沖縄レンタカーPROブログ

「2012年03月」のネタ一覧

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充電スタンド拡大33機で安心ドライブ! 100%電気自動車リーフ大感謝セール 【日産レンタカー】

2012年03月31日






今日は話題の電気自動車について。
先日、1回の充電走行距離が351㎞というシムドライブ社の「SIM-WIL(シムウィル)」という電気自動車が感性発表されました。(※まだ試作段階という事ですが...)


私、沖縄レンタカーPROもレンタカーの仕事に携わって10年そこそこになりますが、記憶する範囲では2009年に発売された三菱自動車の「i-MiEV(アイミーヴ) 」、2010年の日産「LEAF(リーフ)」に続く開発発表だと思います。


初めて「i-MiEV」に乗せていただいた時は、そりゃもう大騒ぎでした。
大袈裟でもなんでもなくホントに無音。「え。この車今エンジンかかってんの?」ってな感じで違和感アリアリ。車内でこれですから、喧騒の中での通行人は近づいても気付かない筈です。逆に危険なイメージもありました。

また、クルマの重量も関係したと思うのですが、加速の伸びというか、地面に触れている摩擦とか空気の抵抗とかを感じないような、これまで経験した事のないドライブ感覚を覚えています。


そんなこんなでここ数年でハイブリッド車の進化や、電気自動車の開発がかなり盛んになっていますが、今後もこの流れはどんどん進んでいく事でしょう。


で、沖縄のレンタカー市場ではこの電気自動車はどんな感じかというと、正直まぁ苦戦中かな。
「i-MiEV」はオリックスレンタカーが西表島で導入していましたが、試験的な意味合いが強かったので良し悪し評はあまり耳に入って来ませんねぇ。

一方、「LEAF」は、日産レンタカー、ニッポンレンタカー、オリックスレンタカーが導入しましたが、こちらも順調な販売とは言い難いですね。


PROの個人的見解ですが、この電気自動車の販売の障壁になっているのは以下の2点かと。
①インフラ。充電器の敷設状況が進んでいない事。
②価格。排気量がないので一概に比較出来ませんが、同サイズの車両と比較してけっこうお高め。




これは「普通充電器」



①の充電器ですが、「普通充電器」と「急速充電器」の2種類あって、「普通充電器」は約8時間、「急速充電器」は約30分で満タン充電(急速は80%)になります。
使い分け方ですが、設置場所が「普通充電器」がホテルや観光施設、「急速充電器」がファミマや高速のP.A.なので、基本的にはホテルの駐車場で休んでいる時に「普通充電器」で充電して翌日のドライブに備え、日中のドライブ中に電欠(ガソリン車でいうところのガス欠)になりそうな時に「急速充電器」を利用する。 ...という考え方です。


PRO個人的には「普通充電器」については特に問題はないと思うのですが、「急速充電器」は“急速”といっても約30分の時間のロスがネックなのかなと思っています。
移動の多い旅行中のスケジュールは30分といってもとても貴重です。いろいろと行きたい所をリストアップして頭をひねって作り上げた旅程ですから充電にかける時間で崩したくないのが人の情というものでしょう。
また、充電器の数も1か所1台がほとんどですので、別の人が使っているともしかして1時間ロス? ...て事もあり得るわけですから(泣)



あと、②の料金ですね。
電気自動車は排気量がないので比較しづらいのですが、「LEAF」の場合同じ日産車でしたら「マーチ(1,000㏄)」や「キューブ(1,300㏄)」がサイズ的には同クラスと考えてよいでしょう。
ちょっくら比較してみましょうか。

●LEAF     ¥8,000(日帰り) ¥15,000(1泊2日) ¥22,000(2泊3日)  *通年
●マーチ     ¥4,100(日帰り) ¥7,700(1泊2日) ¥11,300(2泊3日)  *繁忙期
●キューブ     ¥4,300(日帰り) ¥8,200(1泊2日) ¥12,100(2泊3日)  *繁忙期

●セレナ(8名乗りワゴン)     ¥8,100(日帰り) ¥16,200(1泊2日) ¥24,300(2泊3日)  *繁忙期


これを見れば一目瞭然。8名乗りワゴンクラスとほぼ同料金ですから、エコ意識だけではお客様の購入意欲をなかなかかき立てられないかと思います。



①の充電器インフラについては、現在全33か所までその数を増やしているので少しずつ解消の方向に向かっていると言っていいでしょう。
欲を言えば、1か所につき2~3台の設置により、順番待ちによる時間のロスを防ぐ事が出来れば文句なしかな。


②は現時点で同サイズのクルマと倍ほどの料金差があるので一番の課題と言っていいでしょう。
どうしても料金を下げられないならポイント制度等を導入してお客様に還元するなどして訴求向上しないと、売る側と買う側の溝はなかなか埋まらない様な気がします。


