沖縄レンタカーPROブログ

「観光」のネタ一覧

全42件中 (1件 ~ 10件を表示中)

プラザハウス 【観光】

2015年06月19日

 




よし、プラザハウスに行こう!

...と、ふと思い立ったのでレッツゴー。

最近は近隣の大型ショッピングセンターの話題が“宴もたけなわ” ですが、宜野湾で育ったPROが子供の頃のちょっと贅沢なお買い物は、この「プラザハウス・ショッピングセンター」か、胡屋の「一番街」がもっぱらでしたね。


生まれて初めて喰ったマクドナルドもここにテナントで入っていたテナントだし、サーティーワンアイスクリームもここだった。

復帰前、親父は輸入モノのシェービングクリーム(髭剃りの泡)をここに買いに来ていたのを思い出します。


現在では、琉球ゴールデンキングスのホームゲームが沖縄市で行われた時などに晩飯がてら立ち寄るくらいになってしまいましたが、けっこう思い入れのある施設です。






この写真はちょっと驚きですね。

おそらくPROが生まれる前の写真だと思います。(仮に開業直後であれば1957年頃!)


中央の施設が「プラザハウス」ですが、クルマの進行方向に注目。
しっかり右側通行で、施設の造りも相まってさながらアメリカそのものです。


奥の拓けたところは米軍施設のゴルフ場。
そうです。現在の大型ショッピングモールがある場所です。



  




1997年4月に地下2階、地上3階の「フェアモール」を増設し、アメリカの60'sの時代を醸し出していた本館に対して、近年のハワイ的なリゾートモールのコンセプトも加えました。


「フェアモール」の方は建物中央が吹き抜けで自然光が注ぎ込む雰囲気が開放感があっていいですね。



  



お邪魔した時は直営店の「ロジャーズ」さんが、ちょうどフェアをやってましたよ。

ひとつは“60'周年60ウィーク/フィナーレ16日間は16%OFF” というものと、
もうひとつは“オ・ト・コ・ア・ガ・ル!キャンペーン” 。

前者はロジャーズのメンバー限定のフェアのようですが、その日にメンバーになっても大丈夫じゃないですかね?

後者はどうやら“父の日” 向けのものなので、通常の飛び込みのお客様でもノープロブレムだと思います。


いずれにせよ、今週の日曜日(21日)までなので、お父さんへのプレゼントを買っていない方は行ってみてはいかがですか?


PROは靴が好きなのですが、沖縄人には珍しく靴底をすり減らしてしまうくらい歩く方なので、あまり高い靴はめったに買いません。
それでもたま~にしか履かない勝負靴はこちらでお世話になっています。
デザインがとってもカッコイイ靴がたくさん置いてあるんですよね。

沖縄県内でちょっと手に入らないラインナップですよ d(^^






こちらは中部では老舗の中華料理店「月苑飯店」。本格中華です。

週末の夜はちょっと出遅れると座れません。
予約なしでは危険なお店です。


近隣は米軍のファミリーも多く居住しているので、大人数で食べるのが好きなアメリカ人も、大きなテーブルが多いこのお店は利用しやすいみたいです。

地元客だけではなく軍人さんもよく見かけますよ。


PROも県内ツアーの添乗で良くお世話になりました。

旅行会社のバスツアーでは、中部エリアで昼食をとろうと思ったら値ごろ感、品質、安全面からこのお店が旅程に組み込まれることが多かったです。

ステーキとかリゾートホテルのビュッフェとかが続くと中華料理がけっこう新鮮です。
いつも楽しみにしていました♪


今ではバスツアーよりも沖縄レンタカー のほうが移動手段の主流なので、駐車場に停まっている観光バスの数もめっきり減ってしまいました。






こちらはもうすぐ新しいテナントさんが入られるみたいですね。

以前は、中部ではなかなか美味しいフレンチとワインが楽しめるお店でした。


ちょっとググったら、2013年末に休業されて、いま那覇に新店舗オープンの準備をされているみたいです。

次に入るお店も楽しみですね。






コチラのお店も昔からあります。


本屋さんなのですが、英字書籍がたくさん置かれています。

地域柄、外国人のお客様も多いのではないでしょうか。


今回PROも1冊購入させていただきました。
ちなみに英字ではありません f(^^;



  



今回、一番気になったお店が「フェアモール」1Fの「ロジャース・パッセージ(と読むのかな?)」。

これまで外から一見して“コスメ” のお店かと思っていたのですが、一角に“輸入雑貨” のコーナーを見つけました。


・ワイン、・ビール、・スピリッツ(ウィスキー、ブランデー、焼酎、リキュールを除いた蒸留酒) 等々、かなりの品揃えです。


“酔っぱらう事が出来ればなんでもOK!” のPROにはもったいなさそうな逸品がズラーっと並んでいました。


もちろん(w)買っていませんので味見していませんが、個人的に「パトラッシュ」というベルギー産のビールと、なんと読むのか分からない1本3,400円のラム酒が気になっています。

たいした理由ではありません。
「パトラッシュ」ビールは“フランダースの犬となにか関係あるのか?” という事と、ラム酒の方は“こんな上等なラムをラムコークなんかで飲んだらバチがあたるんだろうなぁ...” という事。

スイマセン。教養がなくて f(^^;




  



他にも、世界中の茶葉、パスタやパスタソース、オリーブオイルやビネガー等も見た事ない銘柄たくさん。


4番目の写真は清涼飲料水(コーラやレモネード、ジュース)は1本500円とか ∑(@_@;)
お店の方に聞くと、納入業者さんが“県内で扱っているのはここ以外だったらホテルくらい。” との事。


う~ん、飲んでみたい。(他人の金でw)






