佇まいながらも観光客にもかなり知られているようです。
古宇利島や比地大滝などを観光した際に便利な食事処かと思います。






お店に入ると外観から想像していたよりは席数は多いような気がしました。
おそらく25~30席くらいはあるかもしれませんね。

装いは昔ながらの沖縄の食堂です。
飾らない雰囲気が落ち着きます。


壁には著名人のサイン色紙が...。
このあたりでランチをするなら知ってる人は皆このお店を案内するんでしょう。



  



メニューの中心は沖縄そばのようですが、チャンプルー(炒め物)や“おかず(どう説明したらいいんだろう...。そのまんまおかずなんだけどw)” といったそば以外のラインナップもあります。


ですが、この席数なのである程度回転率が大事。
やっぱり沖縄そばの方が回転するはずです。

いろいろ興味のあるメニューはあるのですが、今日の目的は例の“牛肉もやしそば” の“本家本元” 。
お店の“おすすめ” マークもついている“牛肉そば” をオーダーしました。

迷いはありません!






くゎっちーさびら(いただきます) (^人^)

確かにズッドーン! と力強い味ですね。
小録の“牛肉もやしそば” よりもスープの胡椒が強くてパンチが効いていると思います。

スープと麺の相性は、小録の方が脂の甘さがうまく絡み合っている感じかなぁ。


まぁ、小禄の“牛肉もやしそば” と大宜見の“牛肉そば” のどちらが勝ちでどちらが負けなんて無粋なことを言うつもりはありません。
どちらのお店のそばも愛情たっぷりで美味しいです♪






おそばが出来るまで時間つぶしに読んでた「週刊レキオ」。
「琉球新報」という地元新聞の副読誌なんですが、地元ならではの生活の情報が満載で飽きません。

沖縄人にしかウケないような読み切り漫画も、こういうまったり、ほっこりしたお店で読むからこそ味わい深さを感じますね♪

至福の時間ですな。








〒905-1300 沖縄県国頭郡大宜味村字津波985
TEL 0980-44-2025 水曜定休(月-土10:00-18:00 日・祝日10:00-18:30)



海産物居酒屋 津島 【グルメ】

2015年03月12日

 




トラディショナルな沖縄の食堂とはまた趣が違います。
ま、ストレートに言うと“居酒屋さん” なんですが、当地沖縄ではランチタイムをやっている居酒屋も結構多いんですよ。

今日は、本島中部の浦添市にあるランチをやっている居酒屋に突入です!


場所は国道330号線バイパス大平インターのすぐそば。

住宅あり、市役所あり、オフィスあり、飲み屋さんあり、と一貫性がないというか、特徴がないというか、そんな風景。
(※沖縄の街づくりは何処もそうなんですが...)

このお店に割り当てられた駐車スペースは2台。
沖縄レンタカー で旅程をこなす観光客にはちょっと不向きかなぁ...。






席数ですが、
・カウンター 約8~10席
・座敷 4名テーブル×4台   ...といったところですかね。


今回初めてお邪魔しますが、座席数はカウンターの中の大将の目の届く良い塩梅の数だと思います。

夜の居酒屋タイムはおそらくホールに配膳スタッフがいるとは思うのですが、ランチタイムはなんと大将一人ですべてこなしていました。

ですから基本セルフサービス。
お水(orお茶)もセルフだし、料理も出来上がったら大将が声を掛けるので、座敷のお客様は自分で取りに来なくちゃなりません。

ある意味、大将とお客様の距離感が近くて良いのですが、見た目かまじさー(沖縄語で“無愛想” )な大将が一人で忙しそうにしているので、けっして和気藹々、会話が弾む ...という雰囲気ではないですね (^^;






さて、ランチメニューですが、品数はけっして多くはありません。
一番目の写真にあるようにせいぜい6~7品といったところです。

そのほとんどが@500円ポッキリなんですが、下の写真の「骨汁」をご覧になれば分かるとおりメガ盛りなんです。
(※“マグロ頭のアラ煮” だけが@700円)

見てください。骨汁が入っている器が顔より大きい...。






PROは今回「マグロ丼」 をオーダー!
なぜかサーモンが二切れほど混入していますw (サービスかなぁ...)


先程の「骨汁」に比べるとそんなにメガ盛りに見えないかもしれませんが、この丼けっこう深めなんです。
酢飯がびっしり敷き詰められているので、まぁ大喰らいのPROでもかなりてこずりました。


店内はいつの間にか満席になっていましたが、他のお客様のご注文に耳を立てていると、
・マグロ丼
・骨汁
・てびち煮付け   ...が人気ベスト3といったところですね。






ちゅふぁーら!(沖縄語で“満腹です” )
ご馳走様でした (-人-)

そろそろ失礼して仕事に戻りましょう。


実はこのお店、支払いもセルフサービスでした (@_@;)

大将は調理で忙しいので、カウンターの端にあるカゴに“勝手にお金入れてくれ!” 方式なんです。
釣り銭が必要なお客様は、そのカゴの中に入っている小銭をこれまた勝手に持ち去るのです(恐)


ははぁ、なるほど!
このお店のランチメニューの代金がほぼ@500円に統一されているのはこれが理由だったのか。

つまり、“真心価格” というよりは、支払いや釣り銭をワンコインで済ませるためなんだ。

よーく、分かりました。素晴らしい!