PROもこれからいろいろなアイディアを提起して販売のお手伝いができるよう頑張らなくちゃ。



石垣港ターミナルから配・返車無料! 離島ツアー前後の接続にとっても便利です♪ 【日産レンタカー】

2012年03月28日






このところ春休み以降から夏休み前までのプランが続々発売されていますが、日産レンタカーの石垣エリアで驚愕のプランが登場しました。
今まで相当の需要があったと思うのですが、少数精鋭で運営している石垣島のレンタカー営業所ではなかなか実現しなかっったんですよね。


石垣の観光素材といえば、名勝川平湾や唐人墓、石垣牛などのグルメがありますが、何といっても石垣島のその先にある離島ツアーが八重山の醍醐味でしょう。
竹富島、小浜島、西表島、黒島、波照間島、等々。本土からやって来た観光客にとっては“日本の西の端にはこんな風景があるのかぁ...”と感慨深いロケーションが溢れています。



  



ツアーのほとんどは日帰りコースになっていますので、石垣島を沖縄レンタカーで観光するお客様は離島ツアーに行っている間レンタカーを使いません。
ですから石垣島でのレンタカー利用は、
①旅程の前半でレンタカーでの石垣島観光を先にこなして離島ツアーの直前に返却する
②旅程の前半に離島ツアーをこなして、レンタカーは離島ツアーから帰ってきた直後に借りる
 ...というスケジュールを組んだ方がレンタカー代金も節約できる訳です b



ところが、石垣港離島ターミナル近隣にはレンタカー営業所がなく、石垣空港周辺に集中しているレンタカー営業所からの送迎サービスで移動しているのが現状です。
全社的にそれほど多くないスタッフでやりくりしているので、中には送迎サービスをしていないレンタカー会社さんもありますし、石垣港近隣のホテル配・返車を利用するには結構な額の追加料金を取られる事もしばしば。


お客様の不便を解消していく事が“沖縄ファン”になっていただくもっとも有効な方法だと考える沖縄レンタカーPROは、常々石垣島のこの“ネック”をどうにかしたいなともがいていました。
そんな中、石垣港離島ターミナルの目の前にある「南の美ら花ホテルミヤヒラ」は横断歩道を渡って徒歩1分。その「ホテルミヤヒラ」が日産レンタカーと縁が深いと聞き、時には一緒に酒を飲み、そして時にはまたまた酒を飲み、ダメ押しで酒を飲みながら交渉した結果、今回の特選企画に結びついたのです♪


今回発売した「【石垣島】WEBスペシャルディスカウント 石垣港からの出発・返却もとっても便利!」プランは、離島ツアーを絡めた石垣島旅行を断然快適にすごせる画期的なプランです。
お客様は「ホテルミヤヒラ」での貸出し、返却が追加料金なしでできるので、さきに触れた①、②、いずれのパターンの旅程でも可能となります。


駐車料金が高く、且つそもそも狭くて停められない離島ターミナルの駐車場問題に煩わしい思いをする事もなく、こんなに近いスポット貸出し、返却サービスを受けられるのですからこんな便利はありません。
他のポータルサイトがどんなに望んでも叶わなかったこの企画。PROが美崎町で煽った泡盛の量だけ思いが詰まった企画ですw


まぁ、自慢はこのへんで止めといて、いずれにせよ八重山旅行を満喫してもらえたらなと思います。
“うりずん”の季節の八重山はいいですよ。 海、文化、芸能、食事、スポーツ等々、すべて愉しめる絶好の季節です。
ご家族、カップル、友達同士で是非八重山にお越しくださいませ♪





INAC神戸レオネッサ 沖縄キャンプ 【ドライブ】

2012年03月27日






2011年は東日本大震災で日本中が悲痛なダメージを受けましたが、そんな中で精神的に大きな希望を与えてくれたのが女子サッカーの「なでしこジャパン」でしたね。
以来なでしこリーグの観客動員も飛躍的に伸び、日本だけではなく東アジアで注目されるスポーツカテゴリーになりました。


その翌年になでしこリーグのチャンピオンチームである「INAC神戸レオネッサ」が当地沖縄県でキャンプを行うのですから、否が応でも沖縄県民はフィーバーしちゃいます♪
初日から2日間ほどは曇天になっちゃいましたが、それ以降お陽さまがふりそそぐお天気が続いています。
空気は少々冷たいものの、本土からやってきた選手たちには暖かいのかもしれません。


そんな訳で、サッカー狂でもない私までキャンプを見学して、TVニュース等でお馴染みの人気選手でもストーカーしてみようとメイン競技場のある読谷村までやって来ました。

場所の「読谷村陸上競技場」はけっこう新しい施設のようで、同じ中部の私も詳しい場所を知りません。googleで検索してみるとどうやら座喜味にあった旧米軍読谷飛行場跡地を開発している場所にあるようで、近くには新しくなった「読谷村役場」や「平和の森球場」、JAおきなわが運営する「ファーマーズマーケット ゆんた市場」等、だだっ広い土地に少しずついろいろな施設が出来はじめています。