こちらは「フェアモール」2Fのカフェ。

今人気のパンケーキは女性にウケそう。

ランチメニューを見ると、それ以外のお料理もしっかりしているみたいです。






「ロジャーズ・キッズ」なんてのもありますね。

外人さんが好きそう。


子供達が小さかった頃は親も買い揃えるのが楽しかったけど、今では大きくなりすぎて...。






このお店は店名も知れ渡ってるし、人気店ですよね。

ウチも夫婦で時々ランチしに来ますし、アンマー(母親)も毎月ここで模合やっているそうです。


お値段と品質のコストパフォーマンスがいいですし納得のお店でしょう。

席数も多く、大人数での食事会やご宴会でも使いやすい♪





  



館内の某ショップのスタッフさんオススメ。「本場インド料理の店 クリシュナ」。


PROはまだ食べたことがないのですが、どんどんお客さんが入っていきます。人気店のようですね。

インド人なのかウチナーンチュなのかちょっとわかりづらい濃いめのオジちゃんw が一生懸命ナンを焼いています。


メニューを見ると案外安くない。こりゃマジで本格インド料理かも。

スパイスたっぷりのエスニック料理が大好きなPROには魅惑の館です。


こちらも近日中に嫁の金で食べに行こう!
もう注文もシーフードセット(@2,200円)決めました。






で、結局なにを喰ったかというと、「セニョール・ターコ」のインチラーダ+コーラ小=@820円。

ね。エスニック好きでしょ? くゎっちーさびたん (^人^)♪






〒904-0023 沖縄県沖縄市久保田3-1-12
TEL 098-932-4480 年中無休(10:00~20:00 ※各ショップにより営業時間が異なります。)



よへなあじさい園 【観光】

2015年05月27日

 




梅雨も一休みかな? ...てな感じで青空が覗いています。

これ幸いとちょっと遠出して、以前から行ってみたかった本部町の「よへなあじさい園」にお邪魔しました。


こういう風に写真を撮ってネタ帳を更新している経験上珍しいケースなのですが、あじさいの写真はやっぱり雨でしっとり濡れている風景が趣深いですよね。

プロのカメラマンさんでしたら雨の中でも美しく撮れる技術をお持ちなのでしょうけど、PROのような素人ではやはり雨中でナイスな写真を撮るのは至難の業。

そんな葛藤もありながらの遠征でした。






今では道路も整備され、「美ら海水族館」(国営沖縄記念公園)に行く際には国道449号線で本部半島に沿ってクルマを進める方も多いと思いますが、PROとそれ以上の世代の感覚ではこの449号線(当時は国道でなかったような気が...)は石っころの多くて終始クルマがガタガタ揺れる悪道だったので、名護市字為又経由の通称伊豆味街道を通って行くのがスタンダードでした。

また、なにより途中にセメント採掘場があって粉塵がひどく、赤土ということもありとにかくクルマが汚れる。
雨なんか降ったらそりゃもうクルマが可哀想になるくらい。


「よへなあじさい園」はそんな伊豆味街道の途中にあります。


為又交差点を過ぎると約500mおきくらいで下の写真のように手づくりの案内板が登場しますので、初めての方でも迷うことなく目的地にたどり着けると思いますよ・



  




駐車場は乗用車用が約35~40台、バス専用が約5台といったところでしょうか?
駐車場のキャパシティはPROの期待以上だったのですが、それでもお昼前に到着したら乗用車用はほぼ満車でした。

入れ替わりのお客様がいらしたので運良く停める事が出来ました。

沖縄 レンタカー の観光客らしきお客さんもたくさんいました。

驚いたのは、中国系の外国人観光客もたくさんいらした事。
けっこう観光業界に長くいますが、感性がマヒしているんでしょうね。
この「よへなあじさい園」については、PROの方が外国人観光客よりも情報収集が遅れているのを痛感しました。

反省デス f(^^;








道路の誘導看板しかり、この券売所しかり、とにかくこの「よへなあじさい園」、手づくり感満載です。

券売所で“なにか案内パンフレットみたいなのありますか?” と尋ねたら、“う、(^^; ” てな感じでゴソゴソ引出しをまさぐり、やっとでてきたハガキ大の大きさの紙が...。

いかにも自宅用プリンターで印刷したような出来栄えだけど、内容はアジサイの写真と地図と入場料とオバアの写真だけ。

いやぁ... 園内の植物の解説とか、あじさいの薀蓄が欲しかったんだけどなぁ... f(^^;


ま、それもご愛嬌。
個人的にはこんな手づくりで、且つアットホームな施設は大好きです。

そんな事を言ってる矢先から、園内を...   え、園内を郵便配達のバイクがお客さんと至近距離をスレ違いながら坂を降りてきました。

スギちゃん風に感想を述べるなら、当然“ワイロドだろぉぉぉお” ですねw






「よへなあじさい園」はもっぱら斜面で構成されていて、順路を進むと丘を見上げるようなロケーションになっています。

今がベストシーズンで斜面一杯に色とりどりのあじさいがびっしりと敷き詰められていました。

なかなか圧巻の風景でしたよ♪



  



あじさいは青色が基調になっており、ところどころに水色、薄紫、白 といったものが織り交ぜられておりキレイなコントラストを描いていました。


また、あじさい以外の植物も植えてあり、とても素敵なアクセントになっていましたヨ。


これだけの花園は作るのも管理するのも大変だろうなぁ...。



園内はシーズンなのでしょうか、ミツバチ多く飛んでいて、せっせと花粉を集めて受粉に勤めていました。

あじさいに夢中になりふと気が付くと順路の途中で独りぼっちになっているなっていて、ちょっと冷静に耳を澄ますと蜂の羽音がちょっと怖いなぁ... と感じるほど周りはミツバチだらけでしたw




この赤い可憐な花の名前ご存知の方いらっしゃいませんか?