店を出る時に“ごちそーさん” と何気に言うと、カウンターの中から“ありがとさん。またよろしく。” と大将の声が。

振り返るととても人懐っこい気さくな笑顔でPROを見送ってくれました。


なーんだ。大将かまじさーかと思ったらフツーにいい人じゃんw





〒901-2114 沖縄県浦添市安波茶1-13-2
TEL 098-879-7117 日曜定休(17:00~23:00 ※ランチタイムあり)


Cafe 風樹 【カフェ・バー】

2015年03月09日

 




「垣花樋川(かきのはなヒージャー)」にお邪魔した際に立ち寄ったカフェ。

“沖縄本島南部のカフェ” といえば、「カフェくるくま」、「浜辺の茶屋」、「やぶさち」等がポピュラーですが、この「Cafe 風樹(カフェふうじゅ)」もなかなかのロケーションですよ。


平日にもかかわらず結構お客さんがたくさんいらしたので、PROが情報に疎かっただけで世間では名の知れた人気のカフェだと思います。


場所は「垣花樋川」のホントにすぐそば。
沖縄レンタカー のカーナビも「垣花樋川」に設定すればこのカフェにも間違いなく辿り着けます d(^^






前回のネタでも申し上げましたが、今回PROは「琉球ゴルフ倶楽部」の傍を通る山側からのアプローチでした。

比較的簡単に「垣花樋川」、または「垣花城跡」の目印が見つかりましたが、恐らく海側からのアプローチも同様に「垣花樋川」の誘導標識があると思いますよ。
このあたりではメジャーなスポットですからね。



  


晴れたり曇ったりの落ち着きのないお天気でした。
上の外観写真は青空ですが、実はコレ、帰る時に撮り直したものです。
到着した時は残念ながら曇天でいい写真が撮れませんでしたので... f(^^;


駐車場は“ツッコミ” の部分もありますが、計8~10台は停められるのではないでしょうか。
カフェにしてはゆとりのある方だと思います。

今日も“わ” ナンバーが多く見られました。(あ、最近は“れ” もあるかw)



  



お天気が良ければ絶対にオープンテラスがお勧めです。
3~4席のテラスが2組あります。


眼下には緑深い森があり、さらにその先には太平洋を望む景色が視界いっぱいに拡がっています。
ここで旨いメシと美味しい空気、止まった時間は贅沢の際にですな♪


この日は到着直後は曇っていたので少し肌寒い感もあり、PROの前に入った小さなお子様連れが一旦はテラスに座ろうとしたものの断念。
おかげさまでPROがこの眺望をGETでました。(PROは皮が厚いので寒さに強い方ですw)






中央は「志喜屋漁港」。
左は奥に「久高島」、漁港との中間に「コマカ島」。


お。少し雲が切れて青い空が見えてきましたよ♪



  



本日オーダーしたのは「ビーフカレー」 @900円。
プラス@300円でハーフケーキとドリンクがついてきます。

カレーは甘口に仕上げられていてお子様でも大丈夫だと思いますよ。






お店に入って最初に目につく海を望む大きな窓。

照明はほんのりと柔らかめのものしかないので、外から入ってくる光がかえって鮮やかです。
海の青以外の色は目に入ってこないシンプルな美しさというのかな。








1階には座席は無いようで、吹き抜けの階段で2階に上がります。

この階段を上がる過程でも太平洋の景色が楽しめます。
急いで上る気になれない“画になる” 階段です♪






席は先程紹介したオープンテラス以外に、2~4席のテーブルと写真のような大人数で顔を見ながら囲むテーブル等、バラエティに富んでいます。


全50席とキャパは十分ですので、お一人様、カップル、ファミリー、グループ 等々、お客様を選ばないテイストになっていると思います。


地元、観光のお客様もお近くを通るようでしたら是非ご休憩でお立ち寄りください。





〒901-0601 沖縄県南城市玉城垣花8-1
TEL 098-948-1800 毎週火曜定休(11:30~18:00)


垣花樋川(かきのはなヒージャー) 【ドライブ】

2015年03月06日

 