たしかに地面は飛行場跡らしき粗いアスファルトの名残りが見られますが、ゆくゆくはこの辺りにいろいろなものができて読谷村の中心地にある気配を見せています。
つくづく基地がある事でガラパゴスのように経済と隔絶されていたんだなぁ... と感じました。


そんな話はさておき、いざ陸上競技場にやって来たのですが、駐車場、道行く人々、周りの喧騒からぜーんぜんそんな雰囲気を感じません。
駐車場から競技場までのしらけた道をてくてく歩いていくと、がーーーーーん!
“本日予定されておりましたINAC神戸レオネッサの午前中の練習は、急きょ「沖縄県総合運動公園 陸上競技場」に場所が変更になりました。云々”の貼り紙が...。

しばし(5秒くらいw)虚脱感に打ちひしがれましたが、そこは自営業の強み♪ 時間の使い方はどうにでもなる沖縄レンタカーPRO(以下、PROと呼ぶことにしますw)はきびすを返して泡瀬(総合運動公園があるところ)に向かう事にしました。(ガッツ!)


   




そんな訳で約35分ほどの延長ドライブ乗り切って、やって来ました「沖縄県総合運動公園 陸上競技場」。
するする。何やら人が集まっている匂いがプンプンします。


満車の駐車場。一般車両から“わ”ナンバーの沖縄レンタカー、選手が移動に利用する貸切バスから報道車両まで。
間違いありません。PROが追っていた獲物はここにいます~。


いそいそと競技場にやって来ましたが、どうやら競技場内は一部メディア以外は立ち入り禁止のようです。
本土から追っかけしてきたサポーターから、サッカーなんて一度も観た事がなさそうな地元のオバちゃんまでフェンスに“かぶりつき”状態。
最近、お肌のハリがなくなってきたPROは、顔にフェンスの跡がつくとなかなか元に戻らないのでさすがに“かぶりつき”はしませんでしたが、望遠もないチャチなデジカメでなんとかかんとか写真を撮りました。


誰が誰だか全然識別できませんでしたが、ゴールキーパーだけはW杯でPKをスーパーセーブ連発した海堀選手だと分かりました。(ホントにどうにか...w)
こりゃ練習終了後のバス乗り込みタイミングしかいい写真は撮れそうもない感じですね。


   




という事で、練習終了後のバス乗り込みの時に沿道にスタンバってお写真タイム。
そりゃぁもう大騒ぎで、川澄選手だとか、大野選手だとか、高瀬選手だとか、田中選手等々は周りからガンガン手とか頭が出てきて全然いい写真が撮れませんでした(悔)

なんとか見栄えがいいのが上の2枚。GKの海堀選手とDFの近賀選手。
けっして二人が不人気選手w というワケではなくて、ホントにたまたまタイミングよくレンズに邪魔が入りませんでした♪


しかし、それにしてもこういうフィーバーを整理するスタッフの姉ちゃんのウルセー事。
“もっと前に詰めてくださいっ!”、“あんな事しちゃダメですっ!”、“こんな事しちゃダメですっ!”ってそんなに怒った口調でいう事ねぇのに。


まぁ、そんなお姉ちゃんも普段はきっといい人なんだと信じて、来年もINAC神戸が沖縄キャンプにやって来ることをPROは祈っちょります。



魚屋直営食堂 魚まる 【グルメ】

2012年03月22日






こういうレンタカー関係のサイトを運営していると時々レンタカーに関係るようでなさげなお問い合わせをいただく事があります。
「○○から××までの移動時間を教えてください」や、
「2泊3日のスケジュールを組んでください」... このあたりまではレンタカーとの関連性はまぁなんとか。

ところが、なかには、
「那覇空港の近くで美味しい食事処を教えてください」なんて質問も。
これなんかは沖縄レンタカーサイトに対する質問じゃねえだろう?