黄色い花は“ビョウヤナギ”








メディニラ・マグニフィカ




園内には喫茶小屋もあります。

とてものほほ~んとしていて、別になにか飲食物をオーダーしなくても休憩で座るだけでもOKみたいですよ。
いいなぁ、こういうの。


お昼時ですが、そんなにしっかりした食事メニューはなさげです。(ちょっと確認できませんでした)
飲み物とかき氷が中心のように見受けられました。


今日のお天気であれば窓は全開放で心地よい風が絶える事なく入ってきます。
さながら天然のクーラーですね。とても気持ちいい♪





  



喫茶の傍ではあじさいの鉢植えも販売していましたよ。
育てるの難しいのかな? ちょっと興味あり。






入園料は、(大人)300円 (小中高生)100円。

あじさいの見頃は5月中旬から6月中旬がベストシーズンです。

雨天でも“梅雨を愉しむ” 雰囲気を味わえると思いますので、雨で旅程がちょっと残念になっちゃったら是非こちらでリカバーリーしてみてください。






〒905-0221 沖縄県国頭郡本部町字伊豆味1312
TEL 0980-47-2183
*営業について シーズン中は無休、時間も明るい時間帯はオープンしています。


福州園 【観光】

2015年04月27日

 




近年、沖縄もたくさんの外国人観光客がやって来るようになりましたが、その中でも多くを占める中国・台湾の方々がよく立ち寄る「福州園」について紹介してみます。


「福州園」は、那覇市の市政70周年と、那覇市と中国福建省の省都「福州市」との友好都市締結10周年を記念して1992年9月に開園した中国式庭園です。

園内は中国様式の建築物や景観、植物などが演出されているのですが、設計から施工まで福州市の職人、資材も福州市のものを使用して建設されたそうですよ。








那覇市の“久茂地交差点” という人、クルマ、近代ビルが集中している場所に突然現れる閑静な公園で、“よくこのロケーションの中に同居させたなぁ~” と感心するほどです。


ですので駐車場の確保も難しかったのか、隣接する小さな公園にすこしだけ沖縄レンタカー が停められるくらいで、大型観光バスなどは路上駐車。往来する一般車両はちょっと困っている感じですね。



さてさて、先程の薀蓄に戻るのですが、“なんで那覇市と中国の福州市が友好都市なの?” というところ。

というのも、那覇市はもともと中国ととても歴史的にもつながりが深い場所なんです。


琉球がその昔独立国で、且つ中国(当時は明とかの時代)と朝貢関係にあったことはご存知の方も多いと思います。

首都・首里に近い港町で、久米村(現在の那覇市久米)には“久米三十六姓” と呼ばれる洪武帝の命により来琉した多くの学者や航海士などの職能集団が居住していたそうです。

福建省の閩(びん)と呼ばれる地域の出身が多かったため、“閩人三十六姓” とも呼ばれていたそうですが、この末裔たちは後に中国-琉球間の外交、貿易に従事したり、政治家や学者等も輩出したらしい。

よく聞く“蔡温(さいおん)” さんなんてーのも、“久米三十六姓” の末裔なんですって。






だから、沖縄(というか琉球)が中国の文化や習慣に大きく影響を受けているのは当たり前で、三十六姓の方々の貢献が琉球の発展に欠かせなかったという訳ですから、友好都市になるのもそー不思議ではないお話し。


ちなみに三十六姓は、ホントに36あった訳ではなくて、中国では“36ほどたくさん” という意味らしく、実際は10コちょっとだったみたいです。


蔡氏、 程氏、 鄭氏、 林氏、 金氏、 毛氏、 紅氏、 楊氏、 魏氏、 陳氏、 梁氏、 阮氏、 王氏 といったところがラインナップですが、今では身の周りであまり聞きませんので、どんどんウチナー姓に吸収されていったんでしょうね。 



  



「東冶堂(とうやどう)」の左右にそびえ立つ、写真左が「白塔」、右が「烏塔(うとう)」。

写真では日の当たり方でちょっと分かりづらいのですが、「白塔」は白く美しく、「烏塔」は黒く荘厳な感じがします。


その下の写真が「東冶堂」。

実際に福州市にも存在する建築物だそうで、福州の人が郷土の景色を思い浮かべるシンボリックな建物との事。


PROが本土に行った時に沖縄風居酒屋を見つけると故郷を想っちゃうのと同じなんでしょうね。

え、ちょっと違う?



  



園内で2番目の大きさなんですが、“閩人” が故郷への想いをはせる水景「桃花渓(とうかけい)」。

池のカメさんものんびり遊泳中。



  



「知春亭(ちしゅんてい)」とその傍に割くピンクの花が綺麗でした。

PROは最近花を愛でる感性が出てきたのですが、勉強不足で花の名前まで分かりません。
どなたかこの花の名前知りませんか?



  



PRO個人的には福州園のクライマックス的な存在だと感じた「冶山飛泉(やざんひせん)」。

これも実際に福州市にある名勝「冶山」とその水景を表現しています。

傍に架かる「飛虹橋(ひこうきょう)」から見上げるダイナミックなアングルです。

上にある「冶亭(やてい)」から見下ろすのとどっちが迫力あるかな?






もう少し先の「仙橋(せんきょう)」から遠めのアングルからの「冶山」。

こちらも名前がわからないのですが、水辺の紫色の花が印象的でした。

あやめ?