スイマセン。今週は確定申告のクライマックスで4日ほどネタ帳更新を休んでしまいました m(_ _)m

この「垣花樋川(かきのはなヒージャー)」にお邪魔したのも実際は4日前でした。


この日は晴れたり曇ったりのなんだかハッキリしないお天気でしたが、気温は曇っている時でも高めで概ね過ごしやすかったですよ♪


ついでと言っては何ですが、近くの見晴らしの良いカフェでランチも楽しんできましたので、そちらのネタも次回ご紹介したいと思います。





  



「垣花樋川(かきのはなヒージャー)」は南城市に所在するのですが、この南城市は、・佐敷町、・知念村、・大里村、・玉城村 という4つの町村が合併してできた市で、具体的には旧 玉城村に属します。

特に旧 玉城村は今でも古民家が多く、他の自治体に比べると沖縄の昔の風景を見る事ができるんですよ。

上の写真、樋川に下りていく道の入り口なんですが、すぐ傍には赤瓦の上で鎮かにシーサーが見守っているお屋敷があって、なんか癒されます。(壁もコンクリートじゃなかったらもっとかっこよかったのに...。)


今回PROは、南風原町の“兼城(かねぐすく)交差点” から南に進み、県道86号線に沿ってここにやって来ましたが、途中、「琉球ゴルフ倶楽部」の傍を通ると、3月6日から開催される“ダイキンオーキッド・レディーストーナメント” の準備がなされており、“あぁ、またこの季節がやって来たんだな。もうすぐ春だなぁ...。” となんだかワクワクしちゃいましたw



  



樋川に下りていく道ですが、最初は薄暗く、落石防止ネットなんかが張ってあってちょっと躊躇っちゃう雰囲気なんですが、少し降りていくとすぐに拓けて空と海の眩しい“青” が飛び込んできます。

水がせせらぐ音も心地良く、目に耳に気持ちいいスポットでした。





  



案内板を読んでフムフム...。

それぞれの水場に詳しい説明がないのであくまでPROの想像の範囲なのですが、
・二つ目の写真で一番目につく大きな水場が「ンマミシガー(馬浴川)」

三つ目の写真は「ンマミシガー」の下からのアングルで、見づらいですが日本の水流が注いでいます。
・左が「イナグンガー(女の川)」、・右が「イキガンガー(男の川)」 ...でしょう。

「イナグンガー」はこのネタの一番最初の写真にある龍の注ぎ口から流れ伝わっているようです。


これら全体を「シチャンカー(下の川)」という総称で呼んでいる。
こんな感じであっているかしら?



  



「ンマミシガー」のところの生い茂った木々の隙間から太平洋が見えます。

志喜屋漁港を中心に据えると、左には遠く神々の島「久高島」、その中間には海水浴で有名な「コマカ島」、やや右手には陸続きですが「アージ島」、その横に「百名ビーチ」。


もう少し高いところにある「ニライカナイ橋」からのロケーションもいいですが、この時間が止まったような場所から全部丸抱え出来ちゃうような感覚も贅沢だなぁ。






この樋川のすぐ近くには、「垣花城跡」というスポットもあるんですよ。

案内板によると、“城の歴史については、記録や伝承がなく不明である。” とあります。
すなわち、“過去のこのお城の主は誰か分からない” という事です。

世界遺産にも指定された「中城城跡」や「勝連城跡」等々の著名なお城には、「護佐丸」や「阿麻和利」といった城主がしっかりと記録されていますが、沖縄には主がわからない小さな城がたくさんあるんですよ。

特にこの島尻エリアにはグスクロードと呼ばれるほど大小さまざまな城が多く点在していて、素性が分からないからこそ、想像の翼が拡がって楽しいのかもしれません。



下の写真は、“これホントに道なのかな?” と思うほど荒れ果てた石(岩?)を踏みしめて登って行きます。
勾配も急で小さなお子さんやご年配の方はちょっと大変かもしれませんね。

不安ながらも少し進むとほどなく郭かと思われる外壁や、石門らしき人工物が現れてきました。


それほど高い丘ではありませんが、山頂は木が生い茂りとても景色を楽しめるコンディションではありません。

奥の方は“御嶽” でもあるようですし、失礼のないようサラっと見学してお暇いたしました。





  



「垣花樋川」、そして「垣花城跡」。共に近くに“駐車場” と公言している案内はありませんでした。

3枚目の写真にある樋川に下りていく入口の標識のあたりに3台くらい停められるスペースがあり、皆さんそちらを利用しているみたいでした。

まぁ、そんなに人がわんさかしているスポットではありませんので、よほどの事がなければ駐車スペースに困るという状況にはならないと思います。

沖縄レンタカー でお越しの観光客の方もそれほど心配なさらなくてもいいでしょう。


ありきたりの有名観光スポットではなく、ちょっと癒されたいのんびり旅程のお客様に是非オススメです。

その際、休憩にぴったりのカフェを次回のネタでご紹介いたします。お楽しみに。






 


このページのTOPへ