まぁしかし、情報がタダになりつつあるこのご時世では「聞いたもん勝ち」的な感覚は致し方のないところでしょうねぇ(苦笑)


ところが、上述の質問は実際に悩みどころだったんですヨ。
もし私が観光客で、いわゆる“沖縄らしさ”満載のランチを食べるとすると、
1.沖縄のチャンプルー等を出すごくごくフツーの食堂
2.沖縄そば
3.ステーキハウス   等が食べたいと思うのですが、残念ながら那覇空港のある那覇市小禄エリアには自信をもってオススメできる上記カテゴリーのお店は少ないのです。
特に1.の食堂は皆無で、かろうじてある2.3.の店舗はコテコテの観光客狙いで品質とお値段がアンマッチ ...というのが正直な感想ですねぇ。


そんな中、昨年の夏に友人に紹介してもらったお店は“ハッ!”と目が覚める衝撃でした。

このお店はお刺身屋さんが副業で始めた食堂で、先程挙げた「沖縄のチャンプルー等を出すごくごくフツーの食堂」ではないのですが、熱帯魚や解凍もののイメージが強い沖縄のお刺身の印象を打ち破る新鮮お魚食堂。
1.2.3.に拘っていた私でしたが、普段から美味しいお刺身を食べている観光客でも、純粋に“旨いもの”であれば、積極的にオススメしてもいいんじゃないかと意識改革のお店になりました b


 




この日私がいただいたのは「海鮮ちらし @780円」。
新鮮なお魚のお刺身が食べ易い大きさにブツ切りされ、大葉、万能ネギ、炒り胡麻、おろし生姜等の薬味を添えていただきました。
プリプリの触感と酢飯のハーモニーがもうサイコーでした。沖縄でこのクオリティはなかなかこのお値段では食べられませんよぉ♪


他にも、
・マグロ丼・・・・・・・・・・・・・・・500円
・刺身定食・・・・・・・・・・・・・・1,000円
・鮭の親子丼・・・・・1,200円
・魚汁定食・・・・・・・・・・・・・・1,200円
・魚のバター焼き定食・・・・・・・・・1,200円~
・魚の煮付け定食・・・・・・・・・・・1,200円~
・魚まる定食・・・・・・・・・・・・・1,380円     等々豊富なメニューが準備されています。


リピーターが多く、お昼時は行列ができますので少し早目のご来店をオススメいたします。


私は夜も行った事があるのですが、お酒も出していて海鮮居酒屋の雰囲気です。
美味しいお酒と美味しい肴を愉しめますよ b


ちょっと難点は、夜の部は接客がオバチャンなんですけど、昼に比べると接遇レベルがちょいと落ちちゃう事かな。
できればお昼がベターですね。



九州物産展 @パレットくもじ 【グルメ】

2012年03月21日






今回はいつもの沖縄レンタカーネタではなく、観光客は一切関係ないお話です。
なにかっちゅうと我が沖縄県民のデパート「リウボウ」での催し「第19回 九州物産展」(3月20日(火)~28日(水))についてなので。
いわゆるただの喰いしん坊ネタw


つい先週までは「北海道物産展」、その前は「山形物産展」だったので、今月のリウボウは旨いもんだらけ。
もちろん、山形も北海道も美味しいものがたくさんあるのですが、九州7県は7色の食文化があり一度で多様なグルメを堪能できるのですからちょいとボルテージが上がってしまいます。


最近はめっきり私達と行動をしなくなった子供達を放ったらかし、“初日に行かんでなーにが九州物産展バイ?”ってなノリで夫婦いそいそやってまいりました。



博多の「明太子」


熊本の「からし蓮根」


大分の「とり天」


鹿児島の「さつま揚げ」


熊本の「いきなり団子」


「いきなり団子」には長蛇の列




まずは九州の逸品定番の「明太子」。
まぁしかし、私のお気に入りは「椒房庵」は昆布出汁と柚子の香りが秀逸。他の明太子じゃかなわんけん今回は写真だけやね。

続いて「からし蓮根」は私の大好物。
ご飯に良し、肴によしとなんでも来いの熊本名産。しかし、我が家で食するのは私だけなので1個の半分だけで我慢です。

それからウチの長男が大好きな大分の「とり天」。
フライドチキンから手羽先、とり南蛮まで“鶏があれば他に何も要らない”くらいの勢いの坊主のために今回は(大)を購入です。

定番の鹿児島「さつま揚げ」は我が家も実家も嫌いな人がいない人気メニュー。
沖縄の方言で“とぅぶー(和名はトビウオ?)”の濃厚なすり身で揚げた揚げかまぼこも勿論(大)です。

そして今回のメインイベント「いきなり団子」。
展示場内の一番人気は博多ラーメンを実食できる茶店が一番人気だったのですが、それ以外の販売店舗ではこの「いきなり団子」がダントツの長蛇の列でした。
「いきなり団子+芋もち(きなこ)+芋もち(胡麻)+芋饅頭」の人気パックを20分待ちでゲット♪


その他にも九州各地の「とんこつラーメン」や宮崎の「肉巻きおにぎり」、長崎は福砂屋の「カステラ」、佐賀の和菓子各種、等々ほんなこつ九州はうまかもんがいーっぱいタイね♪
予算の都合上、買えんもんもいっぱいありましたw


