沖縄レンタカーPROブログ

「ドライブ」のネタ一覧

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西原町 幸地グスク 【ドライブ】

2015年06月29日

 




PROのアンマーが入院する病院から西原町や与那原町、南城市の佐敷、知念の眺めが素晴らしい。


沖縄芝居「運玉 義留(ウンタマギルー)」が根城としていたとされる「運玉森(ウンタマムイ)」をはじめ、コンクリート建造物が日々増えていく中でもなお残る深い緑。

緑と共に多くの西原んちゅが暮らすシマ(字)が広がっています。


そんな西原町の公式HPを徘徊していると、いくつかの史跡も見つかりました。

おそらく病院から見下ろす景色の中では緑に埋没しているんだろうけど、今回はそういう小さな歴史を訪ねてみる事にしました。


目的地は「幸地グスク」。
あんしぇ~、いちゃびら。(それじゃ、いってみましょうか)








西原高校前の坂田交差点から首里の鳥堀向けに抜ける県道29号線を幸地公民館に向かって左折。

上の写真のように、思いっきり住宅街の中を進みます。
対向車がきたら譲り合わないと通れないような道。ホントにこの先にグスクがあるのかしら? と不安になりながらよんな~、よんな~♪

予め小高い丘の上にあるとリサーチ済だったので、徐々に高いところに上って進んでいる事だけを信じて進む。
クルマで通っていいのか戸惑う景色になってきました。


登りきると見違えるような拓けた景色。

駐車場ではありませんが、誰もお咎めなしのフリースペースですから好きなようにクルマを停めてオッケーです。
沖縄レンタカー が50台くらい押し寄せてきても大丈夫ですよw

手前には運玉森、奥には知念半島がハッキリと見えます。

下の部分の建築物はともかく、山と海のは琉球王国時代の眺望と何ら変わらなかったんでしょうねぇ。






この幸地グスクは、15世紀の琉球王国時代、熱田子(あったし)という按司が主で、なかなか武闘派の強い親分だったそうな。

近くにある津記武多(チチンタ)の按司としばしば諍いを起こし、最後は滅ぼしてしまったとの事。

その津記武多按司の敵討ちで今帰仁城按司が熱田子に対して兵を繰り出したそうですが、熱田子はそれも退け、後々その子達に滅ぼされたとの記述があるそうです。

なかなかの チューバー(強者)だったみたいですね。


PROもあまり詳しくはないのですが、首里城や今帰仁城跡、座喜味城跡 等の世界遺産の城跡に比べて規模が小さく、どう考えてもこのコブのような丘に建物を建てるのは難しかったのでは? と考えています。

案内板には一番標高が高いところに“主郭” の表記がありますが、どうも“本殿” というものとは意味も機能も違うような。

ここはヘッドオフィスのようなもので親分の寝所や生活空間はなく、子分(兵)達が交代制で出勤してナワバリの警戒に目を光らせ、いざ戦となったら本陣となるような城だったのかなぁと想像します。



  



人の気配が全くないスポットですが、その割には雑草などが伸び放題 ...という訳ではありません。

おそらく町が定期的にメンテナンスしているのだと思います。
郭に進む導線もしっかり確保されていましたよ。


真っ昼間とはいえ、誰もいない史跡の茂みに一人で入っていくのはちょっと緊張しますねぇ (^_^;






先程の案内板にあった“主郭” と思われる地点にやって来ました。

案内板では一番標高の高い場所にポイントが打たれていたのでここでしょう。

現在では“ビージル” という祠? のようなものが設置されています。


このビージルについてググってみると。
“拝所” ということで、幸地のシマの人達が御願(ウグヮン)の時に手を合わせる場所だそうです。

幸地グスクとして機能していた頃からあるのか? 或いは幸地按司の没落後、シンボリックな場所として御願所をここに置くことにしたのか?






ところどころ陽の光が差し込み、思ったほどおどろしい雰囲気はありません。

遊歩道もそれなりに整備されていて、何処歩けばよいのか分からない... という状態でもありません。

夏のこの時期でこうなので、けっこう管理者がマメに手入れしていると思います。


ちょっと大きな蜂を見ましたのでもしかしたらスズメバチの巣があるかもしれませんが、驚かせることなく丁寧に撮影している限りでは何の問題もなかったですよ。



  



「幸地グスクガ-」と呼ばれる井戸の部分にやって来ました。

表示のそばに枯れた(というか埋められた)井戸が二つあります。


戦の時にはこのグスクに多くの人が集まり、長い時間グスクを守っていたのですから、生活の場所ではなかったにせよ水の確保は大事な生命線の筈です。






クルマに戻るともう一つ案内板がありました。

“歴史の道” と題して、琉球王国時代、この幸地グスクの往来の様子が架かれています。


政治の都である首里と中山の中城城を結ぶ経由点のグスクとなっており、行き交う人々が多くここを通ったと記載されています。


当時は尾根伝いに移動したようで右の写真の草がないところが一応道みたいになっていますが、向こうに見える山との間には急勾配の山道(ほぼジャングルw)があり、当時の人達がいかに難儀をして移動していたのかが想像できます。


また、地図を見て初めて気づいたのですが、首里の府からこの幸地までの距離と、ここから中城までの距離はおよそ2.5倍の差があり、西原は首里にものすごく近い重要な間切だったんだなぁと認識しました。


歳をとって思うのですが、こういう古の息吹を感じるのを凄く楽しんでいる自分がいます。

ヤマトの山や川のある風景や、社寺、仏閣を観るのも十分楽しいのですが、沖縄の昔についてひとつひとつ確認していく事は、自身のアイデンティティを確認しているようで、また一味違う趣を感じます。



今回はちょっと観光客向きではないネタになりましたが、自分が何者なのかを再認識した上で、観光情報誌には載っていない魅力もお届けできたなと思います。



  





アクセスはコチラ
※今回はいつも埋め込んでいるGoogle mapに
幸地グスクがマークされていませんでした。
西原町の公式HPにリンクを貼りましたのでご参照ください。