  



今、沖縄観光はちょっとした転換期を迎えています。

これまで入域の中心だった東京、大阪などの国内観光客は人口減少などにより拡大路線とはなりにくい現状。

それに対し、著しい経済成長による台湾人や中国(大陸)人の余暇消費地として他の観光地と競争していかなくてはなりません。


それだけではなく、同様に成長路線に入ったインドネシア、マレーシア、タイ等の東南アジア諸国のお客様がまたその次にやってくるでしょう。


言葉が通じない外国人観光客が沖縄旅行に満足していただけるようなハードやソフトを構築していかなくてはなりませんが、特にソフトは気持ちさえしっかり取り組めばハードに負けない魅力となるので、“う・とぅ・い・む・ち(おもてなし)” を常々意識して沖縄レンタカーPROをブラッシュアップしていかなきゃなりませんね。





〒900-0033 沖縄県那覇市久米2-29-1
TEL 098-869-5384
営業 09:00~18:00(水曜定休 ※但し、水曜日が祝日の場合は翌日がお休み)
入園料:無料


 

世界遺産 座喜味城跡 【観光】

2015年02月28日

 




PROの長男が5歳くらいの時に家族でドライブがてら遊びに来て以来だから、15年くらいご無沙汰しているかもしれませんねぇ。
ちょっとお天気が不安定でしたが、頑張って読谷村の世界遺産「座喜味城跡」までやって来ました。


午後1時半ころには到着したのですが、生憎到着直前に小雨から少し雨脚が強くなり、とても写真を撮れるコンディションではなくなっちゃいました (T0T)

しかし、ここまで来てなんの成果もなく帰るのはもったいない。
西の空には雲の切れ間も見えるので、歳をとって少し気が長くなったPROはちょっと待ってみる事にしました。
(というよりも腹も膨れタ状態でロングドライブだったので、テイク・ア・ナップ したかっただけかもw)



  



浅い眠りで待つ事約40分。(フツー、サラリーマンではこんな時間のロスは認められないだろなぁ~...)

雨は上がり、青い空もちょこっとだけ覗いているし、駐車場には大型の貸切バスもやって来ていました。

何が嬉しいって、PROが撮影できるようになったことよりも、折角沖縄まで来てくれた観光客の皆さんが、お天気のせいで座喜味城跡を遠目から観るだけ ...という残念な観光にならずに済んだことが良かった、良かった♪


お客さん達の日頃の行いが良かったんでしょうね。

旅行中、天気が悪いのは添乗員のせい。
天気が良いのはお客さんのおかげ ...ってよく言われたわw






当たり前かもしれませんが、15年前に比べるとインフラが格段に良くなっていますね。

この駐車場のあたりは石がゴロゴロしていたし、歩道もキレイになってるし、案内板もちゃんと目につくところに掲示されるようになっていました。

団体の貸切バスにも十分な駐車スペースが確保されていますし、沖縄レンタカー をご利用のお客様も安心してお越しいただけますよ。



この読谷村は近年人口増加が急伸していて、現在日本で一番人口が多い“村” となっています。
人口増加の要因は、なんといっても米軍基地の返還に因るものが大きいでしょう。

読谷村は、太平洋戦争で地上戦を繰り広げた沖縄本島の米軍の上陸地であったことからも、戦後米軍の施政下で村の約90%を米軍に接収され、日本復帰時点でもまだ73%を占めており、県内でも大きな負担を抱えていた村でした。

現在では村の約40%まで米軍の占有は減り、読谷補助飛行場後には新しい村役場や中学校、ホールなどの文化施設や複合体育施設、JAの大型ショッピング施設などが移設や新設をして賑わっています。


また、古堅や大木エリアは、返還により嘉手納町から読谷村に抜ける道が整備されクルマと人の流れが円滑化し、イオンタウンを中心として様々な商業施設がどんどん建ち並ぶようになりました。

生活の利便性が向上したわけですから、結果、読谷村に移住してくる方々も多くなり、アパート、マンション、住宅地分譲などがすごいスピードで進んでいます。


こういう実例を見ると、米軍基地の返還は間違いなくプラスに働いていますよね。






リュウキュウマツに囲まれた導線を歩くと、ほどなく「二の郭」の外壁が見えてきます。

この日は2月の下旬でさほどお天気は良くない日でしたが、気温28℃と汗ばむ日で、雲の切れ間から差す日差しをマツ林がちょうどいい塩梅に遮ってくれていました。

ちょっと湿度が気になるけど、暑くもなく、寒くもなく ...で過ごしやすい一日でしたよ。






「二の郭」の入り口傍に、社寺や歴史建造物には定番の“薀蓄” が掲示されてます。

若い頃はこの類が苦手だったなぁ... f(^^;
絶対読まなかったです。

社員旅行などでもガイドさんが一生懸命説明しているのを無視してスルー。
喫煙所を見つけてスパスパ煙草吸ってたなぁ。
とっても失礼。今更ながらガイドさんゴメンナサイ (-人-;)


歳をとるとなんなでしょう?
こういうのを何故かマメに読んじゃうようになりました。

NHKの大河ドラマで、エピローグ的にドラマの舞台となった場所を1分くらいで紹介しますが、時々行った事のある場所が流れると、「あ、ココ行った事ある。なんだ、そういう歴史のある場所だったんだぁ...。もっとちゃんと見学しときゃよかった(悔)。」なんて事が良くあります。






上の写真が「二の郭」に入る時の出入口。

下の写真が「二の郭」から「一の郭」への出入口です。



  




「一の郭」にやって来ました。
まぁ、ここは日本のお城でいう所の“天守” があったところです。

ここは“護佐丸” という人が築城したお城で、尚巴志さんが今帰仁場を陥落させた後、北山を監視する意味で護佐丸を置いて見張らせたとの事です。


この護佐丸は、諸説に今帰仁城主の曾孫だったりとか、後に中城城の築城(改築?)にも関わったりだとか、世界遺産群の複数のお城に関わっており、王様じゃないのに偉い臣下だったんだという事が分かります。