9日間の開催ですので皆さんもぜひお立ち寄りくだいね b



わったーしまの三角食堂 【グルメ】

2012年03月20日






ここにやって来ると高校時代の部活の合宿を思い出します。
7日間トータル25回の強行合宿。昼食と夕食の1日2回、私達の胃袋を支えたのはこの三角食堂でした。


育ちの違う約30名の高校生が集まれば、食生活、とくに好き嫌いの違いがものすごく、「ゴーヤーチャンプルー」や「中味汁」、「なーべらーんぶしー」等が食べられない奴も結構いました。
好き嫌いがなくても1日4回の練習で疲れた体に大量の食事はなかなかツライもの。「食事残した奴が一人でもいたら10㎞マラソンだぞ(←監督)」と言われ、喉元まで詰め込んだのにマラソンさせられた時はホント泣きが入りましたw


ワイワイガヤガヤと飯をかきこんでいる私達を見ながら微笑んでいるおじちゃん、おばちゃん。
「こんなにたくさんの人数分作るのは大変さぁ~」と言いながらもイキイキしてましたねw


   




4名掛けのテーブルが4脚。20名くらい入りそうな座敷。五叉路の角にある小さな建物を最大限有効活用したつくりになっています。
写真左はお会計と料理が出てくるカウンター。この奥が調理場になっていて、ちょうど三角の建物の角がこの位置です。


この日の店内は平日という事もあって馴染み客が中心のよう。お店に入ってきて配膳のお姉さんと交わす会釈が物語っています。私の後に入ってきたおじさんも「いつもの♪」ってな感じでオーダーをメニューで言いませんでしたw
この食堂に沖縄レンタカーの観光客を呼び込むのはちょいと難しいかもしれませんねぇ。


写真右は店内に飾られていた写生画。桜の季節のものですが、このお店ののんびり感がとても雰囲気が出ていてほっこりします♪







ほんでもって今日私が注文したのは“カツ丼”。一般的に“カツ丼”といえば卵とじ系かソース系のいずれかですよね。
このお店の“カツ丼”はそのどちらでもなく、白メシの上に野菜炒め、さらにその上にトンカツがのっているだけ。
“トンカツ定食”をお膳ではなくドンブリで持ってきたっちゅうん感じですw


まぁ、シンプルなお味だ事。
単調すぎるのでソースをかけないと感触は難しいある意味逸品ですねw


夏になるとゴーヤーやナーベーラー、茄子等の夏野菜を使ったチャンプルーがとっても美味しいお店ですb
皆さんもぜひ一度お試しください。



泊いゆまちで穴場ランチ 【グルメ】

2012年03月16日






すっきりしないお天気ですが、ぬる~い空気が漂っています。
RBCのお天気お姉さんはもうこのまま暖かくなっていくと言ってました♪
来月はクーラーの掃除をしないといけないのでしょうねぇw


ここ数日少々時間がかかるデザイン原稿作りで“や~ぐまい(=家に籠る)”していたので“ネタ”も枯渇気味ですw
あたらしいネタを仕入れに出かけたいのですが、あてもないまま南(=概ね那覇あたりかなぁ... くらいのノリ)に向かいました。


カフェ探訪は浦添市港川で最近やったばかりなので、今日はいわゆる“食堂”系が見つかるといいなぁ... 的な感じ。
国道58号線、浦添市と那覇市が接する勢理客交差点から曙、港町方面に向かうと安謝港(那覇新港)があるので、港湾従事者のワイルドな食堂に出会えるかと期待して曲がってみました。


安謝港入口近辺にやって来ると予想通り港湾内食堂の幟がたっているのですが、中に入って徘徊してもなかなか見つかりません。ていうか敷地が広すぎて見つからないというのが当たっているのかも?
時折“ココをまっすぐ”みたいな案内があるのですが、視界の届く範囲にそれらしお店が見えないのです。
不安と闘いながら進めばもしかしたらあるのかもしれませんが、保守系A型の私は恥ずかしながらも引き返してしまいました(恥)


自虐から早く脱したいため、もう少し南にいった過去にも行った事がある安全パイの泊港「泊いゆまち」に行く事にしました。
先程の安謝港は定期航路の客船と貨物船が中心の港ですが、ここ泊港は観光客船(*厳密には定期航路ですが、観光性の高い島への航路なので、島民だけではなく観光客の利用も多いのです)と漁船が多いですね。
一応、「とまりん」という客船エリアと漁港はちょっとだけ距離を離して共存しています。


   




泊漁港はざっくりと2つの建物から構成されていて、「泊いゆまち」と「仲買人直売センター」に分かれています。
「泊いゆまち」の方は築地でいうと場外市場に近く、一般消費者向けの施設。地元県民や観光客が主なターゲットです。
実際、港内の駐車スペースには沖縄レンタカーがたくさん停まっています。