イオンモール沖縄ライカム -2- 【ドライブ】

2015年05月21日

 




前回のネタに引き続き、今日も「イオンモール沖縄ライカム」について書きます。

これだけキャパシティを県内最大の誇るモールです。
地元だけではなく、沖縄レンタカー をご利用になってやってくる観光客も多いわけですから、1回だけのご紹介では怒られますってw


限られた時間しか滞在できませんでしたので、PRO的目線で“おっ!?” っと気になった店舗を少しだけ...。






まず最初に驚いたのが、この「コールド・ストーン・クリーマリー」。 
5月9日(土)にはじめてお邪魔した時に、お客様の列が一番スゴかったです。


“ん? あれは何のお店の行列だ?” と真っ先に目に入ったのですが、近づいて見るとなんとアイスクリーム屋さん。
本土ではけっこう行列ができるお店として有名で、沖縄には初上陸らしいです。

ここからは嫁と娘からの聞きかじりなのですが、手づくり感満載のアイスクリームで、器(カップ、コーン、ワッフルなど)やトッピングが豊富。
お客様一人一人のお好みに合わせてカスタマイズできる“Myアイスクリーム” を提供してくれるそうです。


それから、アイスクリームだけではなく「クーリーズ」というアイスクリームのフローズンドリンクもあって、こちらも大人気だとか。


注文の品を手に取った方のブツをチラ見しましたが、デカイこと、デカイこと Σ(@@;)

たしかに彩りなんかは若い女性に人気が出そうなアイスクリームでした。


娘が物欲しげでしたが、この日は並ぶと相当時間をロスしそうだったので、なだめて立ち去りました。
娘よ、許してくれ。



あ、そうそう。
沖縄限定のスレーバー(?)もあるらしいデス。



  




続いては、“気になった” というよりは“気に入った” お店。


う~ん... 何のお店と言えばいいのかな?
食料加工品でいいと思います。


お店は和のテイストで、取り扱っている商品もほぼ和の趣に添っている感じです。

お醤油や酢などの調味料、干物や珍味、各地の名産品などなど、沖縄ではほぼ見る事がなかった、そうですね... 地方の専門店か、有名な大型百貨店の物産展でしか見かけないようなラインナップです。


一方で、ジャムやパスタソース、ペーストや生ハムなどもあり、和に限らず“こだわりの逸品” をメインに商品構成しているように感じました。






この店舗は行列をつくるというよりも、店内の至るところが人でギッシリ埋め尽くされていて、“おっ! あそこの◯◯美味しそう♪” と目に入っても、そこに辿り着くにはいくつかの人の壁をかき分けて行かなくてはなりません。

各コーナーに試食もありますので、お客様も時間をかけて吟味して選んでいます。
商品の味、クオリティを確認しているというよりも、あれもこれも美味しそうなので、取捨選択、どれをあきらめてどれを買うかを判断しているのが実際だと思いますよ。(実際、PROもいろいろ欲しかったのですが...)






下の写真左側はパスタソース。右側はドレッシングとお酢。

我が家ではドレッシングは使いきってから買いますが、パスタソースなんかは買い置きしておくと便利なアイテムですよね。



  



湯葉のお刺身なんてのも発見。健康に良さそうでいいですねぇ。
お酒の肴(あて)にも合いそう♪


PROはホルモン系大好きなんですが、我が家の女性陣は苦手。
とても魅かれますが、自分一人しか食べないと考えると二の足踏みます (T T)


和ジェラートなんてのもあったのでいただいてみました。

PROは「つぶつぶピーナッツ」というフレーバーを注文。
子供の頃よく食った「ピーナッツバター」のさっぱりした味わいです。 うん、美味しい d(^^



  




結婚して20年の間に8個も枕を買い替えたPROの嫁さん。
肩こり症で朝起きると首が痛いそうです。

過去の枕はすべてPROが“おさがり” 的に使っていますが、今使っている枕も合わないみたいなので早晩私のものになるんでしょうなw


快眠できないというのはツライでしょうから、一度この店にも相談に行ってみますかね。
今年の結婚記念日あたりにお世話になるかもしれません。


え? 私ですか?
10時間以上のフライトでも、エコノミークラスの背もたれを倒すことなく爆睡できます♪



  



はじめて社会人になった時に赴任した街 神戸といえば、ユーハイムやモロゾフ、ゴンチャロフといったお洒落で美味しいお菓子メーカーが多い街で有名でした。

そんな神戸のお菓子メーカー群を向こうに回して競い合う気骨のあるお菓子屋さんというのが、PROのゴディバさんに持つイメージです。


神戸のお菓子屋さんが負けてるとは言わんけど、まぁ確かに美味いお菓子つくりはるわな。(← いつのまにかしらじらしい関西弁w)

という事で、さっき和ジェラート喰ったのに甘いもののお店に入る嫁と娘の気がしれません。





  



といいながらも、PROもチョコリキサー頼んじゃいました f(^^;

沖縄では、「パレットくもじ」と「ハーバービューホテル」でしか食えないんだよなぁ。
中部でも食べられるようになって正直ウレシイ♪









〒901-2300 沖縄県中頭郡北中城村アワセ土地区画整理事業区域内4街区
TEL 098-983-8888 年中無休(2F:08:00~23:00/3F:09:00~23:00)
駐車台数 約4,000台

イオンモール沖縄ライカム 【ドライブ】

2015年05月15日

 




2015年4月25日(土)にオープンしてから2週間が経過した5月9日(土)。
“そろそろ混雑も緩んだかな?” という事で話題の「イオンモール沖縄ライカム」に行ってきました。


ハハハ。スゴイ人。
駐車場はさすがに“2時間待ち” なんてことはなくスグに入れましたが、館内は溢れんばかりの人でした。

やっぱり週末はこんな感じなのかな。
あ。明日が“母の日” ちゅうのもあるのかもしれませんね。


今日添付している写真は5月13日(水)の平日なので、比較的ゆったりと周る事が出来ました。

それにしても、実際に館内にいるお客様は観光客が多いですね。
日本人観光客だけではなく、中国や台湾からのお客様も目立ちます。
店舗のいろいろな案内や表記も中国語が溢れ返り、沖縄らしい国際色豊かなショッピングモールです。





この写真はライカムに向かう前にちょっと寄り道した「EMウェルネスリゾート コスタビスタ沖縄 ホテル&スパ」さん(@北中城村字喜舎場)からの眺めです。

遠目からでも施設の巨大さが伝わります。





敷地面積 : 約175,000㎡
延床面積 : 約160,000㎡(立体駐車場含む)
総賃貸面積 : 約78,000㎡

とにかく広い!