沖縄の有名なお芝居にも登場するですよ。



  



先程の大型貸切バスとは別の団体さんもやって来ました。
写真を撮ってたら追いつかれちゃいましたw


前述で護佐丸の事をあーだ、こーだ言ってたでしょう・
実はこの団体さんをエスコートしていたバスガイドさんの受け売りなんですよ f(^^;

ガイドさんのお話に耳を傾けていると、お客さん達のおしゃべりも聞こえてきます。

東北系、関西系、西日本系 等々、いろいろな地域の言葉が入り混じっていましたので、“共同運行バス方式” という、全国からお客様が集まって、那覇空港からみんな同じバスに乗るパターンみたいです。

こういうスタイルの魅力は、
“あれ、お宅さん、どちらからいらしたとですか?”
“あぁ、ウチらは大阪から来ましてん、でんがなまんがな”
...みたいに、全国の知らない土地から集まった方々が、“袖すり合うも他生の縁” という事で仲良くなったりして、旅行が終わっても連絡を取り合ったり、なんて事もあるんですよ。


沖縄がそういう出逢いの場になるのって、とてもステキだなぁと思います。



  



PROが沖縄の城跡にお邪魔して、一番好きなのが上の写真のような外郭の線を撮る事です。

直線ばかりでもなく、曲線ばかりでもなく、歪な凹凸があったり...。

日本のお城のそれとはまったく違う趣が、沖縄の特別なアイデンティティーを改めて意識できるのかもしれません。



  



沖縄の城跡には手摺がありませんので、郭の辺によっては堕ちると危ないところも。

団体のお客さん達がたどたどしイントネーションの「いっちぇーならんどー」が聞こえてきます。

で、英語の併記を見て“あぁ、そういう意味ね!” って。英語より通じないのか...w



  



城跡のあたりはまた少し曇ってきました。

東シナ海の方は海が暗くなってきましたが、雲間から光が下りてきているようでなんだか神々しい感じです。


城跡のもうちょっと北側はまだ青い空がのぞいています。
展望公園みたいなものがあるので、そこでも別アングルで東シナ海と撮ってみました。

ほぼ同じ時間でちょっとだけアングルを変えただけで、まったく別の海に見えますね。






駐車場のすぐ傍には、「読谷村律美術館」、「読谷村立歴史民俗資料館」も併設されています。

お時間にゆとりのあるお客様は是非こちらもお立ち寄りくださいませ。



追記)
おクルマのお客様はお帰りの際、左側に下りていくと一方通行違反になるのでご注意ください。
ちょっと標識が見逃しやすいです。

PROは今回思いっきりやらかしましたので、すれ違ったクルマにけっこうイタイ視線を浴びせられました。
反省です。








泡盛館 【観光】

2015年01月06日






先日、金城町の石畳に行った時にちょっと覗いてみました。

寒川線の坂道を登り始めてすぐの場所に「泡盛館」があります。

お店の前には3~4台ほどの駐車スペースがありますので、沖縄レンタカー をご利用の観光客でも気軽に立ち寄りできますね。






店内に入るとほのかな泡盛、いえ古酒(くーす)の匂いを感じます。
若い泡盛のそれとは明らかに違う甘い香りです。

ここは酒造所ではないのですが、たくさんの古酒甕を展示しているので、この香りは甕から漂っていると思います。

1階の限られたスペースだけでもかなりの数の展示ですが、入口にいらした宮城館長に勧められて地下1階に降りると、これまた迫力のラインナップでした。



  
こちらの写真は地下1階の様子です



お酒だけではなく、お勉強もできますよ♪

PROは“仕次ぎ”という古酒のブレンドの方法や、14~16世紀の琉球国が中国や韓国、そして東南アジアの各国と交易し、泡盛をはじめとする物資や文化が行き交い繁栄していった様子が興味深かったですね。



  



その他、館内には沖縄の著名人が「泡盛の日(11月1日)」に仕込んだ泡盛や、1本25~30万円するような古酒も見られます。

館長のこだわりは何といっても30年クラスの本格的古酒。
巷の居酒屋等でも古酒が氾濫していますが、それらは3年モノが専ら。

一応、3年モノから古酒を名乗れるのですが、30年モノを横綱に例えると前頭の最下位どころか十両に成りたてのホヤホヤ、いわゆるやっと関取といったところでしょうねw

この泡盛館では玄人好みの横綱級が揃い踏みしていますので、ご興味のある方は是非一度お立ち寄りください。





  






〒903-0826 沖縄県那覇市首里寒川町1-81
TEL 098-885-5681 営業時間 10:00~18:30(火曜定休)



首里 金城町の石畳 【観光】

2014年12月31日






2014年も間もなく終わろうかという29日のお昼時。
今年最後の集金を終えて、首里金城町の石畳に行ってきました。


旅行会社在職中は年末年始に沖縄に大挙してお越しになるパックツアーの補助添乗員として、何度かご案内差し上げた首里の町。
当時は首里城公園をせわしなく見学するのが主流でしたが、今では沖縄レンタカーで自由気ままに近隣の酒造所、散策道を楽しむお客様も増えたようで、日本人のみならず外国人観光客とも結構すれ違いました。

自分のデジカメも写しながら、時折カップルを見つけたら“お二人のところを1枚撮りましょうか?”なんて、PROも添乗員気分を楽しみました♪






今回は、瑞泉酒造傍の小さな駐車場に2時間500円で停めて真珠道という石畳を1本降ります。
ここも一応石畳道なのですが、まだココはいわゆる「金城町の石畳」ではありません。