お昼ちょい過ぎにやってきましたが、市場の中は活気があって買い物客や色とりどりの魚に驚嘆の観光客で一杯です。

お店のおじちゃん、おばちゃん、おにいちゃん、おねえちゃんも朗らかで、観光客を受け入れるためのお愛想も万全です。
私がちょいと残念に思っているのは、“どう考えても沖縄近海で獲れねぇだろう”というサーモンや牡蠣、時には本土の川魚(鮎や山女魚など)まで置いてある事。
もうちょっと沖縄らしさにこだわってほしいなぁ。



  




んでもって、私がやってきたのは「仲買人直売センター」の方。「泊いゆまち」が場外市場ならコチラは場内市場ですね。
まぁ、だからといって一般消費者に対して売っていないという事ではなく、“勇気があるなら”ここでお買い物も全然大丈夫ですよ。


「泊いゆまち」が鉄筋コンクリートの近代的な建物に対し、こちらは“長ぇプレハブだなw”って感じの古~いヤツ。
それでも長い間沖縄の台風に耐えてきたのでしっかりはしてるんでしょうけど、観光客がここに足を踏み入れるのはちと勇気がいるのかなぁw


中に入ると「泊いゆまち」が賑っているのに対し、仲買人たちとの商売を終えて既に終了モード。ひっそりとしています。
「泊いゆまち」の店舗もここで買って、それから店先に並べているんでしょうね。(沖縄以外の魚は別として...)
同じ市場でも時差がある感じです。




 




ここのほぼ中央部分に「パーラー夕月」という食事処があって、間仕切りはなく市場の通路も有効に活用していますw
5名掛けカウンター×2台、4名掛けテーブル×4脚 程度の店構え。
とはいってもこのテーブル。椅子は4脚置かれていますがまず間違いなく4名は座れないくらい小さなテーブルです。


お店の名物は「マグロの漬け丼」ですが、予想通り今日も売切れ。おそらく12時前には売り切れるのでどうしても食べたい方は11時半頃行かないと無理かもしれません。
仕方なくではありませんが、私は好物の「イカスミ汁」を毎回頼んでいます。
酒を飲んだ翌朝なんかはサイコーですよ。本土がしじみ汁なら沖縄はこのイカスミ汁が相性バッチリです b

イカスミ汁はごはんが付いて@500円♪ 写真ではイメージしづらいかもしれませんが、汁もごはんもどんぶりサイズです。
「たったこれだけ?」ではなく、しっかり満腹できますよ。何より素材が新鮮ですので大満足の内容です。


納得の推奨店ですが、 ただしっ!!
通常は仲買人たちを相手に商売をしているお店なので、愛想とか接遇サービスとかはまったく期待しないでください。
セルフサービスのお水のコップがなくなって要求しても「ないっ!」としか言わないくらいですw
那覇の穴場的食事処で美味しい食事をする。これだけを探求する人にしかお勧めできない迷店? です。




散策♪ 港川の外人住宅街 【ドライブ】

2012年03月12日






前々から嫁に「ここ面白いお店がいっぱいあるよ。行ってみたら?」と勧められていました。
港川の外人住宅街。今日初めて知ったのですが、正式には「港川ステイツサイドタウン」というそうです。


空気は冷たいのですが、久しぶりの晴れ。車中で窓を閉めればジワァ~っと汗ばむお天気。
外観を撮る機会が多くなりそうだったのでお天気が良くなる日を待ってました。
計画してから2週間ほどお預け喰らっていたような気がします。


嫁は今流行の“女子会”でとあるカフェを利用したそうですが、そのお店が気に入ったというよりも街づくりにいたく興味を引かれたようです。
中部で育った私にはさほど珍しくもない外人住宅ですが、那覇育ちの嫁にとっては見慣れない建築物と、それをお洒落に再利用しているのがかなり新鮮だったのではないでしょうか。


そんな訳で私も仕事柄、観光客に紹介でいるようなスポットであれば是非にも実地見聞をしなくては ...といざやってまいりました。
ひじょ~に分かりにくい“す~じぐゎ~”から入って、さらに「車はどこに停めればいいの?」ってな感じの街のつくり。
仕方がないのでちょいとニュートラルというかグレーゾーンというか、はたまたホントにここに停めていいのか分からない場所に駐車して散策開始です。


案内板を見ると飲食店だけではなく、ネイルサロンや美容室、タトゥーショップに学童園、一般企業の事務所まで多様な品揃え(店揃え?w)
かなりひしめき合った状態で各店舗近い場所に駐車スペースを割り当てられているようです。
とりあえず昼食でお世話になるお店を決めてあらためて車を移動する事にしました。


何店舗かまわる中で、ある反省が...。
そう、今日は月曜日。定休日のお店がけっこうな数あります。そうですよね。週末が稼ぎ時で今日はみなさん休みたいよねぇw
私が好きなエスニック系のお店もお休みでしたし、嫁にお土産買っていこうと思っていたパン屋さんも...。