1階の「ライカムスクエア[アクア]」というスペースには「ライカム アクアリウム」と呼ばれる大きな水槽があって、さながら「美ら海水族館」が引っ越してきたみたいです。

これまた、とにかく本格的。
「美ら海水族館」さんと提携とかしているのかなぁ?


おそらくここはお客様が待ち合わせの場所に使ったりするんでしょうね♪





えへへ。はじめて携帯のカメラの“パノラマ機能” を使ってみました。


広さ、お客様の多さも圧巻ですが、聞くところによるとここで働く従業員の方々もチョー多いらしいです。

出店店舗数 : 核店舗 イオンライカム店、専門店数 約220店舗
従業員数 : ショッピングモール全体 約3,000名(内イオンライカム店 約450名)

...との事ですので、雇用の面でも地域への貢献度が高いんですね。


  



お次は、沖縄 レンタカー を生業にしているPROが一番気になるところ。
駐車場ですね。


駐車台数 : 約 4,000台
駐輪台数 : 約 260台(立地法届出台数)


写真は屋外駐車場の“ほんの” 一部。
この日は平日でしたのでガラガラでした。

屋内駐車場も含めると想像もできないスペースを確保している訳ですが、これが2時間待たないと停められないという週末はいったいどんなやねんっ!! って感じですよね。


今回のネタでは、かるく概要だけご紹介しましたが、次回は館内のPROが気になったお店のお写真なども貼り付けますね。






〒901-2300 沖縄県中頭郡北中城村アワセ土地区画整理事業区域内4街区
TEL 098-983-8888 年中無休(2F:08:00~23:00/3F:09:00~23:00)
駐車台数 約4,000台

砂辺馬場公園 【ドライブ】

2015年03月27日

 




とても気持ちの良いお天気でした。
“別りびぃーさ(冬の最後の寒さ)” でこのところ冷え込んでいた沖縄でしたので、陽気に誘われて北谷までおでかけドライブ。

北谷町砂辺にある「砂辺馬場公園」でのほほんタイムです。


まず、沖縄本島中部の北谷町がどんな所かというと、町のど真ん中に米海兵隊基地「キャンプフォスター」と、米軍施設「キャンプ桑江」を抱え込み、それを取り巻くように丘陵部と海浜部でウチナーンチュが生活しています。

海浜部はハンビー飛行場が返還されて目覚ましい発展を遂げており、北谷町経済を牽引するエリアです。


砂辺地区は砂浜よりも護岸が多く、PROの青春時代は夕暮れ時からクルマで乗り付けて、ビールをあおりながら友人や恋人と時間を過ごすスポットでした。(※砂辺海岸といっても実際の番地は宮城)
ウチナーンチュと米軍人がここでは良い交流が生まれていたと思います。(もちろん諍いもありましたが...)

ただ、酒が入ってウチナーンチュ、米軍人問わず“馬鹿騒ぎ” に興じていた面もありましたので、近隣住民の苦情により駐車制限などが設けられ、青春時代の憩いの場はその後人の集いが少なくなっていきました。


どちらかというとPROも騒いでいたクチですので、砂辺住民の皆様にはご迷惑をお掛けしたと反省しております m(_ _)m


現在では、駐車制限はやや緩和され、節度のある憩いの場が形成されているみたいです。

馬鹿騒ぎする事なく、ダイビングやサーフィンなどをマナーをもって楽しんでいますね。



  



さて、今回のメインスポットである「砂辺馬場公園」ですが...。

なぜ“馬場” 公園と呼ばれているのか調べてみました。

結論から言うと...   分かりませんでした ┐('~`;)┌


今時、ネットで検索すれば真偽は別にしてそれっぽい薀蓄が出てきそうなものですが、この「砂辺馬場公園」の名前の由来についてはまったくヒットしませんでした。

北谷町のそれらしき部署に問い合わせてみようかと思いましたが、なんとなく“そこまでするかっ?” という心の声が聞こえましたのでやめましたw (リトルPROの声?)


場所は前述の砂辺海岸の北端を国道58号線方向に右折して少し進むと左手に見えてきます。

駐車場がどうなんでしょう? 約15~18台くらいかなぁ?
人気の割にスペースが少ないので上の写真のように(違法)路上駐車が常態化しています。

これでお隣の野球場で少年野球でもやろうものなら、応援の父兄のクルマで大変らしいですよ。


近隣住民からも苦情が出ているようなので、ご利用はマナーをもってお願いいたします。
(※ネタ帳で紹介しておきながら解決策をご案内できないのは心苦しいのですが...)


お子様連れの観光客にもお勧めしたいのですが、沖縄レンタカー でお越しになる方には不向きなのかなぁ...。






このロケーション。実は“良くも悪くも...” ってところがありまして...。

何時の頃からか、近くに米軍人、軍属専用の住宅街が形成されてしまっているんです。
さながら「リトルアメリカ」ってところかな?