約2分ほどでこの真珠道が終わり、アスファルトで舗装された道に出ますが、すぐに「金城町石畳」の目印を見つけることができます。





  



40代後半には少々キツい勾配ですが、この趣と那覇の町を見下ろす眺望はナイスですねぇ~。
ここに2本の足で立ち、血液がちょっとだけ熱くなる感覚は、“自分は沖縄人なんだなぁ...”って再認識しちゃいました。



  



石畳の途中にはいろいろとアクセントもあります。

PROの目にまず入ってきたのはこちらのお宅。
ちょっと写真が下手くそなのですが、冬に赤々と咲くブーゲンビリア。
一応沖縄も冬なのですが、青空にとても映えています。

同じお宅の瓦には、ちょっと趣の変わったシーサーも。
う~ん... 40台のPROにはピグモン(ご存じない方はGoogleをご参照w)に見えます。



  



ココは石畳道の中間地点くらいかなぁ。
ちょっとしたお休み処がありました。

大きなガジュマルがこの地の主のようにそびえ立ち、そこに人が集い、人の集いにこれらのお店が生まれてきたような、まるで物語を想像してしまいそうです。

時間に余裕のある方は2時間以上かけてもいいですねぇ♪





  




石畳の終着点(上から降りて行った場合ですが...)には、PROのお気に入りの琉球料理のお食事処があります。
首里殿内(すいどぅんち)というお店ですが、沖縄の宮廷料理と庶民の食事をバランスよく折衷したコースを提供してくれます。

和でもなく、中華でもない、本当に沖縄らしい味を愉しめますよ。


写真はランチのメニューなので、ラインナップもポピュラーなものですし、お値段もお手頃です。

夜は少し高目になりますが、内容は十分値段に見合うものだと思いますよ。


あと、お食事だけではなくお庭も雰囲気良くてお店のクオリティを高めてくれています b



  



今回、真珠道で見つけた「石畳茶屋 真珠」がちょっと気になる存在です。

後にアポイントがあったので立ち寄れなかったのですが、ここからの眺望は間違いなく絶景ですよ。
夕暮れなんかサイコーだろうなぁ~。

さぁ、誰と行こうかな~w



ま、冗談はさておき、このネタが2014年最後の投稿となりました。
どうにかこうにか4期を無事終わります。

沖縄レンタカーPROに貴重なおクルマと魅力的なプランをを提供してくれたレンタカー会社さん。

大切な人との沖縄旅行で、移動手段として当方からレンタカーをお借上げいただいたお客様各位。

皆様に支えられて5期目を迎えられることを厚く御礼申し上げます。

新しい年も皆様にとって素晴らしい1年になりますようお祈りいたします m(^ ^)m







2014-2015 年末年始プラン比較 【観光】

2014年11月08日



沖縄レンタカー



2014-2015 の年末年始プランが揃い踏みしました。
比較に際して検索結果一覧で並び替えすることも可能ですが、各プラン共に借上げ期間によってプラス額のピッチが違うでいちち確認しなくちゃいけないのが面倒臭いですね。

そこで、甚だ簡単ではありますが比較表を作ってみました。


今回は、各社のもっともオーソドックスな以下のプランで比較してみましょう。

■タイムズカーレンタル : 年末年始【沖縄本島】格安びっくり価格♪
(喫煙車プラン)http://rentacar.okinawa-pro.jp/plans/detail/656/
(禁煙車プラン)http://rentacar.okinawa-pro.jp/plans/detail/657/

■トヨタレンタカー : 【年末年始 沖縄本島】LCCターミナルから直接送迎も対応! トヨタの乗用タイプはすべて車種をお約束♪
http://rentacar.okinawa-pro.jp/plans/detail/609/

■日産レンタカー : 【年末年始 沖縄本島】乗用車タイプWEBスペシャルディスカウント さらにここが違う!ホテル配車・乗捨て無料![禁煙車]
http://rentacar.okinawa-pro.jp/plans/detail/642/

■ニッポンレンタカー : 年末年始プラン【沖縄本島】ニッポンレンタカーの車種無指定 年越し割 & お年玉割![禁煙車]
http://rentacar.okinawa-pro.jp/plans/preview/637/

■バジェットレンタカー : 【年末年始】インターネット最安値|高速手続き-ご出発まで15分![スイフト指定]
http://rentacar.okinawa-pro.jp/plans/detail/631/

■フジレンタカー : **沖縄本島** <年末年始>ザ・バーゲンなのに車種確約までOK♪【JALマイル貯まる】
http://rentacar.okinawa-pro.jp/plans/detail/650/


尚、各社年末年始の官房シーズン(一番料金が高い時期)が違いますので、全6社が重複する【2014年12月27日~2015年1月3日】を参照することにします。



各社とも同じようなぺースで料金設定していますし、グラフも小さいからチラ見しただけでは分かりづらいと思います。
ちょっと解説を加えましょう。


このグラフ。自分で作っておきながら真っ先に“?” と思ったのは、グラフが5社分しかない!

でも、なるほど、トヨタレンタカーさんとフジレンタカーさんがまったく同じ料金設定なんですね。
したがって、フジレンタカーの(濃い)青グラフの下に、トヨタレンタカーの黄色いグラフが存在しています。

という事で勘弁してご覧ください。



まず、一見して日産レンタカーとニッポンレンタカーが日帰りから9泊10日まで総じてお高めの料金となっています。

ではお得感のあるレンタカー会社は? というと...