そうなると逆にそんな月曜日に営業しているお店はまぁまぁの人の入りです。
おしゃべりの聞こえる店を覗くと見事に満席でした。


奥の方まで行って引き返し、もうすぐ案内板のところまで戻ろうかというポイント。
「あれ、カフェって書いてるけど車1台も停まってないゾ」。珍しくまだお客さんがいないカフェがありました。


お店の名前は「MERCI CAFE(メルシー・カフェ)」。メニューボードには“今日のランチ 自家製ソーセージプレート”。
いいじゃないですか! そもそもカフェなんてお洒落な食事処が似合わない風貌の私。他にお客さんがいないのはどちらかというとウェルカムですw



MERCI CAFE

自家製ソーセージと玄米のプレート 




オーダーしてまずはハーブティーが。
ハーブによっては苦手なものもあるんですが、お味の方はなかなかイケます。むか~し、町や~ぐゎで売っていた赤いアメリカ製のガムの味がしました。懐かしい♪
お姉さんがこのハーブティーを持って来てくれた時、ハーブの説明をさえぎって私が質問しちゃったもんだから何のハーブかわかんなくなっちゃったw


ほどなく沖縄レンタカーでやって来た赤ちゃん連れの若いご夫婦が来店。
どうやら奥に個室があるらしく、テーブル席ではツラい赤ちゃんがいるのでお姉さんの方からオススメしていました。
こういう気配りのできるお店ってなんかウレシイですよね。


さぁ、メインのプレートが登場。う~ん、バジルのいい香りです。
早速自家製のソーセージから賞味。あら、腸詰めの燻製ではなくアメリカンブレックファストのような成型のみのタイプですね。
ジューシーな脂がほとばしるわけではありませんが、こういう野趣あふれる舌触りとシンプルな味も大好きです♪
バジルはソーセージではなくミートソースから強く香っています。

お米も白米と玄米、フォカッチャから選べるのですが、白米のように甘みがあるよりも、玄米みたいに単純な方がお肉とソースの味と香りを愉しめるような気がします。

他意はありませんが実は一番インパクトがあったのが付け合せのザワークラフト(キャベツの酢漬け)。
浅く漬けてあって日本人にはこのくらいが良いかと。ビールを我慢するのが酷でしたw


この「MERCI CAFE」。帰ってからインターネットで検索すると今年の1月にこの外人住宅街にあらたに仲間入りした新装開店店舗のようです。
まだ宣伝も浸透していないのでしょうが、このお料理と接遇サービスがあれば直にファンが根付いてくると思われます。
駐車場も他のお店よりも多く確保しているようですし、レンタカーのお客さんにはお勧めですね b
このネタ帳を見た観光客が行った時に、地元のOLさん達に場所を取られていると嫌だなぁw




オハコルテ??? ...と読むのかな


タルトの大群w 苺の旬なんですねぇ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆


 自家製のパン屋さん 残念ながら今日は定休日でした




帰りしな、甘い匂いに釣られてタルト屋さんにも立ち寄りました。
こちらは一般的なケーキ屋さんでは見ないような縦型の小さなショーケースにタルトがいっぱい。
時期的に苺のシーズンなんですね。6~7割は苺を使ったものでした。


こちらのお店もこだわりがあるんでしょう。
同じ苺のタルトでも “あまおう” とか “とよのか” とか “さがほのか” といった品種ごとに違ったタルトに仕上げていて、女性がとても喜びそうなお店でした。


店先のお庭にはパラソル付きのテーブルと小屋になったカウンターがあって屋外でタルトを愉しむことができます。
今日みたいにお天気が良ければ甘いものとコーヒーをしながら読書なんておしゃれかも。
まぁ、私には似合いませんがw




島すぱ たぁば~家 【ドライブ】

2012年03月11日






勝連半島から伸びる海中道路。海中とは名ばかりと評する観光客の方々も多いが平面上の“中”という事でご勘弁をw
その海中道路の先には、平安座島、宮城島、伊計島、そして浜比嘉島の各離島が車で渡れるようになっています。


現在はうるま市という2005年に4市町が合併した市名で呼ばれていますが、平安座、宮城、伊計の3島は与那城町、浜比嘉島は勝連町に属していました。
私達が高校生だった頃、遠浅で干潮時にはとても泳げない西海岸の著名ビーチよりも、水量豊富で突然水深が深くなる伊計ビーチの方が人気で、原付バイクの2人乗り数台でテクテクとビーチパーティーにいった想い出があります。


今回やってきたのは海中道路を渡ると最初に足を踏み入れる平安座島。
こちらに沖縄の伝統的な古民家を再生したスパがあるというので見学のためやってきました。


経営はPHGというスパ事業を運営する会社。
南洋リゾートをイメージするスパではなく、敢えてこの沖縄風古民家のコンセプトでやっているようです。



  