ですので、周りはアメリカ軍人らしき方々、そのご家族らしき方々がワンサカ闊歩しています。
もちろんこの「馬場公園」の利用者も軍人、軍属で溢れ返っています。


この「馬場公園」を利用するウチナーンチュの方々は、“地元の地元” っちゅう訳ではなく、砂辺や北谷の人間はそれほど多くないんです。
ですから、アメリカ人(軍人)が溢れ返っている光景は非日常で、ある特定の日時に2~3時間遭遇するくらいなら別に怖い訳でもなく、逆に物珍しい光景をエンジョイしている温度。


しかし、昔からここに済むまさに“地元の地元” の方々は、自分たちのシマ(地区)にいつの間にか現れた異邦人がどんどん居住エリアを拡大している訳で、さらには群れて我もの顔で歩いている。

夕暮れ時になるとまさにアメリカで良く見られる風景で、ベランダや玄関前でバーベキューセットを持ち出してホームパーティーを夜な夜な繰り広げる。

大人数の体の大きい外国人がビールをあおって大声で談笑しているのを、アナタだったら“ウルサイっ!!” って文句言えますか?


公園での2~3時間ではなく、毎日の生活の中で接する環境としてはフツーのウチナーンチュだったら“怖い” ですよね?

実際にこの生まれシマを捨てて、他所に移って行ってしまった地元の方も多いそうです。






公園に入ってさっそくお馬さんの絵が施された遊具がありました。

結局理由は分からなかったけど、やっぱり“馬” となにかしらの縁があった場所なんでしょうね。





  



遊具はそれほど物珍しいラインナップではありませんが、他の公園にはあまり見かけないなぁ ...と思うのが、

・かなり充実したバスケットコート   と、
・スケボーやローラーブレード、自転車向けのフィールド   がある事です。


このあたりも、やはりアメリカの子供たちを意識した機能を導入しているんですかね?



  



公園内には、「第二次世界大戦 米軍上陸地モニュメント」というものがありました。

ここ北谷町と読谷村との13㎞の海岸線は、1945年4/1の米軍の上陸ポイントです。
北谷町と読谷村には同様の米軍上陸モニュメントが建っています。

13㎞の海岸線に183,000人の米軍兵が上陸し、3日間で中部東西線を遮断したそうです。











てぃーだブログ10周年 てぃーだ大感謝祭2015 @うみんちゅワーフ 【ドライブ】

2015年03月23日

 




2015年3月22日(日)。
嫁は当番出勤、娘は友達と映画を観に出掛けて、やっと二日酔いが治まってきたオッサンは一人でぶら~りドライブに出掛けました。

ま、中部の人間ならこんな時は北谷の砂辺方面なんでしょうね。


ハンビーの中道を通って北に進むと、美浜のちょっと手前あたりから軽い渋滞。
なにかイベントでもやっているのかもしれませんね。

急いでいる訳でもないのでのんびり行きましょう。



美浜も過ぎてほどなく、昨年7月に開業した「ヒルトン沖縄北谷リゾート」が見えきました。
隣接する「北谷フィッシャリーナ地区」になにやら人だかりができています。

ちょっと覗いてみましょうか。






駐車場に入ると何のイベントか分かりました。
『てぃーだブログ10周年 てぃーだ大感謝祭2015』です。


「てぃーだブログ」は、沖縄県民向けの訴求ではナンバーワンのブログサイト。
本土でいうところの、「アメーバブログ」や「Seesaaブログ」と例えれば分かり易いでしょうか?

PROのように観光客に訴求したいサイトではなく、ターゲットを沖縄の地元客に絞ったマーケティングであれば、本土のメガブログよりもこちらの方が間違いなく効果的でしょう。

カスタマイズなどの機能も本土ブログに全然負けていないので、“ホームページを作りたいけど予算があまりない” というオーナーさんであれば、「てぃーだブログ」のブログソースでも十分良いサイトが作れると思います。


その「てぃーだブログ」が開設10周年の感謝祭という事でイベントを催しているようです。






PROが到着した時はちょうどライブが最高潮で、お客さんはお食事やビールを楽しみながら心地よさそうに寛いでいます。

バンドのオニイサン達もノリノリ。“お客さんも楽しんでるけど歌ってる俺らも楽しんじゃうよ~” って感じかな。


出店店舗もブログオーナーであったり、お客様はブログ愛読者であったりと、両方向に“日頃のご愛顧に応えて” って雰囲気が出ていてとても良いイベントだなぁと思いました d(^^



  




出店の目玉はどうやら沖縄初開催! という触れ込みの“からあげ祭” のようです。

只今全国でブームになっているから揚げを、・愛媛、・大分、・広島、・東京、・宮崎、・京都 からの有名全8店舗が、わざわざ沖縄にやってきて自慢の逸品を紹介していました。


もちろんPROもうさがたんどー!!(いただきました)
デカくてちょっと苦労したけどw


それにしてもなんですね。
沖縄では本土ほどからあげブームじゃないと思うんだけど、ちゃんと列ができる店とそうじゃない店があるんですね。
PROなんか情報が乏しいから違いが判らないんですよ。

他のお客さんはどうやってお店を決めるんだろう?
















その他、食べ物に限らず、雑貨や陶器、アクセサリー等、オリジナリティあふれるお店がたくさん出店してましたよ。

とにかく売る方も買う方も皆さん笑顔が絶えません。
とてもイキイキしていました。


蛇足ですが、紅茶好きの嫁さんに“誤発注紅茶” を買ってあげましたw



さて、二日酔いといいながら、からあげ以外にもホットドッグみたいなヤツも喰っちゃいました f(^^;
PROが大好きなラテン系の食べ物です。


“チョリパン” というネーミングでしたが、どうやら“チョリソー” + “パン” との事。
アルゼンチン料理の「あまんかい」というお店が提供していました。

パンパンに太った迫力のソーセージを炭火で焼いて、ちょっと小さめのフランスパンっぽいヤツに挟んで食べます。

赤いソースと緑のソースをお好みでどうぞ。

赤いヤツが辛そうに見えますが、実は緑の方が辛いソース。
赤いのはサワー(酸っぱい)系ですね。

PROは両方たっぷり入れてもらいました。
いっぺー ま~さいびーたん♪





  