【日帰り~2泊3日】 ※左から安い順
 バジェット > トヨタ・フジ > ニッポン

【3泊4日~6泊7日】
 バジェット > トヨタ・フジ > タイムズ

【7泊8日~9泊10日】
 バジェット > タイムズ > トヨタ・フジ

...ってな感じになっています。


沖縄レンタカーPRO の売れ筋の借上げ期間はというと、まぁ2泊3日~3泊4日 ですから、
まず、ファーストチョイスは バジェットレンタカー!
続いてセカンドオプションは トヨタレンタカーとフジレンタカー!
もしこの3社が満車だったら ニッポンレンタカー or タイムズカーレンタル!   という流れでサイトチェックするとよろしいのではないでしょうか♪



ご参考ください m(_ _)m

泊城公園 ~渡具知ビーチ~ 【観光】

2014年08月22日







暑いですねー。
南国らしく、1日に1度はシャワーのような雨が降りますが、過ぎ去った後はかえって蒸し暑い沖縄です。

夏休みに入って早1ヶ月が経ちますが、県内のメジャーなビーチは地元客、観光客入り混じって大混雑。
歳をとると、夕方ビールを飲みに行く以外は近付きたくないな... f(^ ^;


今日はそんなメジャービーチをよそに、地元客だけでのんびり過ごせるナイスなビーチを紹介いたします。

中頭郡読谷村の渡具知(とぐち)に、泊城公園と同居する「渡具知ビーチ」にやってきました。






この読谷村。あまり知られていないかもしれませんが、“日本で一番人口が多い村”としてとても勢いのある村なんです。

沖縄戦時は、米軍が沖縄本島に一番最初に上陸した場所で、戦後は村土の約95%を接収され米軍基地施設となった県内でも重い負担を強いられた村です。

その後、首長、自治体、村民一体となって努力した結果、現在では約40%程度まで米軍基地施設を縮小させ、「読谷補助飛行場」跡の現読谷村役場エリアや、「トリイ通信施設」の一部が返還された古堅エリアなど、急速に人口や商業施設を増やして目覚ましい発展を遂げています。


今回ご紹介する「渡具知ビーチ」も後述の古堅地区に近接しており、今はまだ地元客だけでのんびり過ごせるビーチなのですが、近い将来県内の他シマンチュ(他所のエリアの人)や観光客で賑わうようになるのは必至のビーチになるかもしれませんね。






駐車場はご覧のとおり、平日とは言え夏休みなのでお昼前には結構入っていますが、別のアングルにもスペースはあるので比較的駐車場スペースは充実しています。

それにしても、県内のビーチでこれほどまで“わ”ナンバーの沖縄レンタカーが少ないのも珍しいですね。



  



地元客がほとんどなので、駐車場のキャパシティの割にはバーベキューを楽しめる東屋の数は少ないような気がします。
まぁ、でも東屋のサイズ自体が他のビーチよりもかなり大きめだから地元の子供会や青年会等にも充分です。

今日もファミリー、グループでバーベキューを楽しんでいます。
子供達も大喜び♪



  




お邪魔した時は干潮時で遠浅の海でした。
スニーカーのままでもリーフの端まで行く事ができ、たくさんのイノー(礁池)にいろいろな生き物がいます。

上の写真は何でしょう? ナマコ? ヒトデ?

外海の向こうには浦添や那覇の海岸線も見えます♪



  



泊城公園の高台にも行ってみました。

日差しは強いですが、ビーチよりも心地よい風が吹いていてなかなか気持ちいですよ。

東シナ海を一望でき、南西の方角には国定公園に指定された慶良間諸島もバッチリ見えます。
水平線もなんとなく丸~く見えるような...?

日差しを避けるのは写真の東屋1軒あるのですが、この日は仲睦まじいカップルがいらしたので、PROはお邪魔なので早々に退散いたしましたw





  




飲食施設もリニューアルを進めていました。

お邪魔した時はまだプレオープンでメニューの数も限られていましたが、もう本格オープンしているはずですよ。

バーベーキューの器材貸出し、食材もここで調達することができます。

バーベキューといえば牛肉がメインですが、ここ読谷村は特産品の“紅イモ”を食べさせて育てた“紅豚”も有名で、あっさりとした味わいの美味しい豚肉もバーベキューにぴったりなんですよ。

是非お試しあれ。



 

より大きな地図で 渡具知ビーチ を表示

〒904‐0315 沖縄県中頭郡読谷村字渡具知228
TEL 098-982-8877

ひめゆりの塔 【観光】

2014年04月02日









今回も先日島尻巡りした時の写真を紹介します。

沖縄観光の定番コースの一つ「ひめゆりの塔」。
まぁ、戦争の悲惨さも醸し出しているスポットなので、ひとそれぞれ好き嫌いがあるでしょう。

修学旅行では外せない感じですね。


象徴的な塔の他には「ひめゆり平和祈念資料館」があり、当時のひめゆり学徒の遺品、写真、生存者の証言映像、南風原の陸軍病院壕の一部や伊原第三外科壕内部を再現したジオラマなどを見ることができます。 ※有料

簡単な“さわり”程度でしたら資料館に入館しなくても敷地内の説明看板でも概要はつかめます。

う~ん、こんな感じでどんどん南に追い詰められていったのね... (TT)



  




さて、この“塔”がある敷地や“資料館”が誰の所有で誰によって運営されているのか?
かるくググったくらいでは詳細が分からなかったのですが、この施設自体には駐車場というものがありません。

約10年前に那覇市内限定で走る鉄軌道「ゆいレール」が定時定速の公共交通として敷設されましたが、沖縄観光の今昔、バス、タクシー、レンタカーの駐車スペースの確保なしに観光スポットは成り立たないはずです。