近年、この沖縄風古民家の再生事業はけっこう活発になっているらしく、先日ネタ帳で紹介した本部町のちゃんやーさんも宿泊施設として再生されてますね。
私も個人的には近代的なリゾート建築物よりもこちらの方が好きです。


技術が発達するに従って、鉄筋コンクリートの住宅に変遷していく中、沖縄風の古民家の数はどんどん減ってきています。
文明の利器がそこにあればその方向に進んでしまうのは致し方のないことかもしれません。
沖縄風古民家の所有者もこれを残したいという希望を持ちながらも実際の居住空間は新しい様式に移ってしまい、古民家のほとんどは壊さないまでも空き家化している現状です。


家というのは人が住まないとどんどん老朽化してしまうもの。そういう事情の中では宿泊施設、食事施設、またスパ施設等で人間が常時使用している方が維持の面でも有効かと思います。
古民家の中には“とーとーめー(仏壇)”をそのまま残しているところも多く、催事の時には休業して所有者にご利用いただいてしっかり共存を図っているようですよ。

このように古民家の所有者の都合と事業者の思惑がうまくマッチングできている事例として広がりを見せてほしいですね。


私が訪れたこの日は沖縄レンタカーはほとんど停まっておらず、予約も入っていないとの事でした。
これからこういう観光素材がもっと注目されて、駐車場が足りないほど観光レンタカーがやってくるといいと思います。




世界遺産 中城城跡 【ドライブ】

2012年03月09日






太平洋と東シナ海を同時に望むことができる中城城跡。
わった~しま宜野湾市のお隣り中城村にある自慢の世界遺産です♪


小・中・高校で必ず遠足の目的地にあがるこの場所は、慣れ親しんでいるもののその歴史は小学校3~4年の社会の時間に習ったくらい。
実際の歴史そっちのけでこの界隈の人間に浸透している母親のような景勝地です。


という事でちょっとだけ歴史の講釈ですw

14世紀中頃、やまとの世では室町時代に、先中城按司の初代が台城に居城を構え中城城を築き始め、その後一族が数世代にわたり南の郭、西の郭、一の郭、二の郭を築造したと言われています。
1440年、護佐丸が王命により座喜味城から移封、勝連の攻撃に備えて三の郭と北の郭を増築し完成させました。
1458年旧暦8月15日、勝連按司阿麻和利が首里王府軍の総大将として中城城を急襲。護佐丸滅亡後、中城城は王府の直轄地となり、王族又は1469年まで代理者が管理したようです。
1879年、明治政府が「琉球処分」を強行。廃藩置県により琉球は沖縄県となり、1700年代前半に設置された中城間切番所はそのまま一の郭に存続。
その後、1800年代後半に中城小学校や中城村役場の前身である中城間切役場が開設されましたが、1900年代前半に小学校は屋宜に移設、中城村役場は第二次世界大戦において焼失し、城郭内は無人地域となりました。
終戦後すぐに、民政府(琉球側)と中城村自治体を中心とした“中城村協議会”によって城跡の公園計画が進められ、1950年に売店・遊技場・闘牛場・レストランを備えた中城公園として復活。経営は民間企業に移譲されたり、再び中城村(加えて北中城村)に移管されたり、決して安定しているとは言えませんでした。
そうもしながらも2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録。2006年に日本城郭協会より「日本100名城」に選ばれ今に至ります。





上の写真は南の郭の下に広がる“ガンジャーガマ”から望む中城湾。
南は知念、北は勝連の両半島に抱かれ、西海岸のエメラルドグリーンの海と異なり空と同化したスカイブルーの海色です。


こうしてみると南部のグスクロードと勝連城跡とアーチ状になっていて、なにか悠久の歴史を感じさせますね。
残念ながら観光地としてはやんばるの今帰仁城跡、読谷の座喜味城跡ほど名が売れておらず、訪れる観光客も他の世界遺産グスク群の中では少ない方ではないでしょうか(泣)

私が訪れたこの日も大きな駐車場に沖縄レンタカーはほとんど停まっていませんでした。というより駐車場に車がほとんどありませんでした(泣×2)







帰りに中城若松の墓にも立ち寄りました。
中城若松は、安谷屋の若松ともいい、玉城朝薫作の組踊「執心鐘入」(1719年)の主人公のモデルとなった人物。
また、中城若松は尚円王(金丸)と安谷屋ノロとの間に生まれた子どもともいわれた安谷屋城主。のち首里に上り、上間村(現在の那覇市上間)の地頭職に就き「章氏」の始祖となったといわれています。


宜野湾市民としては世界遺産の中城城跡、近接する護佐丸の墓、そしてこの中城若松の墓がセットで観光名所として発展するといいですね。





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