あくまでPROの想像なんですが、まずお客さんはあまり観光客はいない模様。
というのは、駐車場に沖縄レンタカー があまり停まっていなかったから。

ただし、出店している方は移住者でしょうか? 本土の方も多かったような気がします。
なぜかって? だって日本語上手なんですもん。
沖縄人にあのキレイなイントネーションは無理でしょうw


その他、地域柄、軍人さんもたくさんいらっしゃいました。





国営沖縄記念公園を探検 ~その3~ 【ドライブ】

2015年03月21日

 




さて、国営沖縄記念公園の隠れた穴場スポットをご紹介するのも3回目ですね。
今回がいよいよ最終回です。


皆さんは「バンコの森」と、「みどりの相談所 植物管理センター」という施設をご存知ですか?
恥ずかしながらPROはまったく知りませんでした。


有名な「美ら海水族館」や「海洋文化館」等は中央ゲートからが最寄りで一番賑わいのあるエリアなのですが、この「バンコの森」と「みどりの相談所 植物管理センター」は公園敷地内のずーっと南端、港側口ゲートに近い場所にあります。

正直、PROがお邪魔したこの日もお客様は人っ子一人いませんでした f(^^;
それだけ、公園内では隠れた(隠れすぎっ!)スポットなので、知っている人は相当の“海洋博公園ツウ” ですな。



沖縄レンタカー 等、お車を来られる場合には、中央ゲートに車を停めると相当歩きますので、「バンコの森」や「みどりの相談所植物管理センター」だけが目的であれば【P1(1番駐車場)】に停めると良いでしょう。

「美ら海水族館」などの有名どころに加えて ...という場合には、通常通り中央ゲート近くの【P3(3番駐車場)】、【P5(5番駐車場)】に停めて、ウォーキングを楽しむつもりで移動してください。
国営沖縄記念公園 駐車場情報






それでは、まず最初に「バンコの森」。

“バンコ” というのは八重山(石垣島など)の鳩間島の言葉で、“(夏などに)風通しの良い木陰や木の上に板場を作り、昼寝や情報交換をして憩うた場所” を指す単語。

この「バンコの森」も文字通り木々がほどよく茂り、子供達が夏でも涼しく遊べるスポットになっています。(まぁ、子供はどうせ走り回るから汗をかくのでしょうけれど...w)


森(広場?)の中心には小さな小屋があり、そこを中心に木製の工夫に富んだ歩道が展開されており、さながら“ぷち” フィールドアスレチック的な要素も魅力的でした。


また、小屋の中は昔ながらの玩具や工作も楽しめ、活動的な遊びよりもちょっと文化的なエッセンスも施されていましたよ。



  



下の写真。これなんでしょう?

PROの浅はかな知識からの検索で恐縮ですが、インドネシアとかマレーシアあたりの竹製の木琴のような楽器だと思いますが...。

とか言って、単なる水鉄砲とかだったりして... f(^^;


フィールドアスレチック的なコースも、傾斜は緩やかだし、大きくバランスを失う事もなさそうな簡易なヤツなので、小さなお子さんでも安心して利用できそうですね♪





  



続いては、「みどりの相談所 植物管理センター」です。
名称から“植物を管理する” のは分かるのですが、一般ピーポーには“植物を管理する” ということ自体が想像できませんよね。

いったい何をするところなんでしょう?


公式HPによると...
『熱帯・亜熱帯植物を活用した都市緑化技術の普及啓発を図るための中核施設として、また、都市緑化に関する様々な情報サービスを行う場等として整備されています。

また、みどりの相談所(館内)にはラン類の培養増殖の過程が見られる無菌操作室、緑に関する講演、講習会等が行われる視聴覚室及びどなたでも気軽に利用できる図書室等があります。

その他、グリーンショック60、ワープドーム等遊びながら植物の学習ができる設備や、植物を身近に感じて触れて、体験できる植物のクラフト作りも毎日開催しています。』

...と紹介されています。


ま、とにかく入ってみましょう!








入ってまず最初の感想は、“うゎ、メチャきれい!” 。
公式HPにあるとおり、一発目の印象は図書館ですね。


図書館は当然静かなんでしょうけど、こちらはそもそもお客さんがいなくて静かですw

でも、PROが恐る恐る階段を下りていくと、目があったスタッフさん皆さんとても気さくに“こんにちわ~” と声をかけてくれました。

静寂過ぎてとてもキンチョーしていたところに、フレンドリーに声を掛けていただいたので、かなりリラックスできました。
ありがとうございます♪






階段を下りてすぐに美しいランがお出迎え。

昔は花を愛でる感性もありませんでしたが、最近は美しいと思えるようになった自分にちょっと驚きです。
嬉しくもあり、(歳とったのかと)哀しくもありw






このランの鑑賞ケースの後ろになにやら“お堅い” 名前のガラス張りの部屋が...。

なになに、「無菌操作室」?

案内板をそのまま読むと、
『植物から組織の一部(生長点など)を摘出したり、あるいは培養して肥大した組織を分割し、移植するなどの作業を行う』お部屋との事。


ようするに植物の研究には非常にデリケートな環境が必要だという事ですね。



  



下の写真でご覧いただけるように、施術の前後、経過段階でもかなり厳重な管理が必要みたいですね。

たくさんのサンプルと、来場者のために分かりやすい展示もなされていました。


文系のPROには理科的な事はさっぱり分かりませんが、拝見させていただいた展示のスケールの大きさだけでも誰も知らないこの場所で、日々尊い研究に携わっている方達がいるんだなぁ ...と感心しちゃいました。



  



一般ピーポーの私達は、世界各地でいろいろな動物が絶滅の危機に瀕しているというニュースをTVや新聞などで目にしますが、実は植物も深刻な状況で、特に美しいながらもとてもデリケートな環境でしか生育しないラン類は、とても厳しい状況にあるそうです。(※一方で新しい品種も改良により誕生しているとの事)


この「みどりの相談所 植物管理センター」では絶滅の危機に直面しているランをはじめとする南西諸島特有の植物の種の保存に取り組んでいる他、強い体質に改善する研究に向かい合っているそうです。


観光客の皆さんは日頃のルーティンから離れてリフレッシュしに来沖いただいているので無理にとは言いませんが、PROはできれば地元のウチナーンチュだけでも南西諸島の大事な種の保全のために頑張っている人達に意識を向ける、こういう施設が存在している事に目を向けて欲しいなと思いました。


ま、あまり騒がしくなって研究に支障が出ては本末転倒ですが、生まれ島の風土を知る、動植物を知る、それを守る人たちがいる、そういうのをちょっとだけ覗きに来ませんか?