どうしているかというと、隣接するいくつかのドライブインさんが駐車スペースを提供(無料)して、その代わり“よろしければお土産買ってね。お昼ご飯食べて行ってね。”という関係のご商売が成り立っています。


ま、お客様もそのあたりの事を察していただいて、クルマを停めた際には「さーたーあんだぎー(沖縄風ドーナツ)」の1個でもいいので、お賽銭を落としていってくださいな♪


界隈のドライブインにはいくつかありますが、代表格として2店ほど紹介しておきます。

どちらも大手の旅行代理店としっかりとした契約もありますし、食事も充実、お土産の品質も“キリ”のものをバブリー価格で売ったりしていませんので安心してご利用ください。








まず最初は「優美堂」さん。

このショップで有名なのは「カボチャ入りのさーたーあんだぎー」。
実演販売でいつも揚げたてを提供。
持ち帰りで冷めてももちろん美味しいですが、その場でかぶりつくホヤホヤのあんだぎーは“やめられない、とまらない。”。
*いや、満腹になればさすがに止まりますw

写真をご覧になってわかるように、ネジネジ中尾と嫁の志乃も絶賛です!








もう1店舗は「ひめゆり会館」さん。
こちらも「優美堂」さんと同じく老舗のショップで安心してご利用いただけます。


お邪魔した時は中学校の修学旅行や旅行代理店のツアーバスが多い時期だったので、駐車場係のおじさんも大忙し。
入口には来館予定のバスツアーの歓迎札がたくさん貼り出されていました。


お土産品も新しいアイディア商品も登場しているし、面白いディスプレイもあって見学だけでもなかなか楽しいですよ♪



  





この「ひめゆり会館」さんは、大型バスだけではなく沖縄レンタカーのお客様にも喜ばれそうなサービスを展開してましたよ。

まずひとつは「ドライブスルー」コーナー。
ランチタイムでお腹は空いているものの、スケジュールが押せ押せで時間を取って食事をする事ができないお客様には最適です。

このエリアはファストフード店がまったくないので、“早い”、“安い” 的な食事に困りがち。
少し先にコンビニがあるのですが、こういう環境ですので店内はいつもいっぱいで、食品も売り切れがちなので、満足感はどうしても欠けてしまいます。

そんな時にこのドライブスルーコーナーは重宝しているようです♪




  





もうひとつ面白いのは「パークゴルフ」。

“わざわざ沖縄に旅行に来てまでパークゴルフ?” と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、小さなお子様連れのファミリーでしたらなんとなく分かるはず。

お子さんにとって“戦跡巡り”って絶対面白くありませんよね。
地元だろうが旅行先だろうが、家族一緒に公園の遊具で遊んでいる方がいいんです。

そんな時、ちょっと30分くらいクルマを停めて、のんびりパークゴルフでもいかがですか?
“下手の横付き”でいいので一緒にカップ目指して興じるのも楽しいと思いますよ。








平和の礎 【観光】

2014年03月24日








先日の八重瀬町港川漁港からの帰りしな、糸満市の「平和の礎」に立ち寄ってきました。
10年ぶりくらいかなぁ...。


この施設は1995年6月23日に建立されたもので、軍人、民間人の別を問わず、沖縄人、日本人、従軍させられた近隣のアジア人、そして当時は敵でもあったアメリカ人、すなわち“沖縄戦”で亡くなられたすべての人々の名前を刻んで、世界の恒久平和を願う場所です。

ちなみに、6月23日というのは太平洋戦争・沖縄戦の組織的戦闘が終結した日。
沖縄県では“慰霊の日”として条例で休日にも指定され、県民が「(前略)戦争による惨禍が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者の霊を慰める」日なんだな。

そして、1995年というのは太平洋戦争・沖縄戦が終結してから50周年にあたる日だったのである。

今は2014年だから来年はもう20年経つわけだ。







沖縄県民が亡くなられたご家族を慰霊するために訪れるのはもちろんだが、たくさんの本土からの観光客もわざわざ足を運んで手を合わせてくれます。
なかにはご自分のご家族のお名前を探して本土から来られる方々もきっといらっしゃるでしょう。

駐車場は沖縄 レンタカーがけっこうな数停まっています。
ホント、“わ”ナンバー多いですよ。



  




先程も触れたように、沖縄戦に関わるすべての方のお名前を刻んでいるので、色々な国の方々がここにやってきます。

上の写真のエリアは礎のイントロダクションとでもいいましょうか、自分の目的のお名前がどのあたりにあるのかを検索する場所です。

・もっとも多い沖縄県
・沖縄以外の都道府県別
・アメリカ
・韓国
・台湾
・北朝鮮
・イギリス
...から検索して目的の礎に向かいます。





  





この平和の礎のメインストリート的な中央道を進むと現れる広場と紺碧の海。
今日みたいにお天気の良い日は胸がすくような絶景で、どこまでが太平洋でどこからが東シナ海なのかどうでもよくなる気持ちになります。

今から約70年前。住民はこの岬に追い詰められて命を落としていったというのが信じられません。
あらためて人が人の命を奪う残酷さを戒め、そして今なおこの地球上で争いが絶えない愚かさを哀しく思います。




お! PROの母方のじっちゃんの名前を発見♪




この平和の礎は「県営平和祈念公園」と呼ばれる広大な敷地内にあり、併設で「沖縄平和祈念堂」、「沖縄県平和祈念資料館」という施設も園内にあります。

ともに平和に礎と同じく人気の施設ですので、お時間のある方は是非ご覧になってください。


また、礎の近くには沖縄県以外の本土やダバオといった外国の戦没者の慰霊塔が集まる丘もあります。
ここも見晴らしの良い眺望ですので他府県の戦没者の心を癒してくれている事でしょう。



  









このページのTOPへ