そうやってこそ沖縄に愛情が持てるんじゃないかなぁ。









国営沖縄記念公園を探検 ~その2~ 【ドライブ】

2015年03月19日

 




“国営沖縄記念公園を探検” の続編です。

「大石原アンモナイト化石」のすぐ近くにある「アクアタウン」をご紹介します。


ところで皆さん、「アクアポリス」ってご存知ですか?
「EXPO'75 沖縄国際海洋博覧会」のシンボル的なパビリオンの事です。

海中都市をイメージしたパビリオンで、人間が海の中で生活できる世界が広がってました。
昔の人なら“竜宮城”、PROの世代で“海のトリトン(古っ!!)” ってところで、一番人気で長蛇の列だったのを覚えています。


海洋博終了後もこの公園のシンボルとして海上にそびえ立っていましたが、老朽化で管理維持費が莫大になり、2000年頃に中国の上海で解体され、漁礁として海に沈められたと聞いています。


ちょっとセンチメンタルな話になっちゃいましたが、今日ご紹介する「アクアタウン」はこの「アクアポリス」を模して造られた子供用の遊具施設なんですよ。






「熱帯ドリームセンター」の下に位置しており、割と簡単に行く事が出来ます。
しかし、メインの遊歩道からはちょっと死角になっており、気付かない人も多いのではないでしょうか?


PROがお邪魔したこの日のこの時間は利用者は“0”。
空も曇っていたので遊具もちょっぴり悲しげです。


PROの個人的な感想ですが、旅程を駆け足で組んでいる観光客にはなかなか時間を割けないと思うので、どちらかというと地元のウチナーンチュで小さなお子様がいらっしゃるファミリーの方々にはとてもナイスなポイントだと感じます。
沖縄レンタカー のお客様も少しゆっくり沖縄を楽しんでみてはいかがですか?


沖縄記念公園の知人によると、ウチナーンチュにもあまり知られていないのに、あるカテゴリーのお客様には大人気なんだそうですよ。

そのカテゴリーとは...
なんと、米軍の軍人、軍属がお子さんたちを連れてよく利用しているそうです。

米軍には関係者の余暇を充実させるためのリクリエーション機関があり、県内のバスツアーなどを企画しているらしく、この「アクアタウン」は米軍ファミリーには情報が周知されているようです。


たしかに、アメリカ人が好きそうな感じがしますね。



  



横に大型なPROには通れないセクションもありますが、子供達がものすごいスピードで遊ぶ姿が目に浮かびます。


屋上(?)には、無料の双眼鏡が1機設置されています。

かなり遠くまで見る事ができ、左に見える瀬底島ではパラグライダーを楽しむ人たちが見えましたよ。
今日はかなり風が強いけど大丈夫かな?





  



下の写真は「熱帯ドリームセンター」のある高さまで階段を上ったところです。

この“展望ブリッジ(と呼べばいいのでしょうか?)” 。
この高さからこの方向に「アクアポリス」への架橋が繋がっていたそうで、当時を知る人にとっては偲ぶべき面影とも言えるかもしれませんね。


1975年...。 今から40年前の出来事です。






国営沖縄記念公園を探検 ~その1~ 【ドライブ】

2015年03月17日

 




「美ら海水族館」だけが「国営沖縄記念公園」の魅力なないですよ。

もちろん、イルカラグーンの「オキちゃん劇場」や「熱帯ドリームセンター」、「海洋文化館/プラネタリウム」等、名の知れた施設が他にもたくさんありますが、今回はあまり耳慣れない隠れた迷?スポットをPROがご紹介いたしましょう。

それにしてもアレですね。
あまり気にする事ではないのですが、まさにピンポイントで“EXPO'75 沖縄国際海洋博覧会(略して 海洋博)” の時代を育ったPROにとっては、「海洋博記念公園」が「国営沖縄記念公園」と呼ばれるようになってもなかなか馴染まないですね f(^^;


さて、今回の地元ならではのスポットは、「沖縄県指定天然記念物 本部町大石原(おおいしばる)アンモナイト化石」です。
この「国営沖縄記念公園」の園内でアンモナイトの化石が見られるのをご存知でしたか?

特に沖縄レンタカー の観光客の皆さんの場合、限られた時間の中で効率的に旅程をこなさなければならない訳ですから、「美ら海水族館」のある中央ゲート周辺しかご覧になれない。

「大石原アンモナイト化石」は中央ゲートから南に約13~15分くらい移動したところにあります。
位置的には「熱帯ドリームセンター」から少し海岸に下りたところなんですが、坂道の傾斜を緩和するために導線がうねっていてちょっと時間のロスを感じるかもしれません。

アンモナイト化石のある海岸の方から見上げて撮った「熱帯ドリームセンター」が下の写真です。






「熱帯ドリームセンター」下の海岸線に沿った遊歩道を歩いていると、地味~な案内板が現れました。
これですね。「大石原アンモナイト化石」のある場所に到着です。


天然記念物に指定されたのは1974年との事ですのでけっこう古い話ですね。
“海洋博” が開催される前年に指定されたようです。

“本部町が沖縄本島内でもっとも古い地層が分布するエリア” というのも初めてPROは知りました。

以前にも触れましたが、こういう薀蓄もこの歳になってやっと受け入れられる落ち着きが出てきましたw



  



舗装された遊歩道からアンモナイトがある海岸までは約20mくらいの距離でしょうか? ホントに近くです。
遊歩道のところから砂浜が覗けます。

広報には瀬底島も見えますね。



  



藪をくぐって砂浜に出るとなかなか迫力のある景色が広がっていました。
天気は曇り空という程度だったのですが、今日は風が強く波が荒れていて沖縄の海というよりも“冬の日本海” という感じかな?
この程度で荒れていると言ったら日本海沿岸の方に怒られるかもしれませんが...。

左手には瀬底島(せそこじま)、正面に水納島(みんなじま)、右手に伊江島(いえじま)をすべて見る事が出来ました。


砂浜にはあまり沖縄の海岸線では見かけない無骨な重い色の岩がたくさん切り立っています。
薄くスライスされた岩が斜めに突き刺さるように拡がっており、さながら巨人がヒョイヒョイと砂浜にばら撒いたような雰囲気でした。

これも自然の波の浸食によってできたとおもうと不思議ですねぇ。



  



お目当てのアンモナイト探し開始です。

正直に言います。メチャ大変でした(疲)


岩とアンモナイトがまったく同じ色で保護色になってます。
でもって、どんぶり位の大きさをイメージしていたのですが、ここに残っているのは大体ヤドカリの殻くらいがせいぜい。

たしかにどんぶり位大きかったらこんなところに残ってなくて博物館行でしょうねw

“砂漠で針を探す” とはまさにこの事で、“ウォーリー探せ!” なんて子供の遊びだわ。(いや、子供の遊びでしたw)


だんだん岩のひっかき傷やフジツボまでアンモナイトに見えてきました...(焦)






約40分ほどウォーリーを、 いやもとい、アンモナイトを探しましたが、それらしきもの2個見つけたところでギブアップでした。

これは邪推なのですが、管理人もいないのでこのくらいの大きさの化石なら割と気軽にほじくって持って帰っちゃう人もいるんじゃないでしょうか?
もしそうだとしたら、そのあたりはモラルを考えなおさなきゃいけないでしょうね。


たぶん女性陣はこのカテゴリーは苦手かも。
地理好きお父さんや男の子は何時間いても楽しいかもしれません。

ちょっと岩が気になりますが、大人の方がしっかり見張っていれば、砂浜で小さい子を遊ばせてても楽しいと思いますよ。
とにかくヤドカリがいっぱいでした。



  








垣花樋川(かきのはなヒージャー) 【ドライブ】

2015年03月06日

 




スイマセン。今週は確定申告のクライマックスで4日ほどネタ帳更新を休んでしまいました m(_ _)m

この「垣花樋川(かきのはなヒージャー)」にお邪魔したのも実際は4日前でした。


この日は晴れたり曇ったりのなんだかハッキリしないお天気でしたが、気温は曇っている時でも高めで概ね過ごしやすかったですよ♪


ついでと言っては何ですが、近くの見晴らしの良いカフェでランチも楽しんできましたので、そちらのネタも次回ご紹介したいと思います。





  



「垣花樋川(かきのはなヒージャー)」は南城市に所在するのですが、この南城市は、・佐敷町、・知念村、・大里村、・玉城村 という4つの町村が合併してできた市で、具体的には旧 玉城村に属します。

特に旧 玉城村は今でも古民家が多く、他の自治体に比べると沖縄の昔の風景を見る事ができるんですよ。

上の写真、樋川に下りていく道の入り口なんですが、すぐ傍には赤瓦の上で鎮かにシーサーが見守っているお屋敷があって、なんか癒されます。(壁もコンクリートじゃなかったらもっとかっこよかったのに...。)


今回PROは、南風原町の“兼城(かねぐすく)交差点” から南に進み、県道86号線に沿ってここにやって来ましたが、途中、「琉球ゴルフ倶楽部」の傍を通ると、3月6日から開催される“ダイキンオーキッド・レディーストーナメント” の準備がなされており、“あぁ、またこの季節がやって来たんだな。もうすぐ春だなぁ...。” となんだかワクワクしちゃいましたw



  



樋川に下りていく道ですが、最初は薄暗く、落石防止ネットなんかが張ってあってちょっと躊躇っちゃう雰囲気なんですが、少し降りていくとすぐに拓けて空と海の眩しい“青” が飛び込んできます。

水がせせらぐ音も心地良く、目に耳に気持ちいいスポットでした。





  



案内板を読んでフムフム...。

それぞれの水場に詳しい説明がないのであくまでPROの想像の範囲なのですが、
・二つ目の写真で一番目につく大きな水場が「ンマミシガー(馬浴川)」

三つ目の写真は「ンマミシガー」の下からのアングルで、見づらいですが日本の水流が注いでいます。
・左が「イナグンガー(女の川)」、・右が「イキガンガー(男の川)」 ...でしょう。

「イナグンガー」はこのネタの一番最初の写真にある龍の注ぎ口から流れ伝わっているようです。


これら全体を「シチャンカー(下の川)」という総称で呼んでいる。
こんな感じであっているかしら?



  



「ンマミシガー」のところの生い茂った木々の隙間から太平洋が見えます。

志喜屋漁港を中心に据えると、左には遠く神々の島「久高島」、その中間には海水浴で有名な「コマカ島」、やや右手には陸続きですが「アージ島」、その横に「百名ビーチ」。


もう少し高いところにある「ニライカナイ橋」からのロケーションもいいですが、この時間が止まったような場所から全部丸抱え出来ちゃうような感覚も贅沢だなぁ。






この樋川のすぐ近くには、「垣花城跡」というスポットもあるんですよ。

案内板によると、“城の歴史については、記録や伝承がなく不明である。” とあります。
すなわち、“過去のこのお城の主は誰か分からない” という事です。

世界遺産にも指定された「中城城跡」や「勝連城跡」等々の著名なお城には、「護佐丸」や「阿麻和利」といった城主がしっかりと記録されていますが、沖縄には主がわからない小さな城がたくさんあるんですよ。

特にこの島尻エリアにはグスクロードと呼ばれるほど大小さまざまな城が多く点在していて、素性が分からないからこそ、想像の翼が拡がって楽しいのかもしれません。



下の写真は、“これホントに道なのかな?” と思うほど荒れ果てた石(岩?)を踏みしめて登って行きます。
勾配も急で小さなお子さんやご年配の方はちょっと大変かもしれませんね。

不安ながらも少し進むとほどなく郭かと思われる外壁や、石門らしき人工物が現れてきました。


それほど高い丘ではありませんが、山頂は木が生い茂りとても景色を楽しめるコンディションではありません。

奥の方は“御嶽” でもあるようですし、失礼のないようサラっと見学してお暇いたしました。





  



「垣花樋川」、そして「垣花城跡」。共に近くに“駐車場” と公言している案内はありませんでした。

3枚目の写真にある樋川に下りていく入口の標識のあたりに3台くらい停められるスペースがあり、皆さんそちらを利用しているみたいでした。

まぁ、そんなに人がわんさかしているスポットではありませんので、よほどの事がなければ駐車スペースに困るという状況にはならないと思います。

沖縄レンタカー でお越しの観光客の方もそれほど心配なさらなくてもいいでしょう。


ありきたりの有名観光スポットではなく、ちょっと癒されたいのんびり旅程のお客様に是非オススメです。

その際、休憩にぴったりのカフェを次回のネタでご紹介いたします。お楽しみに。






 

広島東洋カープ 沖縄春季キャンプ2015 【ドライブ】

2015年02月21日

 




プロ野球 春季キャンプ in 沖縄。

別にこのネタ帳でシリーズ化している訳ではありませんが、先日は沖縄市で二次キャンプを張る広島東洋カープを見学してきました。


基本、新庄+亀山時代からトラファンのPROにとって、沖縄キャンプの常連とはいえさほど興味はなかったカープですが、今年はやはり注目せざるを得ませんよねぇ。

なんと言っても8年ぶりにメジャーから日本球界復帰の黒田博樹投手がやって来るわけですから、PROでなくても報道や沖縄市のカープファンが色めきたっているのをビシビシ感じます。


PROもなんだかんだ言いながら、LA.ドジャーズ、NY.ヤンキースという超人気球団で、通算79勝(79敗)の大物ピッチャーですから一度は“ナマ黒田” を観たくなりますよ。



  



「コザしんきんスタジアム」は沖縄市立総合運動場という ・野球場、・陸上競技場、・体育館、・庭球場、・武道場、・弓道場 といった様々なスポーツ施設を有するエリアにあり、正式名称は「沖縄市野球場」。

「コザしんきんスタジアム」はネーミングライツでの名称となります。


駐車場は野球場とは反対側の陸上競技場や体育館のあるエリアにあり、今日はそちらから入って行きました。
普段はプロバスケットボールTKbjリーグの“琉球ゴールデンキングス” のホームゲーム観戦で体育館にはよくお邪魔してます。

予想どおり駐車場はとても混んでいましたが、さほど遠くない駐車エリアで樹木で死角になったところがまばらに空いていました。
あまりに便利な場所なので、不安になって警備員さんに思わず“関係者専用の駐車場ですか?” って聞いてしまいましたw






野球場に向かう道すがら、早速“カープ女子” を発見。
使用している言語(笑)は明らかに沖縄語ではなかったので本土からの“追っかけ” なんでしょうね。

よく見ると、あっちにもこっちにもカープのレプリカユニフォームを着た人がいっぱい。
どちらかというとやっぱり女子が多いですね。
沖縄の女の子でカープのユニフォームを持っている子に遭遇したことがないので、まず間違いなく本土からいらした方々でしょう。

そういえば、さっきの駐車場も沖縄レンタカー がいっぱい停まってたなぁ。

商売繁盛、にふぇでーびる (^人^)







スタジアムに入るとキャンプではお馴染みの光景が飛び込んできます。

どこのチームでも同じような感じなんですが、カープは何となく雰囲気が明るいですね。(あくまで肌感覚ですが...)

お天気がいいからか? 近年常にCS(クライマックスシリーズ)に出場して優勝争いしているからか? それともやはり黒田という大物が帰ってきて今シーズンにかける意気込みが違うのか?






ゲージでは野手組の成長株、いまやカープの主力となった丸選手がかっ飛ばしていました。

近くでは黒田投手と同じく広島に復帰の新井選手がトスバッティングしていましたが、遠目からでも丸選手とのオーラの違いが少し悲しかったです。(トラでも中心選手として頑張ってくれていたので...)



  



そして、広島と言えばやはり投手王国。
“よくも毎年毎年こんだけいいピッチャーが出てくるなぁ(羨)” とローテーションを期待される投手陣は実力派ぞろいです。


左は2年目の大瀬良投手。
昨シーズンのきっちりローテーションを守って二桁勝利。文句なしの新人王。


右は言わずと知れた不動のエース前田投手。
黒田投手がメジャーに移籍後は、広島を支えてきた不動のエースです。


バリントン投手がいなくなったのは痛いけど、上の二人に黒田投手の復帰でしょ。
このところ結果は出てないけど若手の福井投手、巨人から移籍してきて開花した一岡投手あたりも先発になったら怖いし、今シーズンはトラファンのPROも広島には要注意です。






最後の写真は注目の黒田投手。
陸上競技場でのトレーニングを終えて野球場に移動するところに遭遇しました。ラッキー♪

ブルペンは午前中に済ませたらしく、この後野球場でキャンプイン初の会見のために移動したらしいです。


皆さんは日本のプロ野球でどちらのチームがご贔屓ですか?

今シーズンも熱戦を期待しましょう!









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